YU-GI-OH.JPにて2024年6月22日(土)発売『アニメーションクロニクル2024』に収録される【Em(エンタメイジ)】新規カードが8枚公開されました。
それに伴い、2024年7月のリミットレギュレーション改訂で《Emヒグルミ》もエラッタ解禁決定。
OCG化されていなかったカードがカードになるだけでも嬉しいのに、それが現代風に大幅強化されつつヒグルミちゃんまで連れてきてくれちゃった(歓喜)。
ハイマジシャンは予想通りダイレクトアタック可能な3回攻撃になってますねぇ(>_<)
Emトラピーズ・ハイ・マジシャン等エンタメイジ強化8種公開
Emファイヤー・ダンサー
ペンデュラム・効果モンスター
星4/炎属性/魔法使い族/攻1400/守1200
【Pスケール:青6/赤6】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「Em」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
【モンスター効果】
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「Emファイヤー・ダンサー」以外の「Em」モンスター1体を手札に加える。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は500ダウンする。
アニメ版には存在しなかった召喚・特殊召喚対応のサーチ効果が追加!
サーチ筆頭としてはエクシーズやリンク展開が捗る《Emウィンド・サッカー》,《Emウォーター・ダンサー》が挙げられそうですが、それ以外も色々出来て対応力は高そうです。
星4/Pスケール6/炎属性/魔法使い族/攻1400/守1200
①:このカードが戦闘で破壊された場合、このカードを破壊したその相手モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力は500ダウンする。
【ペンデュラム効果】
①:1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ、相手に戦闘ダメージを与える。
他のカードもそうですが、アニメ版からかなり強化された1枚だと思います。
Emウォーター・ダンサー
ペンデュラム・効果モンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻1200/守1400
【Pスケール:青2/赤2】
このカード名の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「Em」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):自分か相手のモンスターの攻撃宣言時、フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示にする。
【モンスター効果】
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「融合」1枚を手札に加える。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、
フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示にする。
アニメ版からの追加点としては、P効果によるセルフ特殊召喚・P召喚に成功した場合に発動できるデッキ・墓地からの「融合」サーチ・回収効果って感じですね。
元々持っていなかった効果を2つも追加した事によりテキストがギュウギュウになってるぜッ!
でも、「融合」カードへのアクセス手段は絶対に必要なのでこれは英断。これなら《Emトラピーズ・フォース・ウィッチ》もちゃんと展開出来そうですね。
星4/水属性/魔法使い族/攻 1200/守 1400
【Pスケール:青2/赤2】
①:1ターンに1度、相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを守備表示にする。
【モンスター効果】
①:このカードが戦闘で破壊された場合、
このカードを破壊したその相手モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを守備表示にする。
Emウィンド・サッカー
ペンデュラム・効果モンスター
星5/風属性/魔法使い族/攻2100/守 0
【Pスケール:青4/赤4】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「Em」Pモンスター1体を対象とし、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●対象のモンスターのレベルを1つ下げる。
●対象のモンスターのPスケールの数値分だけこのカードのPスケールを上げる。
【モンスター効果】
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドにモンスターが存在する場合、
またはフィールドに「Em」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は「Em」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
このカードのレベルを1つ下げる。
(3):1ターンに1度、発動できる。自分フィールドの全てのレベル4の「Em」モンスターのレベルを5にする。
コチラはP効果によるスケール変動効果と自分フィールド全体に影響を及ぼすレベル変動効果の2つが追加された模様。P効果①は「Em」Pモンスターにしかえないのが地味な変更点です。
星5/風属性/魔法使い族/攻 2100/守 0
【Pスケール:青4/赤4】
①:1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つ下げる。
【モンスター効果】
①:相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードのレベルを1つ下げる。
Emカップ・トリッカー
ペンデュラム・効果モンスター
星5/光属性/魔法使い族/攻1200/守1400
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「Em」Xモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをそのモンスターのX素材とする。
(2):自分のEXデッキにカードが加わった場合に発動できる。
自分のEXデッキ(表側)から「Em」Pモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのX素材を1つ取り除き、このカードを特殊召喚する。
その後、フィールドのXモンスター1体の攻撃力は600ダウンする。
(2):X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、自分フィールドのXモンスター2体を対象として発動できる。その内の1体のX素材1つを、もう1体のX素材とする。
コチラはEXデッキからの「Em」Pモンスター回収効果が追加されたのみ。
他のカードに比べると変更点は少なめですが、元々優秀なカードなのでその分変化も緩やかだったって感じですね。ここまで全員4つ以上効果持ってる……【Em】スゲェ集団になりそう。
星5/光属性/魔法使い族/攻 1200/守 1400
【Pスケール:青1/赤1】
①:自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。
【モンスター効果】
①:このカードが手札に存在する場合、
フィールドのXモンスター1体のX素材を1つ取り除き、
そのXモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターの攻撃力を600ダウンする。
②:X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、
自分フィールドのXモンスター1体のX素材1つを対象として発動できる。
そのX素材を自分フィールドの別のXモンスター1体の下に重ねてX素材とする。
Emトラピーズ・フォース・ウィッチ
融合・効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2400/守1800
「Em」モンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの「Em」モンスターは自分のカードの効果では破壊されず、相手はそれらを効果の対象にできない。
(2):自分フィールドに「Emトラピーズ・フォース・ウィッチ」以外の「Em」モンスターが存在する限り、相手モンスターはこのカードを攻撃対象に選択できない。
(3):自分の「Em」モンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
その相手のモンスターの攻撃力は600ダウンする。
アニメ版の効果からほぼそのまま完全再現された1枚。
手を加えなくてもそのままで十分に強い耐性とデバフ効果が素敵な1枚です。
自分の効果で破壊されず対象にも出来ず、相手はこのカードを攻撃対象にも出来ない……
そして、周囲から戦闘で処理しようとすると③効果によるデバフで妨害!
対象を取らない相手の効果では処理されちゃいますが、自分の効果で破壊されないのは色々応用が利きそうで面白いですね。
星7/闇属性/魔法使い族/攻 2400/守 1800
「Em」モンスター×2
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「Em」モンスターは効果では破壊されず、相手の効果の対象にならない。
②:自分フィールドにこのカード以外の「Em」モンスターが存在する限り、
相手はこのカードを攻撃対象にできない。
③:自分フィールドの「Em」モンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、
その相手モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力は600ダウンする。
Em影絵師シャドー・メイカー
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/魔法使い族/攻2600/守1000
レベル5モンスター×3
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除き、
デッキから「Em」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「RUM」魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカードを対象とする効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
EXデッキから「Em影絵師シャドー・メイカー」1体を特殊召喚する。
(3):このカードのX素材が全て取り除かれた場合に発動できる。
自分の墓地から「Em」モンスター1体を特殊召喚する。
元々は同じモンスターを2体並べるだけの効果だったのに……
- 「Em」モンスターを埋葬しながら「RUM」魔法カードをサーチする効果
- X素材が全て取り除かれると「Em」モンスターを墓地から蘇生する効果
―――の二つがサラッと追加。素材重めなので素出しするのはちょっと大変ですが、上手く展開出来ればかなり仕事してくれそうな1枚ですねぇ。
ランク5/闇属性/魔法使い族/攻 2600/守 1000
レベル5モンスター×3
①:このカードが効果の対象になった場合、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のエクストラデッキから「Em影絵師シャドー・メイカー」1体を特殊召喚する。
Emトラピーズ・ハイ・マジシャン
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/魔法使い族/攻2700/守2200
魔法使い族レベル5モンスター×2
(1):X素材を持っているこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分が受ける効果ダメージは代わりに相手が受ける
(この効果は1ターンにこのカードのX素材の数まで適用できる)。
(3):このカードが「Emトラピーズ・マジシャン」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。
ちゃんと顔面に3回殴れる効果になってる!
しかも耐性はX素材を持っている限り永続だし、効果ダメージを肩代わりさせる効果まで!?
強化されてて欲しいなぁ……とは思ってましたが、これは想像以上の強化ですね。
3回攻撃でちゃんとリーサル行けるの偉いなぁ……。
ランク5/光属性/魔法使い族/攻 2700/守 2200
魔法使い族レベル5モンスター×2
①:自分・相手のメインフェイズに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは3回まで戦闘・効果では破壊されない。
②:このカードがランク4以下の魔法使い族Xモンスターを素材としてX召喚に成功したターンに1度、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に3回まで攻撃できる(直接攻撃は1回まで)。
RUM-マジカル・フォース
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の魔法使い族・ランク4のXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、魔法使い族・ランク5のXモンスター1体を、
対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚し、このカードをそのX素材とする。
対象に指定が付いた代わりに戦闘で破壊される条件が取り外されてる!
速攻魔法の「RUM」1枚からランク5の魔法使い族エクシーズモンスターが出てくるって流石に破格な性能ですね!
シャイニング対象で発動してアンブラル特殊召喚とかしてみたいなぁ……。
①:このターンに戦闘で破壊され自分の墓地へ送られたXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、
そのモンスターよりランクが1つ高い魔法使い族Xモンスター1体を、
対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚し、
このカードを下に重ねてX素材とする。
Emヒグルミのエラッタ解禁について
長年禁止されていた《Emヒグルミ》がエラッタによって解禁決定!
Emヒグルミ(エラッタ前)
ペンデュラム・効果モンスター
星4/炎属性/魔法使い族/攻1000/守1000
【Pスケール:青5/赤5】
「Emヒグルミ」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示の「Em」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。その後、自分は500ダメージを受ける。
【モンスター効果】
(1):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから「Emヒグルミ」以外の「Em」モンスター1体を特殊召喚する。
↓↓↓エラッタ↓↓↓
Emヒグルミ(エラッタ後)
ペンデュラム・効果モンスター
星4/炎属性/魔法使い族/攻1000/守1000
【Pスケール:青5/赤5】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示の「Em」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。その後、自分は500ダメージを受ける。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから「Emヒグルミ」以外の「Em」モンスター1体を特殊召喚する。
モンスター効果①が名称ターン1になる事でパワーをセーブ。
これなら一安心ですね。
全体的に強化されてますねぇ!
約8年越しのOCG化という事で、全体的にカードパワーはかなり強化されている印象。ヒグルミのエラッタ解禁もあるし、色々楽しめそうですねぇ。
コメント
ヒグルミ復活もありますが相互サーチ可能になったのでダメージジャグラーも今話題のカタパルトタートルワンキルのようはバーン対策として一線級といえますね
こうして見るとヒグルミの効果は完全にターン1の付け方を間違えたことによるバグで、そのせいで紙のEm強化はずっとタイミングを失ってた感はある
猿と違って時代が進んでも強化できない原因の蓋みたいな効果だったから実質上の終身刑になったわけだね
結果的に未OCG化状態だった使用カード自体に現代でも通用するパワーが与えられたのはまあ副産物か
昔のカードの効果忘れてて展開ルートがわからん…
もっとカード増えて~
アニメ見てる時に色んなキャラのデッキを組んでデュエルする度次のパックで新規への期待が高まっていたのにシンクロ次元から途絶えてしまって今日までなかったですからね〜。
今回はランク5や融合といったEXのモンスターを出せるようにする基礎的なカードが優先された印象ですね。未OCG自体来年以降今回と同数来たとしてもまだ弾があるくらい残っている?ので次回以降にも期待。
細かいが今思うとなんでスケール最大値6なんだろう(変化できるとは言え)
シューターしかいないとはいえレベル6いるから7が良かったな
展開ルートが分からんからなんとも言えんけど、マジカルフォースで場のエクシーズからランクアップ出来ないのつらそうに見える
トラピーズをウィッチの融合素材にするのがデザイン上の流れなのかな?融合ない時はグラコン辺りで墓地に送ってって感じ?
影絵師の使い方考えたらアストラルフォースサーチからの対象に発動し幻想黒魔術師ssからの2体目の影絵出しつつ通常魔法使い展開できますね
ブラマジ混合にしようかなあ