『コレクションパック2020』に収録される「機塊」のカード情報が公開されました。
速報に乗る事ができなかったので、今回はゆっくりモードでじっくり解説。
アニメ版よりも強化されているカードもあるし、初動が太くてなかなかいいテーマになりそうじゃないですかね?
…あ、でも、コンセントロールに墓穴するのだけは勘弁な!
ロボッピの夢「機塊」:カード効果チェック
【更新情報】「Vジャンプニュース」更新!
Vジャンプ8月特大号掲載カードを公開!
Vジャンプ8月特大号掲載記事:第1回 『COLLECTION PACK 2020(コレクションパック2020)』収録の「機塊」を公開!#遊戯王 https://t.co/4Vu5AwTTfN pic.twitter.com/89GVjZnlcC
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《電幻機塊コンセントロール》
《電幻機塊コンセントロール》
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 100/守 100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「機塊」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドに他の「電幻機塊コンセントロール」が特殊召喚された場合に発動できる。デッキから「電幻機塊コンセントロール」1体を特殊召喚する。
このカードが無いと始まらないレベルの依存性。
「機塊」モンスターを参照するセルフSS効果、条件付きで同名を特殊召喚するリクルート効果。
②効果を複数回使いたい場合は、《機塊リユース》辺りでデッキに戻してやると良さそうです。
《遮断機塊ブレイカーバンクル》
《遮断機塊ブレイカーバンクル》
効果モンスター
星1/水属性/機械族/攻 0/守 0
(1):自分の「機塊」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、このカードを手札から捨てて発動できる。その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(2):自分フィールドの「機塊」モンスターが効果で破壊される場合、代わりにフィールド・墓地のこのカードを除外できる。
戦闘破壊と戦闘ダメージをカットするナイスな一枚。
墓地に落ちても身代わりにできるので、実質2回守れるカードとして機能します。
《複写機塊コピーボックル》
《複写機塊コピーボックル》
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「機塊」モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードはエンドフェイズまで、対象のモンスターと同名カードとして扱う。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「機塊」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの同名モンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
①効果で「コンセントロール」を対象にとると「コンセントロール」の②効果に繋げやすくなるのが素敵。
②効果で「コンセントロール」を対象にすると「コンセントロール」の②効果に繋がると…(完璧だね)。
《充電機塊セルトパス》
《充電機塊セルトパス》
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/機械族/攻 0
【リンクマーカー:左下/下】
「機塊」モンスター2体
(1):リンク状態のこのカードは、攻撃対象にならず、相手の効果の対象にもならない。
(2):このカードの相互リンク先の自分の「機塊」リンクモンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。その自分のモンスターの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、このカードの相互リンク先のモンスターの数×1000アップする。
(3):1ターンに1度、このカードとは相互リンクしていない自分フィールドの「機塊」リンクモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
リンク状態のセルトパスは無敵!
まぁ、無敵って事は流石に無いですが、攻撃対象にならず効果対象にならないって耐性は中々の強度だと思います。
②効果による打点アップも侮れない数値なので、結構粘ってくれそうな雰囲気はあります。
《ライトニング・ストーム》等の対象にとれない除去は本当に困るので、墓地に《遮断機塊ブレイカーバンクル》を落としておくのは大事ですね。
《計量機塊カッパスケール》
《計量機塊カッパスケール》
リンク・効果モンスター
リンク1/水属性/機械族/攻 0
【リンクマーカー:上】
「機塊」モンスター1体
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1):相互リンク状態のこのカードをリリースして発動できる。自分の墓地から「計量機塊カッパスケール」以外の「機塊」リンクモンスター1体を選んで特殊召喚する。
(2):相互リンク状態ではないこのカードをリリースして発動できる。自分の墓地からレベル4以下の「機塊」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
フィールドから動いてこのカードを経由すればリンク2以上確定な訳か…。
①効果はアニメだと同名も行けたようですが、流石にこの性能なら何の文句も無いですね。
「機塊」にとってかなり重要な一枚になると思います。
《掃除機塊バキューネシア》
《掃除機塊バキューネシア》
リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/機械族/攻1000
【リンクマーカー:右上】
「機塊」モンスター1体
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1):手札を1枚墓地へ送り、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(2):このカードが相互リンク状態の場合、相手のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
(3):このカードが相互リンク状態ではない場合、このカードは直接攻撃できる。
相手の盤面に干渉できるメインウェポン枠。
①はカードの種類を問いませんが、②はメインモンスターゾーンのモンスターのみなので要注意。
《洗濯機塊ランドリードラゴン》
《洗濯機塊ランドリードラゴン》
リンク・効果モンスター
リンク1/水属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:上】
「機塊」モンスター1体
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1):このカードの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。
(2):1ターンに1度、相互リンク状態のこのカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。その相手モンスターを除外する。
(3):1ターンに1度、相互リンク状態ではないこのカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。その相手モンスターを破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
どっちみち戦闘したモンスターをヤルって書いてる殺意枠。
除外が刺さる相手は相互、破壊&バーン目的なら非相互って感じです。
《乾燥機塊ドライドレイク》
《乾燥機塊ドライドレイク》
リンク・効果モンスター
リンク1/炎属性/機械族/攻 0
【リンクマーカー:右上】
「機塊」モンスター1体
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1):リンク状態のこのカードの攻撃力は1000アップする。
(2):自分バトルフェイズに1度、このカードが相互リンク状態の場合に発動できる。このカードを含む自分のメインモンスターゾーンの「機塊」モンスター2体を選び、その位置を入れ替える。このターン、そのもう1体のモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):1ターンに1度、相互リンク状態ではないこのカードが攻撃対象になった時に発動できる。その攻撃を無効にする。
基本的には相互で連パンを狙いに行くカードだと思います。
非相互のランドリーでバーン2発を狙いに行ったり、非相互のバキューネシアでダイレクト2連とかも良さそう。
《機塊リユース》
《機塊リユース》
通常魔法
(1):自分の墓地の「機塊」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
「機塊」専用蘇生札。
「機塊」は蘇生してオイシイモンスターの宝庫とも言うべきテーマなので、ありとあらゆるシナジーが見いだせるはず。
マーカーの関係で相互になれない「セルトパス」ですら、非相互リンク状態の効果を狙えるので活路があります。
何より名称ターン1が無いのが強力ですね。
《機塊テスト》
《機塊テスト》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「機塊」リンクモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのリンク先となる自分フィールドに、自分の墓地からリンク1の「機塊」リンクモンスターを可能な限り特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
「セルトパス」を対象に発動してリンク1を2体蘇生できるカード。
うまく決まれば《剛鬼再戦》のような動きをする組成札であり、「機塊」で重要な相互リンク、非相互リンクのコントロールも容易に行える。
《機塊テスト》が通る時点でリンク4相当の展開となる為、汎用リンク4の採用も視野に入れた方が無難。
《家電機塊世界エレクトリリカル・ワールド》
《家電機塊世界エレクトリリカル・ワールド》
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキからフィールド魔法カード以外の「機塊」カード1枚を手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、自分が「機塊」リンクモンスターのリンク召喚に成功した場合に発動できる。自分の墓地から「機塊」モンスター1体を選んで手札に加える。
(3):1ターンに1度、自分または相手のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。自分フィールドの「機塊」モンスター1体を選び、その位置を他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
「機塊」カードのほぼ全域にアクセスできる一枚。
①でサーチ、②で回収、③でゾーン移動と、テーマサポートとしては100点級のフィールド魔法だと思います。これは文句なしに優秀なカードです。
「機塊」の強み
使用できる外部サポートラインナップが強力
機械族・レベル1・闇属性(一部)という事で以下のサポートの併用が見込めます。
〇《ワン・フォー・ワン》
メインデッキに入るモンスター全てが《ワン・フォー・ワン》対応。コストでモンスターを捨てるのも利点になる構造がある。
〇《機械複製術》
「コンセントロール」以外を対象に使えると良い感じに機能する。最悪「コンセントロール」に使っても良いレベル。
〇《闇の誘惑》
「コンセントロール」「コピーポックル」が闇属性。しかし、実質「コンセントロール」は除外択に入らないので実質1体。他に闇属性モンスターを混ぜるなら選択肢としてはアリなレベル。
〇「オルフェゴール」絡みのサポートが共有できる
《オルフェゴール・クリマクス》で「コンセントロール」をサーチする事ができる。先攻展開を「オルフェゴール」側に委ねられるのもグッド。除外からも回収できるカードなので《闇の誘惑》を採用するなら併用したい。
初動が太くて展開が安定しそう
上記の外部サポートも含め、初動がかなり太い印象。
展開による縛りも発生しないので、柔軟なルート選択がとれそうなのが魅力的です。
《エレクトリリカル・ワールド》はマジで最近のフィールド魔法って感じのパワカですねぇ…。
メインに入るモンスターの薄さは《フォーマッド・スキッパー》辺りに担当してもらうのもアリですねぇ~
縛りが発生しないので展開先は融通が利く
「機塊」をエンジン化するリンクデッキなども割とアリかも?
《電幻機塊コンセントロール》 でランク1を立てる動きとかも一応できるので、ここを活用した面白デッキとかもワンチャン。
「機塊」の課題
先攻にやる事があまりない
先攻でやる事があまりないというか、目指すべき盤面の強度に少し難があるように思えます。
これは次項の「最終盤面」がイメージし辛いにも関わってくる部分ですが、相互・非相互をスイッチして戦う「機塊」の核である《機塊コンバート》が未実装なのは気になります。
「オルフェゴール」や「ドラグマ」で先攻強度を高める発想に落ち着きそうなのが怖いですね。
最終盤面がイメージし辛い
これは《機塊コンバート》をOCG化してくれれば解決する事なので、とりあえず早急に用意( `・∀・´)ノヨロシク
まぁ、たぶん近々のレギュラーパックとかに入るんじゃないかな?…いや、入ってくれないと流石に困る。
墓穴の指名者が致命の一撃になりうる
「コンセントロール」に《墓穴の指名者》って言われるだけで泣いてしまうかもしれない…。
まぁ、これはこの手のデッキ全てに言えることですが、妨害が致命傷になるのは流石にきついですよね…。
サポート周りは本当に優秀だと思います
《機塊リユース》に名称ターン1が無かったり、ナチュラルに2体蘇生するカードがあったり、サーチ・回収を一手に引き受けるフィールド魔法だったり、サポートカード周りは本当に優秀なものが揃っていると思います。
「機塊」をエンジンに据えた機械族デッキとかも割とできそうですし、構築し甲斐のあるテーマな気がしますねぇ~
ただ、テーマとして《機塊コンバート》はやはり必要だと思うので、早急に実装してほしい所です。
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コメント
あ…プロペライオンいないのか…
バキューネシアに大体2枚位割ってくるメインウェポン枠とありますが①と②は1ターンにいずれか1つしか使えないのでは?
ターン1でしたね
失礼しました”(-“”-)”
この流れでディフォーマーきてくれぇ
コンセントロールがボンバーマンに見える。
バキューネシアが闇機械で破壊効果持ち…鋼鉄の襲撃者入れたいけどssしたい機塊がねぇ…
メイン枠が緩く、先攻でランドリードラゴンやドライドレイク立たせるだけで十分睨み利かせるから、星遺物からの目醒めなどバックの充実に努めるのもありかと
個人的にロード・ウォリアー混ぜて使ってみたい
さて、番号的に5D’sからも何かしら収録されそうだけど、誰になるのか楽しみ