【アクアの輪唱|効果考察】超遅い同名カードサーチのノーマルレア!メタファイズでギリ?

コンニチハ!遊戯王の軌跡管理人のきゃすとです。

今日は、2023年4月22日発売『デュエリスト・ネクサス』に収録されたノーマルレアカード《アクアの輪唱》の特集です。―――とは言っても、このカード滅茶苦茶微妙な性能で(馬鹿正直な発言)、特に気の利いた運用方法が見つかりませんでした(白目)。

カードの種類を問わないサーチである点等、良い所はあるんですが、如何せん遅すぎる印象。唯一乗りこなせるであろう【メタファイズ】でもちょっと採用は厳しいかもなぁ……。

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アクアの輪唱|効果考察

通常魔法
(1):自分の手札を1枚選んで除外する。
次の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードの同名カードを2枚までデッキから手札に加える事ができる。相手フィールドにカードが存在しない状態でこのカードを発動した場合、発動したターンの終了時まで自分はこの効果で除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果を発動できない。

収録:【デュエリスト・ネクサス】

■モンスター以外も除外・サーチ可能な点が見所
■サーチ処理が次の自分スタンバイフェイズと激遅
■除外シナジーが前提となるカードだが、相手の場にカードが無いとそれすらも危うい
■冷静に考えて、やっている事は単なる2:2交換

サーチタイミングが圧倒的に遅い!

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード3枚を裏側表示で除外する。
このカードの発動後3回目の自分スタンバイフェイズに、
この効果で除外したカード3枚を手札に加える。

◆これだけ遅いと《予見通帳》の方がいっそのこと良い気もする

除外したカードと同名カードを2枚までサーチ!

―――ここまではまぁ、色々使い道がありそうなテキストですけど、問題はその処理の遅さ!

……発動した次の自分スタンバイフェイズってマジ!?

最近の遊戯王は、遅ければ平気でライン越えしても良いと思ってる節がありますが、このカードは、遅い上にやってることは単なる2:2交換と非常に奥床しい性能に止まっているのが逆にレア!

いや、せめて次のスタンバイフェイズにしてくれぇ……(白目)。

しかも先攻1ターン目に使い辛いという課題を抱える

しかも問題はこれだけでは無くて、その遅さを補う為の除外シナジーも形成し辛いという二段構え!

相手の場にカードが無い状態で発動すると、『発動したターンの終了時まで自分はこの効果で除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果を発動できない』という徹底っぷり。

このテキストさえ無ければ、【サンダー・ドラゴン】や【霊獣】、その他の除外がメリットになるテーマで採用できた可能性もありましたが、これは流石にキツイと言わざるを得ない!

いやまぁ、これが出来たら《ネクロフェイス》とかで滅茶苦茶できたかもしれないけど、それにしてもちょっと警戒され過ぎな気がしますね。

メタファイズと相性良し?というかそれ以外では難しそう?

効果モンスター
星8/光属性/幻竜族/攻2400/守1600
(1):このカードが「メタファイズ」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
フィールドにセットされた魔法・罠カードを全て除外する。
(2):このカードが除外された場合、
次のターンのスタンバイフェイズに除外されているこのカードをデッキに戻して発動できる。
デッキから「メタファイズ・ネフティス」以外の「メタファイズ」カード1枚を手札に加える。
  • 手札のカードを除外
  • サーチ処理は次のスタンバイフェイズ(時間差)
  • 相手フィールドにカードが無い状態で発動すると除外したカードおよび同名カードの効果発動ができなくなる

これら3つの要項を踏まえた上で、乗りこなせるテーマって【メタファイズ】位しかないかも?

【メタファイズ】なら、除外をメリットに出来るし、遅めのサーチも致命的な欠点にはならなさそうだし、先攻1ターン目に発動しても元々スタンバイフェイズに発動するから問題ないし……と、割と現実的なラインで頑張れるかもしれませんが……。

―――でもまぁ、わざわざこのカードを採用してまでサーチしたい同名カードが無いと言えば無いので、やっぱり【メタファイズ】でも微妙な印象は否めませんね(白目)。

手札のカードを除外するという点では、【サンダー・ドラゴン】等も相性が良さそうに見えますが、先攻1ターン目に使い辛いという欠点がある以上、中々採用には踏み切れなさそうです。

豆知識:「アクアの合唱」を意識した新カード

永続罠
(1):フィールドに同名モンスターが存在する、
フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500アップする。

ちなみに、《アクアの輪唱》の元ネタは《アクアの合唱》という永続罠です。

フィールドの同名モンスターを参照して攻守を500アップするんですが、この同名カードを意識した効果自体は《アクアの輪唱》にも継承されていますね。

―――今見ると随分と可愛らしい効果だなぁ……(あ、イラストも可愛いよね)。

後は相手の場に能動的にカードを用意できるデッキか……

きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

相手フィールドにカードが無い状態で発動した場合のデメリットが最大の欠点だと思うので、相手の場に能動的にカードを用意できるデッキ・テーマとかなら、また少し違った評価になりそうですね。でも、その為に1枚使ってるのでは本当に意味が無いと思うので、マジでその部分をイージークリアできるテーマに限られるって感じだなぁ……(そんなテーマあるか?)。

 

 

コメント

  1. 匿名 より:

    贔屓目に行っても、指摘通り先攻1ターン目の警戒でしょうね。
    同期の強欲なポッドと同じく、送り付け戦法(送り付けソリティア)を会得してくれと言う意思表示なんて言うのはどうでしょうか。例えば、シエンの間者など。
    運頼みではあるけど一応相手が用意してくれるかもしれないものにニビル、古尖兵、メテオロスと後攻0ターンでセルフSSできるモンスターも増えて入るから、今後もそういうモンスターを増加したいという意思表示とか

  2. 匿名 より:

    イルカ使えばリンク召喚だけで相手に送り込めるんで一緒に使えって事かもしれない。ただこのカードを使うために除外するカードってすでに手札に一枚あるんだよな…

    • 匿名 より:

      全然関係ないけど
      ビックバイパー他オプショントークン出せる戦闘機とアクアの合唱でマクロスデッキと称して遊んでたのは恥ずかしいけど楽しい思い出だわ。

  3. 匿名 より:

    デッキから能動的に除外できる黄金櫃さんは偉大やったんやね…

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