祝・『デーモンズ・マタドール』OCG化決定!
―――という事で、2025年5月上旬より受注受付が開始される予定の新パック『LIMITED PACK GX -オシリスレッド-』に収録される新カード《デーモンズ・マタドール》と《マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ》について考えてみました。
アニメで登場した当時から格好良いデザインだなぁーとは思っていましたが、実際にカードになるとやっぱりテンション上がりますね!しかも滅茶苦茶強化されて……良かったなぁ。
『デーモンズ・マタドール』効果考察
星6/闇属性/戦士族/攻 0/守 0
「マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ」により降臨
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが儀式召喚した場合に発動できる。
デッキから「デーモンズ・マタドール」以外の「デーモン」カード2枚を手札に加える。このターン、このカードは攻撃できない。
(2):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(3):このカードがモンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動する。そのモンスターを破壊し、相手に1000ダメージを与える。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):レベルの合計が6以上になるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から「デーモンズ・マタドール」を儀式召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札から儀式モンスター以外の「デーモン」モンスター1体を特殊召喚する。

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから儀式魔法カード1枚を選び、
さらにその儀式魔法カードにカード名が記された儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選ぶ。そのカード2枚を手札に加える。
実際、《儀式の下準備》対応かどうかはかなりデカイですからね。良かったです。
召喚権を使わずにレベル10シンクロやランク6エクシーズが可能?
まず最初に紹介するのは、召喚権を使わずにレベル10のシンクロモンスターやランク6のエクシーズモンスターを展開するコンボ。
星4/光属性/悪魔族/攻 0/守1700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から他の「ライトロード」カード1枚をデッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。
(2):このカードがデッキから墓地へ送られた場合、
「ライトロード・デーモン ヴァイス」以外の自分の墓地の「ライトロード」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
「デーモン」カードである《ライトロード・デーモン・ヴァイス》をサーチして、《マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ》の墓地効果で特殊召喚するだけでOK!
ランク6に関してはレベル6の「デーモン」モンスターなら何でもOKなお手軽感なのですが、個人的なオススメは《デーモンの光来》です。
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「光の黄金櫃」が存在する場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
この効果の発動時に自分フィールドに「光の黄金櫃」が存在しなかった場合、
この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃できない。
(3):自分フィールドの他のモンスターの攻撃力は、自分ターンの間500アップする。
《デーモンの光来》なら、相手フィールドのモンスターを1面コントロール奪取しつつランク6エクシーズ展開が可能になります。
ランク6/闇属性/アンデット族/攻2600/守1000
レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、
そのレベルを6として扱う。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、
効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
シェリダン展開するなら《デーモンズ・マタドール》を場に残す事もできてお得です。
再世の魔神ベミドバルをサーチするとリジェネシス展開にも繋がる
お次は《再世の魔神ベミドバル》をサーチする【リジェネシス】展開です。
星8/地属性/悪魔族/攻2500/守2500
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは攻撃力か守備力が2500の手札の他のモンスター1体を相手に見せ、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「再世の魔神 ベミドバル」以外の自分のデッキ・除外状態の「リジェネシス」カード1枚を手札に加える。
(3):このカードが墓地へ送られた相手ターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。
《再世の魔神ベミドバル》は、「魔神」と書いて「デーモン」と読む!
《デーモンズ・マタドール》の効果で《再世の魔神ベミドバル》と《デーモンの召喚》等の攻撃力2500の「デーモン」カードをサーチするだけで特殊召喚まで繋がります。※
【リジェネシス】なら《デーモンズ・マタドール》の儀式召喚の為のリリースリソースで困る事も無いでしょうし、もうこれだけでデッキになってそうですね。
《デーモンズ・マタドール》採用型【リジェネシス】デッキ、かなり良さそうです。
新手のインフェルニティ展開の可能性
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
(1):手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「インフェルニティ」カード1枚を手札に加える。
この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。
デーモンと言えば《インフェルニティ・デーモン》も忘れちゃいけませんね!
ただ、手札を上手く吐く為には別のプランを用意する必要がありそうなので、ここでは”可能性”とさせていただきます。
まぁ、熟練のインフェルニティ使いの皆様なら難なく取り込みそうですけどね。
バーサーク・デッド・デーモンも楽々展開可能!
最後の紹介するのは《バーサーク・デッド・ドラゴン》の展開コンボ!
《デーモンの駆け引き》を絡めつつ自分フィールドのレベル8以上の「デーモン」モンスターを破壊する必要がある為、これまではそれなりに骨の折れるカードでしたが、これも《マタドール・デーモン》の登場でかなり難易度が下がりました。
星8/闇属性/アンデット族/攻3500/守 0
このカードは「デーモンとの駆け引き」の効果でのみ特殊召喚が可能。
相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃が可能。
自分のターンのエンドフェイズ毎にこのカードの攻撃力は500ポイントダウンする。
しかも手順は超簡単!
《デーモンとの駆け引き》と《戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモン》をサーチするだけ!
レベル8以上の自分フィールド上のモンスターが墓地へ送られたターンに発動する事ができる。
自分の手札またはデッキから「バーサーク・デッド・ドラゴン」1体を特殊召喚する。
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守2000
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になり、
エンドフェイズに破壊される。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。
(4):1ターンに1度、自分の手札・墓地の「デーモン」カード1枚を除外し、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
《マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ》の墓地効果で《戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモン》を特殊召喚して、凶皇の効果で自身を破壊するだけでOKなのだ!
―――やっぱり2枚サーチってトンデモナイね。
リジェネシスや光来コンボは実用性も高くて良さげ!

シンクロ・エクシーズ展開や、【再世】を絡めたコンボは実用性も高い為、かなりデッキになってそうですね。【再世デーモン】組んでみるかなぁ…。
コメント
儀式召喚なのがキツすぎる、、、
効果を使ってサーチ後、即シンクロないしはエクシーズなら限定解除+儀式デーモンだけ積むのも一案、、?
マタドールのサーチは儀式召喚時のみで、限定解除は儀式召喚扱いじゃないので
残念ですがその案は無理ですね