『ライズ・オブ・ザ・デュエリスト』に収録される「メガリス」新規《メガリス・フール》の特集記事です。
・・・さて突然ですが、皆さんは「メガリス」に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
これは完全に管理人の偏見ですが、「消費激しめの儀式内蔵儀式モンスター」「器用だけど到達点が地味」等々、若干器用貧乏ってイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?
本日の主役である《メガリス・フール》は、そんな「メガリス」の器用貧乏感を一撃で払拭するカードです。・・・これはお世辞抜きに凄い一枚ですよ。
メガリス・フール
メガリス・フール |
儀式・効果モンスター 星2/地属性/岩石族/攻 500/守2000 「メガリス」カードにより降臨。 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが儀式召喚に成功した場合、自分の墓地の儀式モンスター1体を対象として発動できる。このカードのレベルをそのモンスターと同じにする。その後、対象のモンスターを手札に加える。 (2):自分・相手のメインフェイズに発動できる。レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札・デッキから「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。 |
儀式召喚に成功すると儀式モンスターを回収しつつレベルを調整できる
△レベル4なら4に、レベル8なら8に・・・常にベストなレベルになる
これだけ見るとこのカードを回収した儀式モンスターの儀式リリースにあてる様に思えますが、実は実態は違います(勿論それも出来る)。
このカードは、回収した儀式モンスターを儀式リリースに使用し、デッキから回収したモンスターと同じレベルの「メガリス」モンスターを儀式召喚する為のカードです。
・・・じゃあ《メガリス・フール》のレベルを変える意味はどこにある?
そりゃ勿論、エクシーズ召喚じゃろう(実はランク4・ランク8のエキスパートに続く)。
自分・相手のメインフェイズに手札・デッキから儀式召喚ができる
何故か自分を含める必要が無い為、自分・相手のメインフェイズに使える恒久的な儀式装置として運用する事ができます。
儀式魔法の役割は《メガリス・フール》が担う為、手札にレベル4がいればレベル4儀式。レベル8がいればレベル8儀式が簡単に成立するという驚くべきカードです。
・・・簡単に相手ターン儀式召喚が成立するという事は、相手ターン《メガリス・ベトール》とかも安定するって事ですね。
驚愕のパワカ!メガリス・フールの実力
ここまでの段階で相当頭おかしい事やってるカードなんですが、《メガリス・フール》の実力・真価はこんなものではありません。
ここからは《メガリス・フール》の登場で更に強くなるカードや、新たに可能になる動きについて解説していきます。
メガリス・アンフォームドで展開も楽々!
《メガリス・アンフォームド》 速攻魔法 (1):以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、フィールドの儀式モンスターの数×500ダウンする。 ●レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベルの倍になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、デッキから「メガリス」儀式モンスター1体を守備表示で儀式召喚する。 |
『エターニティ・コード』に収録された《メガリス・アンフォームド》を使う事で、レベル4モンスター1体で《メガリス・フール》をデッキから儀式召喚する事ができます。
この時、レベル4儀式モンスターを使って儀式召喚していれば、《メガリス・フール》の①効果でそのまま回収する事ができ、実質消費なし儀式召喚となります。
性能の高さは勿論ですが、レベル4「メガリス」モンスター1体で儀式召喚できるモンスターというのもかなり大きな強みです。
実はランク4・ランク8のエキスパート
レベル4儀式モンスターを対象に《メガリス・フール》の①効果を発動した場合
〇《メガリス・フール》のレベルは4になり、手札にレベル4儀式モンスターを回収できる
〇《メガリス・フール》の②効果でデッキからレベル4の「メガリス」儀式モンスターを儀式召喚(さっき回収したカードをリリースにあてる)
〇《メガリス・フール》(レベル4)とレベル4「メガリス」儀式モンスターで【ランク4エクシーズ】が成立
レベル8儀式モンスターを対象に《メガリス・フール》の①効果を発動した場合
〇《メガリス・フール》のレベルは8になり、手札にレベル8儀式モンスターを回収できる
〇《メガリス・フール》の②効果でデッキからレベル8の「メガリス」儀式モンスターを儀式召喚(さっき回収したカードをリリースにあてる)
〇《メガリス・フール》(レベル8)とレベル8「メガリス」儀式モンスターで【ランク8エクシーズ】が成立
この様に、対象とするモンスターに応じて【ランク4エクシーズ】と【ランク8エクシーズ】を使い分けられる点も新生「メガリス」デッキの特徴の一つです。
《御影志士/Gallant Granite》 エクシーズ・効果モンスター ランク4/地属性/岩石族/攻2300/守1800 レベル4モンスター×2 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードのX素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●デッキから岩石族モンスター1体を手札に加える。 ●手札から岩石族モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。 |
岩石族サポートの匠である《御影志士/ミカゲシシ》も相当使い易くなるはずです。
【ランク8エクシーズ】の選択としては、「メガリス」側で対処できない破壊耐性持ち用に《宵星の機神ディンギルス》とか良さそうかな?
メガリスの実力を見せつけて欲しい
今後の「メガリス」は、儀式召喚とエクシーズ召喚(ランク4・ランク8)の2召喚を主軸としたデッキに成長していくと思われます。
ランク4とランク8なら対応力的にも申し分ないでしょうし、思う存分実力を見せつけて行ってほしいものです。
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コメント
多くのメガリス使いが今までのメガリスの効果に慣れすぎたせいで(2)の効果を読み違えて、後で正しく読み直して驚愕するの好き
メガリス+御影志士+ブロックドラゴン+ネメシスストーン+α(アダマシア、ジェムナイト等)
一体岩石族に何が起きようとしてるんだ…オラわくわくすっぞ!!
岩石先生!!