今日の夜記事は、2022年7月16日発売『DARKWING BLAST｜ダークウィング・ブラスト』にノーマルで収録された新カード《地中界の厄災》の特集です。
裏側守備表示のモンスターを含む、リバースモンスターを大幅に強化する1枚。【サブテラー】っぽいビジュアル・名前のカードではありますが、専用サポートという訳ではないので悪しからず！
《地中界の厄災》の使い方・効果考察
永続魔法
(1)：自分フィールドの裏側守備表示モンスターは相手の効果の対象にならない。
(2)：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、このカードが表側表示で存在する間にリバースした、自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は１５００アップする。
(3)：魔法＆罠ゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合、自分の墓地のモンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。
●リバースしたモンスターの攻守を大幅に強化
●①②を踏まえた上での③効果による蘇生という三段構えの布陣
自分フィールドの裏側守備表示モンスターに対象耐性を付与
▲サンダー・ボルト等による除去には弱い（ちなみにサンボルは無制限）
①は、自分フィールドの裏側守備表示モンスターが相手の効果の対象にならなくなる耐性を付与する効果で、これだけでリバースモンスターが苦手とする裏側のまま除去という状況をある程度カバーすることができます。対象をとらない除去（サンダー・ボルト，ブラックホール等）は相変わらず苦手ですが、逆に言えば、相手に特定の除去方法を要求しているカードなので、これはかなり強力です。
リバース効果には強力な効果も多い為、安全かつ安定してリバースできるのであれば、これ程頼もしいものはないはずです。
リバースした自分モンスターの攻守を即座に1500UP
星３/風属性/魔法使い族/攻 500/守1500
(1)：このカードがリバースした場合、
相手フィールドの風属性モンスター１体を対象として発動する。
このモンスターが表側表示で存在する間、そのモンスターのコントロールを得る。
▲霊使い達の守備力が3000に到達する驚異の上昇値
なお、この効果はリバースした時点で適用される為、相手モンスターによる攻撃時でも、アップした状態の数値でダメージ計算を行うことができます。①効果で裏側のままでの除去を防ぎ、②効果で戦闘での突破を防ぎつつリバース効果を安全に狙う。これは想像以上に強力な布陣かもしれませんね。
破壊されると墓地のモンスターを裏側蘇生する保険付き
▲裏側守備表示蘇生なのでリンクモンスターはNG！
除去＆戦闘という二つの耐性を前にした相手は、手段の一つとして《地中界の厄災》を除去するという選択を余儀なくされる可能性が出てくる訳ですが、そこで活きてくるのが③効果。
相手の効果で破壊されるという完全に受け身な条件ではありますが、①と②を踏まえた上での③なら十分に機能してくれる可能性を秘めています。裏側守備での特殊召喚なので、リンクモンスターは対象にとれませんが、それ以外の指定は一切ないので、割と自由な蘇生選択ができるはずです。
クローラーやティンダングル等に入れると面白そうです
リバースモンスターは、耐性もなくステータス的に貧弱なモンスターも多い為、安定しててリバースに持っていけないのが課題の一つでしたが、このカードがあればかなり話が変わってきそうです。
特に、【クローラー】や【ティンダングル】等での活躍が見込めるカードだと思うので、それらデッキを愛用している人には特におすすめしたいカードです( ｀ー´)ノ
星９/地属性/昆虫族/攻2000/守3000
このカード名の(3)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：裏側表示のこのモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、
このカードを表側守備表示にして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2)：リバースしたこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手フィールドのモンスターが発動した効果は無効化される。
(3)：フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードとは元々の種族・属性が異なる
レベル９モンスター１体をデッキから手札に加える。
《機怪神デウスエクスクローラー》と一緒に機能しだしたらトンデモナク強そうだぜぇ……。
コメント
サブテラーのフィールド魔法である地中界シャンバラに訪れた災厄って事だろうから、サブテラーっぽいのは当たり前だよネ。