今日の夜記事は、5月20日発売『Vジャンプ7月号』で実施される応募者全員サービスパック「PHARAONIC LEGEND PACK」収録《墓守の刻印》の特集記事です。
通常魔法カードを発動するだけで、往復2ターンもの間、墓地活用に強烈なメタを課すヤバカード！
発動タイミング的にサーチしてルート化する事も難しいし、そこまで安定はしないでしょうけど、こういうカードが存在しているという事実が既に恐ろしいですよね……(;^ω^)
《墓守の刻印》の使い方・効果考察
(1)：自分メインフェイズ１開始時に発動できる。
以下の効果から１つを選び、相手ターン終了時まで適用する。
●お互いに墓地のカードの効果を発動できない。
●お互いに墓地のカードを除外できない。
●お互いに墓地のモンスターを特殊召喚できない。
収録：【応募者全員サービス｜PHARAONIC LEGEND PACK】
通常魔法カードになった《ネクロバレー》って感じの1枚。
《ネクロバレー》と役割が被っている部分があるので、ドッシリ構えるなら「ネクロバレーでOK！」って印象もありますが、こちらは通常魔法なので《サイクロン》等の除去に対して強いのが魅力です。ぶっちゃけた話、2ターン封じられるだけで充分説……あると思います。
(1)：フィールドの「墓守」モンスターの攻撃力・守備力は５００アップする。
(2)：このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
お互いに墓地のカードを除外できず、墓地のカードへ及ぶ効果は無効化され、適用されない。
ティアラメンツ等を黙らせる墓地効果発動不可！
共通するデザインとして墓地効果を多用するデッキは少なくないので、これだけで沈黙するデッキも多そうです。それこそ、最近話題の【ティアラメンツ】とかも該当しますし、【シャドール】，【幻影騎士団】，【ワイト】（アンデット系）等々、パッと思いつくだけでもかなりありますよね。
傾向としては、《隣の芝刈り》を使う様なデッキは漏れなく刺さる感じですね。
墓地のカード除外封じ！墓穴の指名者対策にもなる（？）
墓地のカードを除外できなくモードは、【幻影騎士団】【インフェルノイド】等、墓地のカードを除外する事が起点とする一部デッキが苦しむ事になりそうです。ただ、【幻影騎士団】や【インフェルノイド】をメタるなら、ぶっちゃけ他のモードでも良い気もします。
あと、相手の《墓穴の指名者》へのけん制として発動するってパターンもありそうですが、これは逆に自分の《墓穴の指名者》も腐ってしまう可能性が出てくるので、狙い場合は手札と要相談です。
溟界、暗黒界などの時を止める蘇生封じ！
【溟界】，【暗黒界】は勿論、先ほど紹介した【インフェルノイド】【幻影騎士団】なんかも苦しい思いをすることでしょうね。というか、【暗黒界】と【幻影騎士団】はどのモードでも漏れなく辛くて、「マジで大変なことをしてくれたな！」って感じのカードですよね。
【暗黒界】ストラクの発売が控えている段階でトンデモナイカードが生み出さてしまった（白目）。
メインフェイズ１開始時発動なのが有情
(1)：自分メインフェイズ１開始時に、自分のＥＸデッキの
裏側表示のカード３枚または６枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。
除外したカード３枚につき１枚、自分はデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。
《墓守の刻印》がトンデモナイカードである事は紛れもない事実ですが、一応セーフティーとしてメインフェイズ１開始時にしか発動できない縛りが付いています。もし、このテキストが付いていなかったら、一頻り動いた後で締めとして《墓守の刻印》を発動するという超鬼畜プレイが横行する事になっていたと思うので、「ホント、付いていて良かったなぁ……」と安堵するばかりです。
あと、発動タイミングが被っている《強欲で金満な壺》等との併用が難しくなっている点も評価できます。《墓守の刻印》をうまく使えるデッキは《強欲で金満な壺》もうまく使えそうですからね。
環境次第では優秀なサイドカードとして重宝されそうです
「メインから3枚！」とは中々ならないカードだとは思いますが、環境次第では優秀なサイドカードとして愛されるのではないでしょうか？
――――――とりあえず、墓地多用デッキはドンマイ！って感じですね……(;^ω^)
コメント
サヨナラ、グラファさん…
どうか死なないで……
間違いなく強いサイドカードだけど炭酸水くんには効きが悪そうなのがなんとも