今日は、2022年2月19日発売予定『ヒストリーアーカイブコレクション』に収録される新カード《Into the VRAINS!》に注目してみました。
手札からモンスター1体を効果無効で特殊召喚し、そのままリンク召喚までを行う単純な展開サポートカードなのですが、それに付随するリンク召喚無効不可やチェーン切りが滅茶苦茶強い!
リンク1の展開なら、これ1枚から一気に色々押し通すことが出来るので、使われる側からしたら堪ったもんじゃない1枚だと思います。まぁ、まだ実際に使ったり使われたりした訳じゃないので、あくまで想像ではありますが、多分滅茶苦茶強いんじゃないかなー?って密かに思っている1枚です。
Into the VRAINS!効果考察
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札からモンスター1体を効果を無効にして特殊召喚し、そのモンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材としてリンク召喚する。そのリンク召喚は無効化されず、そのリンク召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドのリンクモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、このカードを除外して発動できる。元々の種族がそのモンスターと同じモンスター1体を自分の墓地から選んで手札に加える。
展開からリンク召喚までの流れを無理やり押し通す!
1枚消費で1体展開ってだけなら大した事ないんですが、特殊召喚からリンク召喚までを一連の効果で処理し、更にリンク召喚が無効にならず、着地時チェーン切りとなると話は別!
これ要するに、《Into the VRAINS!》を通す=リンク召喚時に付随する効果(リンク召喚に成功した場合・墓地に送られた場合等)を全て通す事になるので、何かしらの妨害があったとしても、高確率で無理やり押し通られてしまうんですね。
しかも《Into the VRAINS!》で展開している以上、召喚権を消費していない可能性は高く、仮にこの一の矢を凌いだとしても、通常召喚から二の矢が飛んでくる可能性大という……(白目)。
消費の観点で見るとアド損ではあるんですが、リンク召喚が通るかどうかが運命の分かれ目になっているデッキや、純粋に展開力を補強したいデッキなら、かなり良いカードだと思うんですよね。
まぁ《増殖するG》に弱いって側面は確かにあるんですが、リンク1を刻む様なデッキは、そもそも《増殖するG》に弱いので、ぶっちゃけ些細な問題だと思います。※結局は動くか止まるか。
墓地効果持ち等を展開するとお得!
効果無効での特殊召喚に関しても、墓地効果持ちとかなら問題なし!
まぁ、元々サイバース族というかリンク召喚が墓地効果を絡めやすい傾向ではあるので、これは必然ともいえます。プレイメーカー的な視点で言うなら、《マイクロ・コーダー》をはじめとするリンク素材として墓地へ送られた場合に効果を発動できるモンスター群ともうまくかみ合ってくれます。
星1/闇属性/サイバース族/攻 300/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのサイバース族モンスターを「コード・トーカー」モンスターのリンク素材とする場合、
手札のこのカードもリンク素材にできる。
(2):このカードが「コード・トーカー」モンスターのリンク素材として手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「サイバネット」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
フィールドのこのカードを素材とした場合にはその1枚をサイバース族・レベル4モンスター1体にできる。
……あ、というか、これあれか!手札に《マイクロ・コーダー》がある状態で《Into the VRAINS!》の発動が通ったら、いきなりリンク2以上が出てくる可能性があるのか(笑)。
墓地効果による回収も非常に使いやすい!
②効果に関しても、墓地に送られたターンから発動する事が出来るテキストなので、仮に《Into the VRAINS!》からの展開が途中で頓挫したとしても、リカバリできる可能性があるのは良いですね。
プランキッズ、魔弾などリンク1を持つテーマと相性抜群!
【コードトーカー】【@イグニスター】【転生炎獣】【ヴァレット】【マリンセス】等々、『遊戯王VRAINS』の主要テーマとは大体相性が良いので、あえて今回はアニメテーマ以外で相性の良いテーマを考えてみました。
……まぁ、リンク1、墓地効果って言ったらあれですよね……(;^ω^)
プランキッズ
星1/風属性/雷族/攻 0/守2000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「プランキッズ」モンスターの、融合素材またはリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「プランキッズ・パルス」以外の「プランキッズ」カード1枚を墓地へ送る。
その後、手札・デッキから「プランキッズ・パルス」以外の「プランキッズ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる。
展開力欲しい・アド損も許容できる・リンク素材になると発動できる墓地効果があるetc、もうどこからどう見ても相性が良さそうですよね。【プランキッズ】なら引いて困る組み合わせ札も少ないでしょうし、とりあえず雑に入れて強いんじゃないかなぁ……って思っています。
魔弾
リンク1/光属性/悪魔族/攻1000
【リンクマーカー:下】
レベル8以下の「魔弾」モンスター1体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドのモンスターの数までデッキから「魔弾」魔法・罠カードを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
●相手フィールドの魔法・罠カードの数までデッキから「魔弾」モンスターを特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
(2):自分・相手ターンに自分は「魔弾」魔法・罠カードを手札から発動できる。
これは個人的な好みを多分に含んでいるんですが、いきなりマックスが出てくるのヤバくないですか?しかも出てきたマックスが確実に効果を通してくるってヤバくない?【魔弾】自体元々展開力で頭を抱えているデッキでもあるし、これは試してみたい組み合わせです。
他の新規と比べるとドストレートに強い1枚
『ヒストリーアーカイブコレクション』に収録される新規カードって、現状「ちょっと面白いなー」って印象のカードが多いんですが、《Into the VRAINS》はなんか急にガチなんですよね(笑)。
――まぁでも、『遊戯王VRAINS』っぽさはちゃんと出てるので、流石ではあります。
コメント
もう名前とイラストだけでサイバースに突っ込むしかない1枚
閃刀姫、鉄獣戦線でも使えるカードだと思います。
コードトーカーデッキに入れたい。
フォーマットスキッパーと相性良すぎる
ヴレインズのアニメの話誰もしたがらないよなあ
このカードくらい面白かったらなあ