『ドーン・オブ・マジェスティ』に収録される新カード《二量合成》の特集記事です。
……とは言っても、このカードは《化合電界|スパーク・フィールド》と《完全燃焼|バーン・アウト》をサーチするカードなので、説明するならそっちの解説から始めないとですね!
……という事で、とりあえず《化合電界|スパーク・フィールド》と《完全燃焼|バーン・アウト》の解説をしつつ、いつも通り相性の良いカードにスポットを当てていきます。
ちなみにこのカード、《二重合成》で「ダイマー・シンセシス」と読むんですが、マジでカッコイイですね。そこはかとなく「インテリジェンス」を感じる名前ですねぇ……。
化合獣・デュアル強化「二量合成|ダイマー・シンセンス」
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「化合電界」1枚を手札に加える。
●デッキから「完全燃焼」1枚と「化合獣」モンスター1体を手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外し、もう1度召喚された状態のデュアルモンスターを含む
自分フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、対象のモンスター1体の攻撃力を0にし、
その元々の攻撃力分もう1体の攻撃力をアップする。
単に2枚サーチできるって凄すぎ
1枚のカードの効果で2枚サーチできるだけで凄いのに、そこに更に墓地効果までついてるってマジ?
《化合電界|スパーク・フィールド》のサーチは、全デュアル使い待望のカードでしょうし、《化合燃焼》+「化合獣」モンスターサーチでテーマ強化としても余念がないのは素晴らしいです。
ちょっと角が立つ言い方かもしれませんが、デュアルだからこそ許されたカードって感じですね。
化合電界(スパーク・フィールド)はこんなカード
《化合電界》と《完全燃焼》について知る事が最大の要点になるので、とりあえずそれぞれのカードの効果をチェックしていきましょう!まずは《化合電界|スパーク・フィールド》から。
化合電界スパーク・フィールド
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分はレベル5以上のデュアルモンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。この効果は1ターンに1度しか適用できない。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにデュアルモンスター1体を召喚できる。
(3):1ターンに1度、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。自分フィールドのもう1度召喚された状態のデュアルモンスター1体を相手エンドフェイズまで除外し、対象のカードを破壊する。
このカードで出来ることは以下の3つ
- レベル5以上のデュアルモンスターの召喚リリースをなくす
- 通常召喚に加えてデュアルモンスター1体を召喚できる(デュアルサポート)
- 相手フィールドのカード1枚を除去
直接的にアドこそ稼いではいませんが、1枚のフィールド魔法が内包する効果としてはかなり極まっているのがわかります。
2つの展開サポートと除去効果。デュアル全般に使える汎用性は伊達ではありません。
完全燃焼(バーン・アウト)はこんなカード
通常罠
「完全燃焼」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの表側表示の「化合獣」モンスター1体を除外して発動できる。デッキから「化合獣」モンスター2体を特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
(2):相手モンスターの直接攻撃宣言時に、墓地のこのカードを除外し、除外されている自分のデュアルモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはもう1度召喚された状態として扱う。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
《二量合成|ダイマー・シンセンス》から入る事で発動条件を一気に整える事が可能になりました。
デッキから任意の「化合獣」モンスターを特殊召喚できるとは言え、相手の盤面に干渉しない2:2交換の罠は流石にちょっと厳しい印象でしたが、1枚からきっちり揃うなら話は別。
遅さはありますが、墓地効果も含めればしっかりとアドを稼げるカードなので良さそうです。
「二量合成」と相性の良いカード
②効果は《真紅眼の凶雷皇》とのシナジーが美しい
デュアル・効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードの攻撃力より低い守備力を持つ、
相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。
化合獣カーボン・クラブ
デュアル・効果モンスター
星2/炎属性/水族/攻 700/守1400
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●自分メインフェイズに発動できる。デッキからデュアルモンスター1体を墓地へ送る。
その後、デッキからデュアルモンスター1体を手札に加える。このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
真紅眼の黒炎竜|レッドアイズ・ブラックフレアドラゴン
デュアル・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動できる。このカードの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。「真紅眼の黒炎竜」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
ギガプラント
デュアル・効果モンスター
星6/地属性/植物族/攻2400/守1200
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から昆虫族または植物族のモンスター1体を選んで特殊召喚する。
ドーン・オブ・マジェスティは懐かしのテーマ強化が多いですね
- スピリット
- 化合獣(デュアル)
- エーリアン
- 機巧
- 通常サポート(アクア・マドール) 等々
『ドーン・オブ・マジェスティ』は何だか懐かしいカード・テーマの強化が多いですねぇ~
この感じだと何の強化が来ても不思議じゃないので、長年待ち続けていたテーマたちの名前も挙がるかもしれませんねぇ~(マジェスペクター,アモルファージ辺り怪しいぜぇ)。
コメント
エビルデーモンみたいなのもいるとはいえ2の微妙感が否めない
デュアルだから許される性能って話なら追加召喚か再度召喚扱いにするぐらいでも許された気がするのに
ダイオーキシンの攻撃力は2800では?
シンセンスじゃなくて
シンセシスみたいですよ
ダイオーキシンの攻撃力と誤字修正しておきました。
失礼しました<(_ _)>
テラフォ規制下で電界の実質枚数が増やせるのは有難いですが、化合獣は燃焼の遅さが
致命的なので合成を発動したターンはセットしてすぐ発動可能にして欲しかったです。
(2)で黒炎竜のバーン量を増やせるかと思ったら「元々の」打点参照で無理、エビル君も
イラストと豪快な効果に惚れて使っていましたがLが氾濫した今となってはもう…
ということで六花にギガプラとこれを混ぜてみます。
黒蠍団カモン!