今日の夜記事は、2023年5月27日発売予定『デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-』に収録される【サラマングレイト】の新規カード《転生炎獣バースト・グリフォン》です。
レベル7以下の炎属性モンスターを蘇生する効果に加え、疑似転生シンクロ召喚によって更なる蘇生効果をゲット!こっちは蘇生対象に縛りが無いし、色々できて楽しそうですゾ!
転生炎獣バースト・グリフォン|効果考察
星8/炎属性/サイバース族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のレベル7以下の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、そのモンスターの元々のレベル分だけこのカードのレベルを下げる。このターン、自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが「転生炎獣バースト・グリフォン」を素材としてS召喚した場合に発動できる。次のスタンバイフェイズに自分の墓地からモンスター1体を特殊召喚する。
■②効果は汎用蘇生。時間差なのも結果的に強い?
■シューティングライザーで業火の結界像をシュート!
■ぶっちゃけテーマ外で使った方が広がりがあるかも!?
チューナーを釣り上げたらそのまま転生シンクロの準備完了!
①効果はレベル7以下の炎属性モンスターを蘇生しながら自身のレベルを変動させる効果
釣り上げるモンスターのレベル分だけレベルが下がる為、チューナーを釣り上げるとそのまま転生シンクロ召喚(グリフォンを素材としてグリフォンをS召喚)出来る様になっています。
テーマ内では新規カード《転生炎獣ウィーゼル》《転生炎獣ティガー》がチューナーにあたり、一体目の《転生炎獣バースト・グリフォン》を展開する過程で、基本的にそれらが絡んでいる為、流れで転生シンクロ召喚まで繋がる様にパッケージされているのが特徴です。
星3/炎属性/サイバース族/攻 700/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「サラマングレイト」モンスターが2体以上の場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドに「サラマングレイト」儀式・融合・S・X・Lモンスターが特殊召喚された場合、
このカード以外の自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードをデッキの一番下に戻し、対象のモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。
その後、自分は1枚ドローする。
星5/炎属性/サイバース族/攻2000/守 500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から他の「サラマングレイト」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドのこのカードを炎属性SモンスターのS素材とする場合、
このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベルを1つ上げるか下げる。
なお、テーマ外でも《灰流うらら》がいれば転生シンクロまで繋がる為、割と汎用性も高そうではあります※炎属性しか特殊召喚出来なくなるのでそこにだけは要注意!
あと、別に転生シンクロ召喚に拘る必要も無いので、バーストグリフォンからガゼルを釣って、ガゼル効果を使った後にリンク展開にシフトするのも悪くないでしょうね。
②効果による蘇生は炎属性以外もOK!
②効果(要:転生シンクロ)による蘇生効果は超汎用効果!
効果処理が次のスタンバイフェイズと遅めではありますが、蘇生先に縛りは無いし、対象もとらないので非常に妨害されにくい蘇生効果になっています。
これ、即効性が無い事をマイナスに見られがちですが、時間差処理だからこそ出来るムーブも割とある為、単純に「遅い!」と切り捨てるのはちょっと勿体ないです。
例えば、①効果を使って炎属性しか特殊召喚できない縛りが付いたとしても、次のスタンバイフェイズなら問題ないですし、効果発動さえしてしまえば、盤面に《転生炎獣バースト・グリフォン》が残ってなくても処理できるので、そのままリソースとして使用できるのも良いです。
そもそもの話、時間差処理に影響されないモンスターを蘇生すれば全く問題ないので、ここはそこまで問題視する所ではないかなぁ……と。どちらかと言えば、転生シンクロする為だけにEXデッキを2枠も使ってしまう事の方が大問題な気がしますね(枠がねぇ枠がねぇ……)。
転生炎獣バースト・グリフォンと相性が良さそうなカード・テーマ
ここからは《転生炎獣バースト・グリフォン》と相性の良さそうなカード・テーマをご紹介。実は【サラマングレイト】以外の方がうまく使えるかも!?
業火の結界像
効果モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1000/守1000
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いは炎属性モンスターしか特殊召喚できない。
シューティング・ライザー・ドラゴン
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守1700
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
フィールドのこのカードより低いレベルを持つモンスター1体をデッキから墓地へ送り、
そのモンスターのレベル分だけこのカードのレベルを下げる。
このターン、自分は墓地へ送ったそのモンスター及びその同名モンスターのモンスター効果を発動できない。
(2):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
灰流うらら
星3/炎属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
不知火
チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/アンデット族/攻 800/守 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースし、「逢魔ノ妖刀-不知火」以外の除外されている自分のモンスターの中から
「不知火」モンスターを含むアンデット族モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
焔聖騎士
ラヴァル
チューナー・効果モンスター
星1/炎属性/炎族/攻 100/守 200
(1):このカードが墓地へ送られた時、自分の墓地に「ラヴァル炎火山の侍女」以外の「ラヴァル」モンスターが存在する場合に発動できる。デッキから「ラヴァル」モンスター1体を墓地へ送る。
炎属性デッキで色々遊べそう!
正直な話、テーマ外の炎属性テーマで使った方がプランとしての広がりはありそうだなーって思いました。最終的に抜けるって可能性はあるでしょうけど、とりあえず採用を検討してみたくなる1枚です。【ラヴァル】とかは真面目に使いそう!
コメント
このカード単体の評価というより、このカードで炎縛りがついた上で繋がるようなEXデッキのカードがないのが致命傷
ラヴァルもテーマ内のEXが潤滑油しか強くないのがつくづく悔やまれるし、侍女蘇生してもそのままS素材に使うとタイミング逃して効果を使えないので破壊カードが他に必要になるという不具合が発生するので、ラヴァルSには帰ってきづらいです
タイミング逃すの失念してました。修正しておきます(おじぎ)
ぶっちゃけ転生以外の方が上手く扱えそうだなーって思いますね
炎属性デッキを組む際に検討できる一枚という印象かな、あとタイトルに悪い事という言い方がすごく気になる。。もう2023年12期だぜ、こういう言い方もうやめなさいよ。犯罪だとか、悪い事だとか、ただのカードゲーム、ただの制圧だというのに。。良い事をして相手に勝たせてあげた方がいいのかしら。って思うってしまうw
お、おう
この程度の汎用効果ならわざわざDPの転生の枠など使わず通常パックの汎用シンクロ枠にでも入れて欲しかったというのが本音
正直転生シンクロ召喚なんてあまり実装にこだわる必要もない部分だったと思う(事実アニメでリンク以外の転生〇〇召喚が行われたのは自己完結してるブレイズドラゴン位で視聴者的にも転生リンク召喚に比べたら割とどうでも良い要素だった)
これだったら転生シンクロ召喚のギミックは無しで普通にリンクも含めた転生炎獣を蘇生できる効果にしておいてくれた方が今回のメインであるレイジングフェニックスの展開サポートに使いやすくてまだ建設的だったと思う