ありがたい事にコメント欄にリクエストがありましたので、今回は《竜星》をご紹介したいと思います。とてつもないリクルート能力と相手ターンにシンクロ召喚という強みを持つ『幻竜族』テーマ。私自身、《竜星》デッキを使っているわけではないので、情報として足らない事もあるかもしれません…。何かあればご指摘お願いします^q^
それでは参ります!
《竜星》モンスターカード
《竜星》モンスターは戦闘破壊・効果破壊されて墓地へ送られた時に別の《竜星》モンスターをリクルートするという共通効果をもっています。「リフン」はリクルートしてきたモンスターの表示形式に縛りはありませんが、それ以外の《竜星》モンスターは縛りを持ってます。
なんだかごちゃごちゃ書いてますが、防御力0の《竜星》モンスター(シュンゲイ・ヘイカン・トウテツ)は守備表示で《竜星》モンスターをリクルート、攻撃力0の《竜星》モンスター(ビシキ・ホロウ・ジョクト)は攻撃表示で《竜星》モンスターをリクルートできると覚えておくと良いかも!?
光竜星-リフン
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/幻竜族/攻 0/守 0
「光竜星-リフン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキから「光竜星-リフン」以外の「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドの「竜星」モンスターが 戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合除外される。
《竜星》においての「リフン」の役割は極めて大きく、絶対必須!間違いない!!
「カメンレオン」・「デブリ・ドラゴン」・「ジャンク・シンクロン」の三体に対応しているのでシャチホコすくい放題!!
闇竜星-ジョクト
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/幻竜族/攻 0/守2000
「闇竜星-ジョクト」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキから「闇竜星-ジョクト」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在しない場合、 手札の「竜星」カード2枚を墓地へ送って発動できる。 デッキから攻撃力0と守備力0の「竜星」モンスターを1体ずつ特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
「リフン」が安定の竜星チューナーだとすれば、「ジョクト」は大技とでも言うべきか…。大技だけあって、そのコストは非常に重い、効果が通れば闇チューナーなので、様々な耐性を持った「ベエルゼ」をシンクロ召喚する事も可能になる、出されると相手は頭を抱える事になるでしょうね…。効果発動に「ヴェーラー」されたら泣くしかない!
炎竜星-シュンゲイ
効果モンスター
星4/炎属性/幻竜族/攻1900/守 0
「炎竜星-シュンゲイ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキから「炎竜星-シュンゲイ」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。 自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、攻撃力・守備力が500アップする。
500UPという数字は、「閃珖竜スターダスト」が攻撃力3000、「クリムゾンブレーダー」が攻撃力3300になる数字である。想像以上に攻撃力3000の「閃珖竜スターダスト」は突破しにくい!また守備力0なので「カメンレオン」で吊上げれば、そのまま【ランク4】か【レベル8シンクロ】できる点も非常に評価できる。
地竜星-ヘイカン
効果モンスター
星3/地属性/幻竜族/攻1600/守 0
「地竜星-ヘイカン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキから「地竜星-ヘイカン」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。 自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、戦闘では破壊されない。
戦闘破壊耐性を持った「月華竜ブラックローズ」や「ガイザー」は強いの一言。「カメンレオン」に対応しているので、【レベル7シンクロ】は簡単に飛び出る!
魔竜星-トウテツ
効果モンスター
星5/闇属性/幻竜族/攻2200/守 0
「魔竜星-トウテツ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキから「魔竜星-トウテツ」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。 自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、コントロールを変更できない。
上級モンスターなので、できれば他の竜星の効果でリクルートしたい。シンクロ素材になった時の効果は「アークナイト」や「ビッグアイ」を意識した効果となっている。
水竜星-ビシキ
効果モンスター
星2/水属性/幻竜族/攻 0/守2000
「水竜星-ビシキ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキから「水竜星-ビシキ」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。 自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、罠カードの効果を受けない。
自分の罠も効かなくなるので、「スキルドレイン」を採用している場合、「ビシキ」を素材にしたシンクロモンスターは問題なく効果を発動できる。「ジャンク・シンクロン」と「デブリ・ドラゴン」に対応しているので蘇生はしやすい、罠耐性を持つ「カタストル」の強さは中々のもの。
風竜星-ホロウ
効果モンスター
星1/風属性/幻竜族/攻 0/守1800
「風竜星-ホロウ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキから「風竜星-ホロウ」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。 自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、魔法カードの効果を受けない。
魔法効果を受けなくなるので、「ブラックホール」で相手だけを一方的に処理したりする芸当もできる。「ビシキ」と「ホロウ」を同時に素材に出来ればかなり強固な耐性になる。
邪竜星-ガイザー
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/幻竜族/攻2600/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「邪竜星-ガイザー」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは相手の効果の対象にならない。
(2):自分フィールドの「竜星」モンスター1体と 相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
(3):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキから幻竜族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
素材に縛りがないので、【汎用シンクロ7】としても運用できる。(2)の効果は「スクラップ・ドラゴン」のような効果だが、《竜星》にとって破壊される事はメリットである事がほとんどなので、ドンドン破壊していきたい。
輝竜星-ショウフク
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/幻竜族/攻2300/守2600
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時、 このカードのS素材とした幻竜族モンスターの元々の属性の種類の数まで、 フィールドのカードを対象として発動できる。 そのカードを持ち主のデッキに戻す。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのカード1枚と 自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。 そのフィールドのカードを破壊し、その墓地のモンスターを特殊召喚する。
素材に縛りはあるが、効果は強力!デッキへ戻す効果は破壊や手札に戻す事とは訳が違う、しかも、素材の数だけ戻せる数が増えるので、相手のフィールドが綺麗になる事間違いなしである。一応、「竜魂の源泉」を使えば《竜星》デッキ以外でも使用できる。
《竜星》サポート『魔法』・『罠』
強力なサポートカードが多いが、その分扱いも難しいものが揃っている。特に「竜星の具象化」と「竜星の輝跡」は重要なサポートカードなのできちんと効果を把握して、採用枚数を調整したいところ…。
竜星の具象化
永続罠
(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが 戦闘・効果で破壊された場合にこの効果を発動できる。 デッキから「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 自分はSモンスター以外のモンスターをエクストラデッキから特殊召喚できない。
《竜星》のリクルート効果と同じに見えるが、コチラは破壊されるだけでOK(墓地へ送られる必要がない)。
一枚の破壊で複数の展回につなげる事が出来るので《竜星》にとっては重要な一枚。
竜星の輝跡
通常魔法
「竜星の輝跡」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の「竜星」モンスター3体を対象として発動できる。 そのモンスター3体をデッキに戻してシャッフルする。 その後、自分はデッキから2枚ドローする。
《竜星》のリクルート効果と実に噛合ったドローソース。文句なしに強い!
竜星の気脈
永続魔法
(1):自分の墓地の「竜星」モンスターの属性の種類の数によって以下の効果を得る。
●2種類以上:自分フィールドの「竜星」モンスターの攻撃力は500アップする。
●3種類以上:自分フィールドの「竜星」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、 代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
●4種類以上:相手はモンスターをセットできず、 相手フィールドの表側表示モンスターは全て攻撃表示になる。
●5種類以上:このカードを墓地へ送って発動できる。 フィールドのカードを全て破壊する。
悪いカードではないのだが、墓地の《竜星》の種類を参照する為、「竜星の輝跡」と噛合わない。どうしても「竜星の輝跡」が優先されて、こちらの出番は少なめな印象。
竜星の極み
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 攻撃可能な相手モンスターは攻撃しなければならない。
(2):自分または相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに 魔法&罠ゾーンに表側表示で存在するこのカードを 墓地へ送ってこの効果を発動できる。 「竜星」モンスター1体以上を含むモンスターを素材としてSモンスター1体をS召喚する。
相手にバトルを強制する効果。バトルフェイズに発動すると足並みを崩せるかもしれない…。(2)の効果は相手ターンでのシンクロ召喚を、自分フィールドの、竜星+他のモンスターでも可能にする。
竜星の凶暴化
通常罠
(1):自分の「竜星」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。 その自分のモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ 元々の数値の倍になり、ダメージステップ終了時に破壊される。
「シュンゲイ」なら攻撃力3800、「ヘイカン」なら攻撃力3200、「トウテツ」なら攻撃力4400という高打点に達する!ダメージステップ終了時に破壊されてしまうが《竜星》ならば問題ない。
その他のサポートカード
「リビングデッドの呼び声」・「竜魂の源泉」・「強化蘇生」・「リミット・リバース」などの蘇生カードや、相手を巻き込みつつリクルートに繋げられる「ブラックホール」や「激流葬」などのカードは重要になってきます。
これらのカード以外で最重要に成りうるカードが「スキルドレイン」でしょうね。
スキルドレイン
永続罠
1000ライフポイントを払って発動できる。 このカードがフィールド上に存在する限り、 フィールド上の全ての効果モンスターの効果は無効化される。
今更説明する必要もないくらい有名なカードですが、《竜星》と「スキルドレイン」のシナジーは半端ないので特筆したいと思います。
「スキルドレイン」はフィールドの効果モンスターの効果を無効化するカードなので、一見《竜星》をシンクロ素材にしたシンクロモンスターに付与された《竜星》効果も無効化されてしまうように感じますが、《竜星》モンスターによって付与された効果はフィールド上のモンスターの効果になっている訳ではないので無効化されることはありません。
また、「ビシキ」をシンクロ素材にした場合は『罠』の効果自体を受けなくなるので、「スキルドレイン」の効果を受けることなくモンスター効果を発動する事ができるので覚えておきたいですね。
ただ、「スキルドレイン」を使用すると、相手メインフェイズ及びバトルフェイズにシンクロ召喚できるという《竜星》のギミックが封じられる事になるので注意です!(「竜星の極み」をここで使えと言う事なのか!?)
チェーン2以降にシンクロ召喚する場合の注意点
相手ターンにシンクロ召喚できる事により、相手の対象を取る効果からの回避やバトルフェイズに「ブラックローズドラゴン」をぶっ放したりと通常のデッキでは出来ない柔軟な動きが可能になるのが最大の魅力かな?と個人的には思っているのですが、チェーン2以降でのシンクロ召喚には少し注意が必要です。
「時の任意」の誘発効果を持つモンスターをチェーン2以降でシンクロ召喚する場合、そのモンスターの効果発動タイミングを逃してしまう問題があります。しかし、逆に相手の「奈落の落とし穴」や「激流葬」のタイミングを逃させるプレイングなので、とても重要なテクニックでもあるのです。
最後に…
上記の事からも《竜星》デッキは「少しプレイングの難しいテーマかな?」って印象ですね。
(あくまで私の評価ですが。)
もし自分で使用するならば、「スキドレ」型ではなく相手ターンにガンガンシンクロしていくタイプで運用してみたいですが、そんなに上手くいかないんでしょうね~。
やはり、自分で使用してないテーマの紹介は難しいですねw
もっと詳しい方がたくさんいらっしゃると思うので、ご指摘いただければ幸いです。
Amazon:竜星
コメント
ジョクトのリクルは攻撃表示です
失礼しました><
修正しておきます
リクエストありがとうございます
具象化は破壊されるモンスターは竜星じゃなくてもいいのでスクラップと合わせるのもいいかもしれません
またリクエストできるとすると「ドラグニティ」や「スクラップ」をしたい
エクシーズはだいたいエクシーズするだけで単調になってしまうと思うので……
コチラこそリクエストありがとうございます。
「ドラグニティ」と「スクラップ」は更に触った事ないので、かなり先になるかもしれませんw
でも「ドラグニティ」組んでみたいなぁ…。
記事内容にまったく関係ないけど壁紙の青眼の羽が虫みたい
内容も基本的なところをおさえていて竜星というテーマがどういうものなのかというのをざっと理解できるので予備知識をつけるという意味でかなりいいものだと思いました
「リフン」と「ジョクト」はトレードに出しちゃって、一枚も手元にありませんでした。
画像があったほうが分かりやすいですよねェ><
おお、竜星が紹介されてるっ!
竜星は破壊をトリガーにリクルートしてくるのでで除去しつつ自分は展開できるので相手すると少しやっかいですよね
チェーンして流されるとリクルートできないのでそこは少し怖いですが・・・
デッキの相性によっては詰むんですよねw
あのリクルート性能は素晴らしいです!
音響の強化のおかげでチューナーを出しやすくなったんで竜星と合わせるといい感じ
スキドレを張ってもレベルが3まであるんで合わせやすい
反対側に引スケールのPモンスターいれば手札に貯まった竜星出せる
噛み合いが悪いとすればジョクトとの手札の取り合いになることかな?
手札が尽きるんでそこを補助出来れば上手くと思う
《音響戦士》は本当に色んなテーマと合いますよね!
私も《EM》に混ぜて遊んでます。
竜星デッキの記事を作っていただいてありがとうございます!私も竜星デッキを作っていた所なのでとても参考になりました!ちなみに私はスキドレ型とナイトドラゴリッチを入れた型の2つに分けて竜星デッキを作ってます!
スキルドレインもナイトドラゴリッチも竜星デッキと相性がよくて非常に強力なんですけど、この2枚は相性が悪いので、思いきって2つに分けて竜星デッキを作ってます!
おぉ!二種類も竜星デッキを作っていらっしゃるんですね!
《竜星》への愛を感じます!
スキドレもドラゴリッチも強力なカードなんで両方使いたいという気持ちはよくわかります!
また何かあればコメントよろしくです^^b
個人的に竜星はデュエリストアドベント発売当時からお世話になってるテーマなので、記事なっててとても嬉しいです!
ジョクトからビシキトウテツガイザーの展開が本当に楽しいテーマです!
あとリクエストなんですが、竜星グレイドルが気になっているので記事にしていただくと嬉しいです!
グレイドルは一応記事にしたのですが、竜星との組み合わせはまだ研究できてないのですぐには無理そうです><
ちょっと時間はかかると思いますが善処しますね@w@b
相手ターンに動くのだったらスチームジャンクション竜星ですね。動画もあるので見てみてください。面白いですよ!
早速チェックしてみます!
情報感謝です^^b
個人的に、手違い と ディスコードセクター と スキドレを入れて相手を封じるデッキを使っています。
永続罠が多いので宮廷のしきたりとウリアを入れています(笑)。