無敗将軍フリードvsダーク・ジェネラル フリードッ⁉
今日の夜記事は、ジャンプフェスタ2025での配布が予定されている『PROMOTION PACK 2025』に収録される新カードより、《因果切断》みたいな罠カード《影の災い》に注目してみました。
上手く決まれば滅茶苦茶凄い事が起きる罠カードですが、効果内容が相手の墓地に依存してしまう為、安定感にかなり難がありそうな1枚……。
とりあえず【ワイト】は食らうと負けてしまうので、絶対にやらないでください!
『影の災い』効果考察
(1):相手フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる。
カード名がそのカードと同じ相手の墓地のカードの数によって以下の効果を適用する。
●1枚:対象のカードを破壊する。
●2枚:対象のカードを除外する。
●3枚以上:対象のカード及びその同名カードを相手のフィールド・墓地から全て裏側で除外する。
- 相手の墓地状況に左右される罠除去
- 状況次第では1:1交換で凄い除去成果が得られる
- 《因果切断》では対応できない魔法・罠にも対応可能
- 効果がとにかく不安定。仮想敵がモンスターなら《因果切断》の方が圧倒的に使い易い
相手の墓地状況に応じて効果が変わる除去カード
1枚なら破壊、2枚なら除外、3枚以上なら同名カード全てをフィールド・墓地から裏除外。
相手フィールドの表側表示のカード限定ではありますが、罠カードで1:1交換できる上に墓地状況次第では破壊以上の除去効果も見えてくるのはシンプルに優秀ですね。
ただ、相手の墓地に同名カードが1枚も無かった場合、破壊すらできないのは流石に死活問題です。
まぁ、元々明確な目的をもって採用するカードだと思うので、そういう状況に陥っている時点で若干のプランミス感はありますが、流石にそれだけは避けたいですね。
因果切断では対応できない魔法や罠にも対応できるが…
《影の災い》を考察するに際して、絶対に避けられないのがコチラのカードとの比較……。
(1):手札を1枚捨て、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の表側表示モンスターを除外する。
この効果で除外したカードの同名カードが相手の墓地に存在する場合、
さらにその同名カードを全て除外する。
手札コストが1枚必要とは言え、相手の墓地状況に左右されずにフィールドと墓地の同名カードを根絶やしにできるカードが既に存在しているんですね。
流石に《因果切断》の方がお手軽で使い易そうですが、一応、《因果切断》では対応できない魔法・罠カードの除去という個性が《影の災い》には有ります。しかし、同名の魔法・罠カードが2枚も3枚も相手の墓地に落ちてる状況自体がレア中のレアなので、これも差別点としてはちょっと弱いです。
強いて言うなら、《因果切断》は表側除外で《影の災い》は裏除外って事ですけど、除外がキツいデッキがその状況から切り返せるとは流石に思えないので、これもやはり差別点としては弱そう…。
―――となると、流石に「《因果切断》でOK!」ってなりそうな空気は漂ってますね。
ワイトやハーピィは食らうと相当やばいです
あえて言うまでもないとは思いますが、【ワイト】はこれ食らうとマジでヤバい事になるので絶対にやめて下さいね。
まぁ、《因果切断》ですら滅多に使われる事無いし、わざわざ【ワイト】を対策する為だけに採用する人はいないでしょ、流石にね……。
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