今日の夜記事は、5月21日発売『デュエリストパック-輝石のデュエリスト編-』に収録される新カード《墓守の罠》の特集です。
―――ここに来て、まさかまさかの《現世と冥界の逆転》強化!
禁止解禁からのエラッタという弱体化コンボによって、一度は一線を退いたカードでしたが、役割を増やすという形で、完全復活(!?)を果たしました。
相手だけ一方的に墓地利用を封じたり、通常ドロー前に動いたり、このカード本当にやりたい放題ですね!美しいイシズ姉さんのイラストから放たれるトンデモ効果!これは注目の1枚です。
墓守の罠|効果考察・使い方
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する限り、相手は墓地のカードの効果を発動できず、墓地のモンスターを特殊召喚できない。
(2):お互いのメインフェイズに、手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「墓守」モンスターまたは天使族・地属性モンスター1体を手札に加える。
(3):このカードが表側表示で存在する場合、相手ドローフェイズのドローの前に、カード名を1つ宣言して発動する。通常のドローをしたカードを確認し、宣言したカードの場合、墓地へ送る。
●現世と冥界の逆転を参照して相手にだけ強烈な墓地メタを課す
●墓守や地属性・天使族をサーチできる効果
●禁断の通常ドローフェイズまえ発動!魔王ディアボロスの唯一性が揺らぐ!?
《現世と冥界の逆転》を参照する強烈な墓地メタ効果
このカード名のカードはデュエル中に1枚しか発動できない。
(1):お互いの墓地のカードがそれぞれ15枚以上の場合に
1000LPを払って発動できる。
お互いのプレイヤーは、それぞれ自分のデッキと墓地のカードを全て入れ替え、
その後デッキをシャッフルする。
《現世の冥界の逆転》が使いにくいのであれば、新たな役割を与えてしまおうという逆転の発想!
実際、発動条件を満たすのは難しいので、《おろかな副葬》で直接落としたり、手札コストにしてとっとと墓地に送ってしまうのが良さそうですね。
それにしても、相手にだけ墓地発動不可と墓地蘇生不可を課すって鬼畜過ぎますね。……これだけで機能不全に陥るテーマがどれだけいる事やら……(;^ω^)
墓守やイシズ関連カード等を手札に加えられるサーチ効果
星4/地属性/天使族/攻1700/守1200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「予見者ゾルガ」以外の天使族・地属性モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分は自分及び相手のデッキの上からそれぞれ5枚まで確認する。
(2):このカードをリリースして召喚されたモンスターの攻撃宣言時に、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
そのモンスターを破壊し、相手に2000ダメージを与える。
「墓守」は勿論、同時収録されているイシズ関連のモンスターをサーチする事が可能!
特に《予見者ゾルガ》とは相性が良く、《予見者ゾルガ》の効果でデッキトップを5枚確認する事で《墓守の罠》の③効果(カード名宣言からのハンデス)をサポートする事ができたりします。
他にも、【ファーニマル】、【春化精】、【マドルチェ】等、テーマ単位でサーチできるカードを持つデッキがチラホラと存在している為、そこら辺と組み合わせて使うのも面白そうです。
また、コストで《現世と冥界の逆転》を捨てられる点も結果的にはGOODです。
カード名宣言によるハンデス効果
▲ドローされたくないカード名を当てずっぽうで宣言するのもアリ
上で紹介した《予見者ゾルガ》以外にも、相手のデッキトップを固定したり・確認したりするカードと併用する事でハンデスを成立させる事ができるんですが、逆にコンボしなかった場合でも、相手の手札に加わったカードが何なのか確認する事は出来るので、情報アドを得る事は出来ます。
困った時は、手札に加えられたくないカードを当てずっぽうで宣言するのもアリですね。
③効果にチェーンすることでドロー前にカードの発動が可能になる?
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
このカードは特殊召喚できない。
このカードをアドバンス召喚する場合、
リリースするモンスターは闇属性モンスターでなければならない。
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
効果ではリリースできない。
(2):相手ドローフェイズのドロー前に発動する。
相手のデッキの一番上のカードを確認し、
デッキの一番上または一番下に戻す。
③効果は、ドローフェイズの通常ドロー前に強制発動する効果なので、ここにチェーンする事で本来なら発動不可なタイミングでのカード・効果発動が可能になるカードでもあります。
これは長年の間、《魔王ディアボロス》にのみ許されていた動きなんですが、遂にその唯一性が揺らぐ時が来たようですね(まぁ、あんまり活かした記憶はないですけども……)。
通常ドロー前に《現世と冥界の逆転》を使って相手のドローを掻き乱したりも出来るので、併用するカード次第ではかなり面白い事が可能になると思います。
特殊なカードだけどハマるとかなり強そう!
《現世と冥界の逆転》を参照したり、ドロー前にデッキトップを確認したり、かなり特殊なカードである事は間違いないですが、ハマれば滅茶苦茶強そうですし、それでいて面白いカードですよね。
イシズはビジュアル的にも好きなキャラクターなので、個人的にかなり魅かれています(∩´∀`)∩
対戦相手の反応も含め、かなり面白いデッキになりそうなので、今から使うのが楽しみです。
コメント
天変地異発動中なら確実に3の効果を使えるのかな?