今日は、『ワールドプレミアパック2021』に収録された新カード《常世離レ》に注目!
相手の墓地のカードと除外されているカードをそれぞれ対象にとって、それらカードを入れ替える!
《魂の解放》と《異次元からの埋葬》の効果を足して割ったみたいな効果なんですが、テキストを見る度に「自分のカードにも使えたらなぁー」って思っちゃう1枚。
……かなり難しそうなカードですが、どう使えばいいんでしょうか?
常世離レ(トコヨバナレ)の使い方・効果考察
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手の墓地のカードを5枚まで対象とし、その数だけ、除外されている相手のカードを対象として発動できる。対象の墓地のカードを除外し、対象の除外されているカードを墓地に戻す。
相手の墓地と除外を入れ替える稀有な効果
平たく言うと、相手の墓地のカードと除外されているカードを入れ替える効果を持ったカードです。
最大5枚まで除外できると聞くとかなり強そうに見えますが、墓地と除外それぞれ同数の対象が必要になる為、実は発動するハードル自体が高いカードなんですよね。
お互いの墓地のカードを合計5枚まで選択し、
そのカードをゲームから除外する。
純粋に墓地のカードを大量に除外したいだけなら《魂の解放》で良いだろうし、相手ターンの妨害として使うなら《D.D.クロウ》って選択もあるし、これ、実は結構難しいカードですね。
墓地と除外されているカードの両方に触るデッキってなると相当限られるからなぁ……(;^ω^)
該当するデッキでバッと思い付いたのが【電脳堺】だったんですが、【電脳堺】相手ならそもそもこれじゃなくても良い感が強いので、やっぱり使い所が難しそうです。
まぁ罠である事を活かすなら、相手ターンの蘇生にチェーンして墓地を滅茶苦茶にしてやったり、コストで捨てられて効果発動待ちになっているカードを発動前に除外して発動妨害したりとかかな?
自分の墓地や除外されたカードにも使えたら最高だったんですが、そううまくは行かないなぁ……。
裏側除外されているカードも対象にとる事ができる
相手の墓地のカードを5枚まで対象とし、その数だけ、除外されている相手のカードを対象として発動できる。というテキストなので、裏側で除外されているカードも対象にする事が可能です。
裏側除外されている相手のカードを墓地に戻すメリットはかなり希薄そうですが、墓地と除外を同数対象にとらないといけない事を考慮すると、この裁定は知っておいた方が良いでしょう。
なお、効果処理時に対象の墓地のカードの一部を除外できなくなった場合でも処理を行うという公式Q&Aに裁定が出ているので、そちらもチェックしておくと処理時に困る事がなさそうです。
処理時に、対象の墓地のカードのうち一部を除外できなくなった場合でも、それ以外の対象の墓地のカードを除外する処理を行い、対象の除外されているカードを墓地に戻す処理を行います。ただし、対象の墓地のカードを1枚も除外できなかった場合には、対象の除外されているカードを墓地に戻す処理は行われません。
墓地と除外を同数対象にとるのがネックになりそう……
相手が各種壺(ゴードン,ゴーキン,キンケン)等で雑に除外を増やしてくれるなら最大数対象にとって発動する事も出来そうですが、逆にそういうのが無いと安定発動は厳しそうですよねぇ……。
これ、ゴーキンやキンケンで除外されたカードを対象にするのは安全だけど、《強欲で貪欲な壺》で除外したカードは下手したらリソースを墓地に戻しかねないので危ないっすよね……(テキトーに戻したら《馬頭鬼》が墓地に戻りました……とか笑えんしなぁ……)。
スリーブ投票の時にあったら面白い事になってただろうなぁ
このカード、イラストが良すぎてホント凄すぎますねぇ……(*’▽’)
スリーブ投票のタイミングで来日してたらいい勝負できただろうなぁ……(スリーブ欲しぃ)。
コメント
これ自分に使えたらいろいろ面白そうなのにね
罠カードだから遅いし、別に良いと思うけどね
ネクロフェイス使えばいけそうな気がする。
真面目に使うとすれば魔獣の大餌と併用するとか
決まればEXと墓地両方1ターンは支配できる
でも罠2種前提とか前提が既に不真面目なんだ!
よりによってイラストアドは最高だからちくしょう!