ご新規さん・初心者用の記事を作成するって宣言はしたものの…
正直、どこから手を付けたものか…(´・ω・`)
とりあえず、コメントにていただいた用語集(言葉辞典)を作成して行こうと思います。用語集なら追記の必要が出てきても楽ちんだしね…最初はこういう作りやすいものから作っていくのです。
※:追加して欲しい用語・言葉を募集中。ただ、いたずらに増やし過ぎてもあれなんで、載せる範囲は探り探りの状態です。
ゲームのルールに関する公式用語
アドバンス召喚
レベル5以上のモンスターを召喚する為には、フィールドのモンスターをリリース(墓地へ送る)する必要があります。レベル5~6までは1体、レベル7以上は2体のリリースが必要です。
この行為をアドバンス召喚と言います。
昔は生贄召喚でしたが、何か生贄って怖くね?って事でアドバンス召喚に変更されたかどうかは定かではありません。
永続効果(モンスター)
指定された条件を満たしている限り、発動する事無く効果を適用し続けるモンスター効果。
条件を満たした瞬間から、発動を介さず適用されるので当然チェーンブロックも発生しない。発動しないので、効果の発動を無効にするタイプの効果では阻害できないので要注意。
瞬間的に効果を適用するが、その逆もしかり。
エクストラリンク
通常、1つしか使用できないエクストラモンスターゾーンを一人で占有できてしまうルール。
成功させるのは至難の技だが、成功するとたぶん気持ちが良い。
詳細については個別記事をどうぞ
関連記事:
起動効果(モンスター)
自分のターンに優先権を持つターンプレイヤーが宣言して発動できる効果。スペルスピードは1なので、他の効果にチェーンしたり効果の処理中に発動したりはできません。
「墓地に送られた場合」や「召喚に成功した時」など、効果の発動タイミングが定められておらず、なおかつ「この効果は相手ターンでも発動できる」の記載がないものを指します。
強制効果(モンスター)
「発動できる」ではなく「発動する」と書かれているモンスター効果。条件を満たすとコントローラーの意思に関係なく必ず発動します。
効果以外のテキスト(効果外テキスト)
モンスター効果の欄に記載されてはいるが、効果として扱わないテキストが存在する。これが効果以外のテキスト(通称:効果外テキスト)と呼ばれるものです。
最近のフォーマット(書き方)だと、モンスター効果は「①:〇〇〇~」と表記されていますが、効果以外のテキストは「①:〇〇〇~」の表記がなく、そのまま文章が書かれているので区別し易くなってます。(昔のカードはその都度調べる必要があります。)
効果以外のテキストはカードの効果で無効になる事が無い上に、いかなる状況でも適用される凄いやつです。
コスト
カードや効果を発動する為に必要となる手順・行動の事を指します。コストと聞くと、費用・消費・消耗などを思い浮かべますが、遊戯王のコストは必ずしもそうとは限りません。
「コストとは何ぞや?」、そんな言葉の意味を考えるのも遊戯王の面白さなのかもしれません。
スペルスピード
発動するカードや効果に予め設定されているスピードの概念。スペルスピードの速さによって、チェーン出来るか否かが決定します。
スペルスピード3>スペルスピード2>スペルスピード1
スペルスピード1※を除き、同じ速度のスペルスピード同士なら互いにチェーンする事が可能ですが、遅いものが速いものにチェーンする事は叶いません。カードや効果ごとに設定されたスペルスピードは以下の通りです。
※:ただし、スペルスピード1にも例外があり、同じタイミングで複数発動した場合はチェーンを組んで処理する事が出来ます。
スペルスピード1
- 通常魔法
- 永続魔法
- 儀式魔法
- フィールド魔法
- ペンデュラム効果
- モンスター効果(起動・誘発効果)
スペルスピード2(スペルスピード1・2にチェーン可能)
- 速攻魔法
- 通常罠
- 永続罠
- モンスター効果(誘発即時効果)
スペルスピード3(スペルスピード1・2・3にチェーン可能)
- カウンター罠
相互リンク
リンクモンスターに記載されているリンクマーカー(矢印)がお互いに向き合っている状態を指します。
チェーン・チェーンブロック
効果を発動するとチェーン1としてチェーンブロック(効果を積み木に見立てたイメージ)が一つ積みあがる。相手がその効果発動に対して効果を発動すると、チェーン2としてチェーンブロックが更に一つ積みあがる。
そんなやりとりを互いに確認し合い、「もう発動する効果はないよ~」と了承したら積み上げたチェーンブロックを上から処理していく。これがチェーンとチェーンブロックの仕組み。
チェーンブロックを積み木としてイメージ出来る様になると、このルールはかなり把握しやすくなるのでオススメ。
同時に複数の効果が発動する場合は優先度が関係してきてやや説明がヘビーになるのでここでは割愛。詳しい解説は未来の関連記事に期待してください。
関連記事:予定地
トークン
効果によって生み出されるカードではないがモンスターとして扱われる存在。印を意味するtokenが語源。
キャラクターやアイドルのトレカを使用したり、自作で気合の入ったトークンを使ったり等、トークンに何を使うかでその人のお洒落力が意外と試される。
誘発効果(モンスター)
カードに記載されている条件やタイミングが整う事で発動できるモンスター効果。
例としては、「召喚・特殊召喚に成功した時・場合」「墓地に送られた場合」「攻撃宣言時」等々、リバース効果も誘発効果です。誘発効果のスペルスピードは1ですが、同じタイミングで複数発動した場合はチェーンを組んで処理する事が出来ます。
誘発即時効果(モンスター)
『この効果は相手ターンでも発動できる。』という神々しい記述や、カードの発動・効果を無効化する効果、タイミングの指定こそあるものの、相手ターンでも優先権さえあれば任意発動が可能なモンスター効果の事を誘発即時効果と言います。
スペルスピードは2なので他の効果にチェーンして発動する事が出来ますが、スペルスピード3(カウンター罠)にはチェーン出来ません。(カウンター罠isGOD)
リリース
アドバンス召喚や効果を発動する為に墓地に送る行為・コストを意味します。
公式用語以外で頻繁に使う用語
アド・ディスアド(アド損)
アドとは、前進や優位性・利益を意味するadvantage(アドバンテージ)を略した言葉です。なので、ディスアドやアド損はその逆。
ハンドが増える事をハンドアド・墓地が肥える事を墓地アド・盤面が優位になる事をボードアド・戦況を有利に進める情報を得た情報アド等々、色々な言葉と組み合わせて使える便利な言葉です。
ちなみに、アドを稼ぎまくった状態の事を爆アド(爆発的なアドバンテージ)と言う人もいます。
主にパック買いでトップレアを引き当てた人が発言する事が多いイメージです。
NS・SS・EF
文字でコンボやその流れを説明する場合に用いられる略語
NSは「Normal Summon/通常召喚」の略
SSは「Special Summon/特殊召喚」の略
EFは「effect/効果」の略である
エフェクト
モンスター効果を発動する際に「エフェクト・エフェクト発動!」と気持ちよく言い放つ人が稀にいます。
きっとその人は「D-HERO」が好きか、「江戸とか不死鳥」的な言葉に敏感、石田彰氏のファン、のどれかなので「イヤッホォォオオォオウ!!」と返してあげるとかなり喜んでくれるはずです。
なお、墓地の事は「セメタリ―」と格好良く言い放ちます。
コンボ
カードとカードが巻き起こす素敵な相乗効果で、シナジー以上のモノを指す。勝利を決するレベルの相乗効果をコンボと呼ぶ人も多いですが、その線引きは曖昧。
サーチ
デッキから任意のカードを探して手札に加える効果や行為の事。そのような効果を持つモンスターの事を「サーチャー」と呼んだりもします。
サルベージ
墓地からカードを手札に回収する行為。
シナジー
カードとカードが巻き起こす素敵な相乗効果で、コンボ未満のモノを指す。どこからどこまでがシナジーで、どこからがコンボかの線引きは難しいですが、それはプレイヤーの心に聞きましょう。
ハイランダー
同名カードを一枚しか採用しないデッキ構築を「ハイランダー」と言います。
語源は「ハイランダー 悪魔の戦士」という映画の”There can be only one(生き残れるのはただ一人)”からきているらしいです。ちなみに映画自体は素晴らしいほどのB級映画です。
バニラ
遊戯王におけるバニラとは、通常モンスターの事です。
通常モンスターは効果を持っていませんが、フレイバーテキスト(カードのバックボーンやストーリーを埋めるルールや効果と関係のないテキスト)という独自のお楽しみがあります。ちなみに師匠こと《ブラック・マジシャン》は「魔法使い族としては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。」だそうです。
ハンデス
Hand Destruction/ハンドデストラクションの略であり、手札破壊を意味します。別ゲーではありますが、管理人はハンデス戦術が大好きな人です。(Duress/強迫って言葉を聞くと心が落ち着きます。)
バウンス
はね返すを意味するBounceが語源。
基本的にはフィールドから手札へと戻す効果や行為の事を指しますが、デッキに戻す場合でもデッキバウンスと言ったりします。
エクストラデッキのモンスターをバウンスすると実質除去になるので、遊戯王におけるバウンスは他のゲーム以上に強いイメージを持っています。
ぶっ壊れ
ゲームのバランスを破壊するかの如く強いカードの事やデッキの事をぶっ壊れ・ぶっ壊れカードと表現します。
メタ・メタゲーム
デッキ分布や傾向を予想してあらかじめ対抗策を用意・準備しておく事。メタの読み合いによってデッキ分布や傾向(環境)が変化する事をメタが回ると表現する。
刺さる
特定のカードが自分の使用しているカード・デッキに効果抜群の状態。「めちゃ刺さるわ~」「滅茶苦茶刺さるんですけど…」など
リクルート
デッキから任意のカードをメインモンスターゾーンに特殊召喚する効果や行為の事。そのような効果を持つモンスターの事を「リクルーター」と呼んだりもします。
ダイレクトアタック
相手プレイヤーに直接攻撃する事。
釣る(吊る)・釣り上げ・吊り上げ効果
墓地からモンスターを特殊召喚するモンスター効果やその行為の事。
吊るか釣るかは人によってそれぞれですが、どちらも線で繋がった状態のものを上げているのでイメージ的には近め。
友情コンボ
自分・相手間で想定していないコンボが発生しどちらかに大きな利益や勝敗を決する状況の事を友情コンボと言います。遊戯王ではそこまで頻繁に発生しないですね。
ルールに直接関係のないアレコレ
シャカパチ
カードゲーマー特有の悪癖。
文字通りカードをシャカシャカパチパチします。授業中のペン回しの様なもので、している本人は悪気が無い人がほとんど、集中力が上がってきたり、長考するべき場面になるとついついやってしまうという話しをよく聞きます。
気になる人はとことん気になる行為なので、他人に悪く思われたくない人は避けるべきかも?相手を威嚇する為にやっている人はいないと信じたい。
必要・不必要な項目のご意見を頂けるとありがたいです
内容が真面目過ぎて、思わずふざけてしまっている項目もありますが、とりあえず最初はこんな所で…
最終的には用語から関連ルールにジャンプできるようにリンクしていければ良いなと考えています。必要・不必要な項目がありましたら、気軽にご意見下さい。最初にも書きましたが、いたずらに増やし過ぎてもあれなんで、載せる範囲は随時探り探りです。
コメント
友情コンボからのシャカパチワロタwww
とりあえず自分はこれでいいと思います
バニラのところダークレクイエムのようなものは書かないのですか?
スペルスピードのところは「スペルスピード2(スペルスピード1・2にチェーン可能)、スペルスピード3(スペルスピード1・2・3にチェーン可能)」の方が表記としては正しいのでは?
ですね!修正しておきます~
エフェクトの項に思わず笑いましたwww
トークンについてはいいかな?
自分も昔はハンドコストの話題で暗黒界混乱したものです。「何でよ!ライボルで墓地送ったじゃん!」「いやコストだから」みたいな。
蘇生制限を満たすとかは上級者の部類になるんでしょうか?
墓地が越える、ではなく
墓地が肥える、ではないでしょうか?
未だに誘発効果と誘発即時効果の違いがわからん、書かれててもよくわからん。
ヴァンガードみたいに永続・誘発・起動みたいに効果のカテゴリを書いて欲しい。
「シナジー」はカードプレイヤーにしてみればよく使う言葉だから意味理解してるけど、一般人の正解率は良くないらしいね。
こう見ると今でも一瞬頭空白になる項目がチラホラと…
他の説明だと「~した時」と「~した場合」もあったほうが良いと思いますね
ここがわかってないとコンボを考えついても実はできない、なんて事ありますし
環境とか、カードゲーム触ったことない人は聞いたことがないのでは?
すごい文量!思わず読み飛ばしてしまった!(コラ)
いつか振り返りたくなったり、気になった時に役立たせて頂きますね♪
第1回?コラムの執筆お疲れ様です♪
友達がデッキから釣ってくるって言っていたのは気になりましたね、、、、
起動効果の欄で優先権が出てきていますが、遊戯王でもかなり重要なルールなので個別で説明した方が良いのではないでしょうか?
用語というか表記の問題なのですが、NS(Normal Summon)→通常召喚
SS (Special Summon) →特殊召喚
とかは必要ですかね?結構デッキメーカーの解説とかで用いられたりしていて、私は最初なんのことかよく分からなかったのですが…まぁ自然と気付くものだとも思いますけど…どうですかね?
これは良いですね~ 即対応させていただきます。
「同じ速度のスペルスピード同士なら互いにチェーンする事が可能です」だと、通常魔法に対し通常魔法を使えるように見えますね。
そう言えば、墓地発動トラップもスペルスピード2って最初気がつかなかったな〜
これは確かに スペルスピード1を除きって書いた方が良さそうですね。
通常召喚と召喚の違いとかな
バウンスとかですかね?
遊戯王じゃあまり使わないですかね
これは必要ですね 即追記します~
記事作成お疲れ様です
墓地耕しが載ってないですよ~!
少しふざけてしまっている部分もあって見てて楽しかったですO(≧∇≦)o
面白い記事ですね。イヤッホォォォォウは笑いました。
ハイドランダーくん出るしハイランダーとかデッキタイプだとあとフルモンとかフル罠とかもありますよね。
エフェクトの下りで思わず笑いました。一回目お疲れ様です。
個人的にアド説明時の「ハンド」が気になりました。手札が増えることですよね? 考えれば分かることなんですが、一瞬なんだろうと思ってしまいました。あと、サーチの後にリクルートを載せる等、順番を少し変えた方が良いかもしれません。
誘発即時効果には強制発動のものと任意発動の物があります。大部分は任意ですが強制の方はややこしいルールの塊なので触れておいては?
モンスター効果には効果外テキスト(非公式用語)というのもありますね
永続効果と違って無効にならないので要注意
見分け方は・・・wikiくらいかな
ネタとしては同名カード(アナザーワン)とか
必要そうなのは破壊と無効、発動できないの違い。対象に取る、選択(的を狙う)とらない選ぶ(なりゆきで決める)の違い、墓地に送る(効果)と墓地に送る(コスト)の違いとか
タイミングを逃す・逃さない についてかなり理解するまで時間かかった記憶あるので、それについて書かれてると助かると思います(と言うか私も助かります笑)
後は効果を持たない融合〜エクシーズの扱い(例えばノイドの召喚条件に引っかかるか否か)なども割と引っかかるので、あると良いかなと思います
もっと先の話になるかもですけど、貫通や出張もカードゲーム知らない人ならたぶんなんのことやら…
この手の用語ってカードゲーム用語+遊戯王用語だから難しいですね
プロキシとかどうでしょう
あとネタてきな意味で調整中とか(笑)
吊り上げるって使ってるんですけどマイナーですかね
ジャンクロンとかクレーンクレーンとかで墓地のモンスターを蘇生させることで使ってます
ついでに除外からフィールドに行く際は帰還を使ってます。
異次元からの帰還等遊戯王カードでも使われているからこっちはメジャーかも
自分も墓地からモンスター効果で蘇生させるときは吊ってくるって使ってましたね
記事作成お疲れ様です。
紋章獣の記事を拝見させて頂いた時に気づいたのですが、強制効果についての解説を載せるのはどうですか?
バニラのところフレーバーテキストとか由来も説明して良いと思います。
個人的にはガイアシリーズもバニラだと思います。あと、非公式用語では腐る、重い、着地、謎空間とかも使いますね。