【セフェルの魔導書の裁定について】セフェルはダメでアナコンダは何故OKなのか?

現在SNS上で話題になっている《セフェルの魔導書》の裁定統一(OCGとリンクスで同じになった)について取り扱ってくださいという要望をいただきました。

裁定統一に関しては、OCGとリンクスで処理を統一したという話なんですが、そもそもOCGで《セフェルの魔導書》の裁定が変更されていた事自体を知らない人も多いのではないでしょうか?

本記事では、《セフェルの魔導書》で《魔導書庫クレッセン》を対象にした際の裁定に加え、同じようだけど実は違う《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》で《真紅眼融合》を墓地に送った際の差異について解説していきます。

※確証がとれないのであくまで管理人の解釈の範疇を出ません。プレイは全てカードデータベースまたは事務局の裁定に従ってください。

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セフェルの魔導書の裁定について

《セフェルの魔導書/Spellbook of the Master》 
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、このカード以外の手札の「魔導書」カード1枚を相手に見せ、「セフェルの魔導書」以外の自分の墓地の「魔導書」通常魔法カード1枚を対象として発動できる。このカードの効果は、その通常魔法カード発動時の効果と同じになる。

 

《魔導書庫クレッセン/Spellbook Library of the Crescent》 
通常魔法
自分の墓地に「魔導書」と名のついた魔法カードが存在しない場合に発動できる。
デッキから「魔導書」と名のついた魔法カードを3種類選んで相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。相手が選んだカード1枚を自分の手札に加え、残りのカードをデッキに戻す。
「魔導書庫クレッセン」は1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は「魔導書」と名のついたカード以外の魔法カードを発動できない。

 

問題になっているのは、《セフェルの魔導書》で墓地の《魔導書庫クレッセン》を対象にした際の処理についてです。

以前までは、《魔導書庫クレッセン》を対象に《セフェルの魔導書》を発動したとしても、《魔導書庫クレッセン》の誓約が適用される事はありませんでしたが、2019年11月以降は誓約を無視できない裁定に変更されていました。

今回の裁定統一は、このOCGの裁定をリンクスでも提供するという変更であり、そもそもOCGでは3か月前位からそういう裁定になっていました(なお、変更後微妙に前後して不安定だった時期もあった模様)。

要するに、「魔導書」以外の魔法カードを発動したターンは《セフェル》で《クレッセン》を対象に発動する事は出来ない《セフェル》で《クレッセン》を対象に発動したターンは他の魔法カードの発動は出来ないという事になります。

ここで浮上する《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の存在

捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》 
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/植物族/攻 500
【リンクマーカー:左下/右下】
効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで闇属性になる。
(2):2000LPを払い、「融合」通常・速攻魔法カードまたは「フュージョン」通常・速攻魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。

 

《真紅眼融合/レッドアイズ・フュージョン/Red-Eyes Fusion》 
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・特殊召喚できない。
(1):自分の手札・デッキ・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「レッドアイズ」モンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターのカード名は「真紅眼の黒竜」として扱う。

 

「これが出来ないんだったらアナコンダで真紅眼融合コピーできないんじゃね?」

他の魔法カードを発動したターンに「セフェル⇒クレッセン」が出来ないのであれば、他の召喚・特殊召喚をしたターンに「アナコンダ⇒真紅眼融合」も出来ないんじゃね?という疑問。

結局はカードデータベースの裁定通りにプレイする他ない訳ですが、何かしっくりこないと気持ち悪い人もいると思うので、納得できそうな理屈をこねてみました。

どちらかというとクレッセン,ソレイン側の変更?

以前までは効果外テキスト扱いだった部分(「魔導書庫クレッセン」は1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は「魔導書」と名のついたカード以外の魔法カードを発動できない。)が、効果に含まれるようになった可能性。これなら《クレッセン》《ソレイン》側のみの変更ですし、一番納得できる理由な気がします。

ただし、これは《クレッセン》《ソレイン》が新テキストで刷られない限り確認する事が出来ないので、あくまで推測の域です。まぁでも、たぶんこれなんじゃないですかね?

※:コメント欄やDMでこの解釈は無いというご意見を多数いただきました。どうやら下の解釈が正しい可能性が高そうです。

カードの発動・効果の発動の差異

《セフェルの魔導書》はカードの発動を伴いながら対象の効果をコピーしている

《アナコンダ》は効果の発動時に墓地に送ったカードの効果をコピーしている

そもそも、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》はカードの発動を伴わず、モンスター効果で魔法カードの効果をコピーしているだけです。

仮に、上の項目に書いたような《クレッセン》《ソレイン》のテキスト整定が行われていなかったとしても《セフェルの魔導書》と《アナコンダ》の処理はイコールの存在ではありません。

「もしこの理屈が通るなら《ネオス・フュージョン》の発動後デメリットも適用されない事になるじゃん!」って話なんですが、そもそも《ネオス・フュージョン》と《ヴェルテ・アナコンダ》のデメリットは被っているので確認のしようがありません。

この解釈に関する補足

この解釈を補足する有力な意見をいただいたので追記しておきます。

《ボーン・フロム・ドラコニス/Born from Draconis》 
通常罠
このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、機械族・光属性モンスターを全て除外して発動できる。手札からレベル6以上の機械族・光属性モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力はこのカードを発動するために除外したモンスターの数×500になり、自身以外のカードの効果を受けない。

 

上記のカード(ボーン・フロム・ドラコニス)を使って、カード発動を伴う効果コピーと効果による効果コピーの差を解説していきます。

例1:【闇よりの罠】の場合

《闇よりの罠/Trap of Darkness》 
通常罠
(1):自分LPが3000以下の時、1000LPを払い、「闇よりの罠」以外の自分の墓地の通常罠カード1枚を対象として発動できる。このカードの効果は、その墓地の通常罠カード発動時の効果と同じになる。その後、その墓地の通常罠カードを除外する。

 

《闇よりの罠》の場合、自分が特殊召喚したターンに《ボーン・フロム・ドラコニス》を対象にこのカードを発動する事は出来ないという裁定が出ています。

これは、《闇よりの罠》がカードの発動を伴いながら効果をコピーするからに他なりません。要するに《セフェルの魔導書》と同じパターン

例2:【ジャンク・コレクター】の場合

《ジャンク・コレクター/Junk Collector》 
効果モンスター
星5/光属性/戦士族/攻1000/守2200
フィールド上に表側表示で存在するこのカードと自分の墓地に存在する通常罠カード1枚をゲームから除外して発動する。このカードの効果は、この効果を発動するためにゲームから除外した通常罠カードの効果と同じになる。この効果は相手ターンでも発動する事ができる。

 

逆に《ジャンク・コレクター》の場合は、特殊召喚を行ったターンでも《ジャンク・コレクター》で《ボーン・フロム・ドラコニス》を枚除外して発動することが出来るという裁定が出ています。

これは、《ジャンク・コレクター》が効果の発動で効果をコピーしているからです。要するに《アナコンダ》と同じパターン

データベースの裁定に従う他ない

結局どっちが理由になってるのかは分かりませんが、どっちみちセフェルとアナコンダは処理が=なカードでは無さそうですよね。

まぁどっちにしても、データベースの裁定に従う他無いんだけどねぇ~

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コメント

  1. コンマイ「テキスト同じでもカードが違うじゃろがい!!」

    • 近年の遊戯王を知らない人かな?
      9期でテキスト整理されてからは読めばわかる(今回のは「カードの発動」と「効果の発動」についても理解が必要)
      読んで理解出来ない人ならともかく、説明されて理解出来ないあなたのような人は障害持ちと思われてもしょうがないレベルまでルール整備がなされてますよ

      • どう見てもネタなんだが、怖っ

      • おやおや、これも障害でしょうか。
        なんともまぁブーメラン。

      • でも今回は8期のカードが今さら裁定変更されたから話題になってるわけで
        少なくとも障害なんて言葉を使って非難するほどではないと思いますよ

  2. 実際融合徴兵のデメリットは適用されない(特殊召喚はアナコンダで不可だが通常召喚、効果の発動は可能)らしいのでカードの発動が行われてないからが正しい解釈になるかと思います。

    • あー そうなんですねー
      それならカード発動を伴う云々の方が正しい解釈になりそうですね

  3. カード自体のテキストが書き換えられるか、この効果〜以降のテキストだけ書き換えられるかの違いですかね?

  4. こういう裁定の違いや細かいルールなんかは、上級者ならともかく、
    初心者や復帰勢にとって、遊戯王はハードルが高いと思われる一因かも。
    新しく始まるラッシュデュエルは、こういう複雑な部分をクリアして、
    新しい人を呼び込みたいっていう意図がありそう。

  5. ずっと疑問というか理解できなかった部分が分かった気がする。
    魔法・罠は基本的に「カードの発動」をして効果をコピーするから、コピーされる側の『このカードを発動した~~~』の制約も適用される
    でもモンスターの場合は「カードの発動」ではなく「効果の発動」だから、コピーされる側の『このカードを発動した~~~』の制約を適用されない(カードを発動したわけではないから)ってことなのね

    ・・・いやふざけんな! 言葉遊びじゃねーんだぞ!! って気持ちになりました。はい。

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