4月17日発売予定『ドーン・オブ・マジェスティ』に収録される【先史遺産｜オーパーツ】新規カードの特集記事です。
【先史遺産｜オーパーツ】とは、アニメ「遊戯王ゼアル」の人気キャラクター「Ⅲ」こと「ミハエル・アークライト」が使用したカテゴリで、『オーパーツ』（OOPARTS:Out of Place Artifacts）〈※場違いな工芸品〉をモチーフとしたロマンあふれるエクシーズテーマになっています。
かなり前の話（8期）にはなりますが、環境入りを果たした実績を持つテーマでもあり、エクシーズ期を体験している人からするとかなり懐かしいテーマなのではないでしょうか？
実は10期（イグニッションアサルト）で1度強化を貰っていたりするので、知らない間にこんなにも強化されてたのか……という驚きも含めて読んでいただけると幸いです。
先史遺産｜オーパーツ特集
メガラ・グローヴで初動が更に安定！トゥスパロケット強ぇ！
以前から《先史遺産トゥスパ・ロケット》1枚でランク4を立てる事が出来るテーマではありましたが、新カード《先史遺産メガラ・グローヴ》で初動が更に安定することになりました。
効果モンスター
星４/光属性/機械族/攻1500/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードをリリースして発動できる。
デッキから「先史遺産メガラ・グローヴ」以外の「先史遺産」モンスター１体を特殊召喚する。
(2)：このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地から「先史遺産メガラ・グローヴ」以外の「オーパーツ」カード１枚を除外して発動できる。
このカードを手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
《メガラ・グローヴ》は全ての「先史遺産（オーパーツ）」をリクルート出来る万能リクルーターなので、ここから《先史遺産トゥスパ・ロケット》をリクルートすれば同じ動きが可能になる訳です。
星４/地属性/岩石族/攻1000/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
デッキ・ＥＸデッキから「先史遺産」モンスター１体を墓地へ送り、
フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベルまたはランク×２００ダウンする。
(2)：フィールドのこのカードを素材としてＸ召喚した「Ｎｏ.」モンスターは以下の効果を得る。
●このカードは１度のバトルフェイズ中に２回までモンスターに攻撃できる。
《トゥスパ・ロケット》からの動きはシンプルで、《先史遺産ネブラ・ディスク》or《先史遺産アカンバロの土偶》を墓地に落とせば、後はそれぞれのセルフ蘇生で横に並べることができます。
……あ‼初動安定と言ったら永続魔法《先史遺産驚神殿－トリリトン》も外せませんね‼
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドのモンスターが、存在しない場合
または「先史遺産」モンスターのみの場合、５００ＬＰを払って発動できる。
手札から「先史遺産」モンスター１体を召喚する。
(2)：自分の「先史遺産」Ｘモンスターまたは自分の「Ｎｏ.」ＸモンスターがＸ素材を取り除いて効果を発動する場合、
取り除くＸ素材１つの代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
発動条件も「先史遺産」ならなんて事無いですし、たった500のライフコストで展開力が恒久的に増加するのはありがたいですよね。
あと、「先史遺産」or「No.」モンスターのX素材支払いを肩代わりするのも地味だけど良い感じ‼
《先史遺産ヴィマナ》の効果を発動するにはあと1枚素材が足りねぇ……みたいな事は割とありそうなので、1枚でも肩代わりしてくれるのはありがたいです。勿論、《ヴィマナ》以外の「先史遺産」「No.」のサポートとしても良いので、X素材なしで蘇生…みたいな状況下でも重宝しそうです。
やっぱり強い！ネブラディスクというカード
効果モンスター
星４/光属性/機械族/攻1800/守1500
このカード名の(1)(2)の効果は１ターンに１度、いずれか１つしか使用できない。
(1)：このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「先史遺産ネブラ・ディスク」以外の「オーパーツ」カード１枚を手札に加える。
(2)：このカードが墓地に存在し、自分フィールドのモンスターが「先史遺産」モンスターのみの場合に発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「オーパーツ」カード以外のカードの効果を発動できない。
召喚して良し‼墓地に送って良し‼……やはり《ネブラ・ディスク》というカードは強いのだ‼
そして、ここに新たに仲間入りするのが《先史遺産アカンバロの土偶》というカード。
星５/地属性/岩石族/攻1000/守1800
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドの「先史遺産」モンスターが戦闘または相手の効果で破壊される場合、
代わりに手札のこのカードを捨てる事ができる。
(2)：このカードが墓地に存在する場合、１０００ＬＰを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
この効果を発動するターン、自分は「先史遺産」モンスターしか特殊召喚できない。
《ネブラ・ディスク》の様に《トゥスパ・ロケット》と合わせて即座にエクシーズ…といった事はできませんが、ランク5を立てる起点として重宝する1枚ではあるので、今後仲良くして行きたい所。
先史遺産ヴィマナという名の汎用ランク5！これは強いぞ
ランク５/光属性/機械族/攻2300/守2600
レベル５モンスター×２
(1)：１ターンに１度、フィールドの表側表示モンスター１体と、自分の墓地の、「先史遺産」モンスターまたはＸモンスター１体を対象として発動できる。そのフィールドのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、対象の墓地のモンスターの攻撃力の半分アップする。その後、対象の墓地のモンスターをこのカードの下に重ねてＸ素材とする。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2)：１ターンに１度、相手がモンスターの効果を発動した時、このカードのＸ素材を２つ取り除いて発動できる。その発動を無効にする。
①効果は自分の墓地に「先史遺産」モンスターまたはXモンスターが落ちている必要があるんですが、②効果は完全なる汎用効果‼
素材指定も無いですし、汎用運用できる制圧効果持ちのランク5は貴重ですよね……。
ランク5って汎用だと意外と制圧・妨害系の効果を持つモンスターがいなかったので、これはかなり熱い1枚だと思います。
先史遺産石紋（オーパーツ・エスペランサ・グリフ）のテキストは3度くらい読み直しました。このカードはマジで凄い！
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：自分・相手のメインフェイズに、自分のフィールド・墓地のＸモンスターカード１枚を対象として発動できる。
そのモンスターカードのランクの数値よりも１つ高いレベルを持つ「先史遺産」モンスター２体を、
自分の手札・デッキ・墓地から選んで効果を無効にして特殊召喚し、
その２体のみを素材として「先史遺産」Ｘモンスター１体をＸ召喚する。
手札・デッキ・墓地から2体リクルートって凄すぎでは⁉
要するに、先行1ターン目にランク4モンスターを立てて、バックに《先史遺産石紋》を伏せるだけで《先史遺産ヴィマナ》を立てる事が出来るって訳だ‼
これがあれば、《フォーク＝ヒューク》と《マシュ＝マック》によるワンキルも安定するだろうし、何より《Ｎｏ.６ 先史遺産アトランタル》の展開が圧倒的にやり易くなるんですよね。
発動条件がやや限定的とは言え、この効果には《高等紋章術》もビックリしている事でしょう…。
ギミパペの強化にも期待できそうだな…
「オーパーツ」が強化されるという事は、兄弟テーマであるギミパペにもワンチャンあるという事だ‼（謎理論）。
実際、10期で強化を貰った事で当分強化は諦めていたんですが、このタイミングでの「オーパーツ」強化は吉兆‼すぐって訳にはいかないだろうけど、11期中の強化を密かに期待しておきます。
コメント
《パレンケの石棺》
通常魔法
自分フィールド上に「先史遺産」と名のついたカードが存在する場合に発動できる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
これ、1T1D縛りで来ることを期待している
「先史遺産」モンスターが存在するときに変えてもいいし、何よりドロソは欲しいわ
ネブラでサーチできないからそこでなんとか…………
レベル５・レベル６でもX素材となった時に効果を付与出来るモンスターも欲しいですねー。特に６はソルモノリス２体は旨味が薄くて
ロケットの実質枚数を増やせるグローヴ、ネブラでサーチしたシャトルに割く召喚権を
追加してくれる上に(2)で疑似的に素材として扱えるトリリトンは特に有り難いです。
Cアトランタルのイラストと豪快な効果は好きだけど使い辛いという悩みがロケットで
落としたアトランタル吸収→アスフォで繋げば発動条件を満たせるヴィマナのお陰で
解決したのも嬉しいですね。
ギミパペはちょこちょこ貰ってるから怠け者の長男のカード欲しかったり。
こんどの遊馬のストラク、アトランタルホープをアニメの酷いのじゃない感じでカード化しないかなあ