個人的にもかなり気になるポイントだったので、改訂特集第二弾として《墓穴の指名者》の準制限化について取り上げてみました。
10月の改訂で《墓穴の指名者》が準制限になってしまいますが、それについて皆さんはどういった考えをお持ちでしょうか?
否定派・肯定派、どちらの意見も聞いてみたいので、良かったらコメントください(直球)。
※墓穴の初出ノーレア表記という間違いがありました。修正しておきます。
墓穴の指名者、準制限に対する感想
《墓穴の指名者/Called by the Grave》
速攻魔法
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。
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- 20thシークレットレア SPECIAL PACK
- RARITY COLLECTION-PREMIUM GOLD EDITION
- ストラクチャーデッキR-ドラグニティ・ドライブ
初出ノーマルレアじゃないにもかかわらず長らく希少な地位に君臨していましたが、レアコレ・ストラク再録のおかげで随分と手に入れやすくなりました。
中には再録直後の準制限化で不満を感じている人もいるようですが、デッキ所持数が多い人からすると、割り当てられるデッキが増えて「ラッキー」って思ってる人もいるかも?
先行展開を押し通すパワー札になってた事は確か
元々強力な手札誘発に対する回答という立ち位置として生み出されたカードですが、いつからか先攻でぶん回す為のお守り札・ゴリ押し札という印象の方が強くなっていたの事実かもしれません。
特に、10期・11期は展開力の極致とも言える強テーマが揃いで、初動札+墓穴+抹殺etcみたいなハンドがベストで、構築段階から誘発&墓穴のスロットを埋めてから……なんて事はザラになってます。
まぁ別にそれが悪いというつもりはないんですが、引き得(引けるかどうか)カードみたいになっていたのは確かかな~って……。
対策カードの対策カードみたいな鼬ごっこを避けたかった(危惧した)という可能性もあるのかもしれませんが、まぁ、これは流石に妄想の域を出ませんね。
でも、増殖するGってカードが強すぎるのも事実
でも、《増殖するG》等、手札誘発が強すぎるのは事実なので、それを制する為の《墓穴の指名者》は必要悪って認識の人も多いと思います(管理人もそう思う部分は強いです)。
まぁでも、それも漠然としたイメージに過ぎず、本当に必要悪として適正なのかどうか正確に判断出来ているかどうかはぶっちゃけ分かりません。
過去に《灰流うらら》や《増殖するG》が一時的に規制された事がありましたが、今回もそういう見極めの為の規制って可能性はあるかもしれませんね。
三戦の才、抹殺の指名者等、選択肢が増えて来たのも影響ありそう
勿論、厳密に言えば役割は異なるんですが、こういうったタイプのカードの種類・選択肢が増えたってのは理由としてありそうじゃないですかね?
実際、《墓穴の指名者》が抜けた穴を《抹殺の指名者》で埋める人は多いだろうし、そう考えると個人的にはしっくりきます。
まぁ、《墓穴の指名者》ってテキトーに伏せてても強い(ほとんど腐らない)カードなので、バランス調整する際に最初に名前が挙がってくるのは納得です。少なくとも、《墓穴》を差し置いて《抹殺》が規制される事はないってのは何となく伝わるんじゃないでしょうか?
規制される事で暴れるテーマが出てこないかどうかは気になる
具体的に言うと「エルドリッチ」の事なんですが、実際「エルドリッチ」は《墓穴の指名者》がストッパーになっていた印象があるので、この規制の影響は結構でるんじゃないかな?って思ってます。
あとは「ドライトロン」とかも《墓穴の指名者》の減少が追い風になるテーマと言えそうですね。
まぁ、新テーマを推す為に規制するってのは流石に邪推過ぎますけど、《墓穴の指名者》ってカードがそれ程までに幅広く影響を及ぼすカードであるって事は事実だと思います。
先行・後攻問わず強いですもんね(テキトーに伏せるだけでも強い)。
見極める為のお試し規制ってのは実際ありそう
色んな人に話を聞いてみた所、こういった印象を持ってる人は比較的多かったです。
まぁ、リミットレギュレーション自体が色んな要因が織り合って作られたものだと思うので、「これが理由です」って断言する事自体難しいんでしょうけどね。
結構気になる変更点だと思うので、皆さんの率直な意見をお聞かせいただけると助かります。
コメント
増Gに対しての対策札が多すぎたので規制は必要だと思います
環境に1枚初動デッキがほとんどなのも墓穴抹殺うららと増G1枚で40枚は枠取らなきゃいけないのが原因ですし
いっそのこと増Gも準にしてうらら準の墓穴制限ぐらいやって欲しいですね
というか墓穴は他の墓地テーマついでに殺すのが悪過ぎますね
大会と無縁な私にはあまり関係ないですが、初出ノーマルレアでしたっけ?たしか、あのパックのノーレアは取捨蘇生じゃありません?
初出は普通のノーマルですね
ただ、魔法罠枠は1箱辺りの封入数が渋く1~2枚で稀に0の時もあるとかなんとか
そのうえ需要の多さも相まって再録されてからも高かった事は確か
モンスターばっかり大量に出るから箱で買うとバランス悪いですよね
動き邪魔されるの嫌だから積んでたけど結局好きなコンボしたいがために抜けていつも1,2枚に収まってたからあんまり影響はなかった
すぐに緩和して欲しい派
初出普通のノーマルなのにノーマルレアだとややこしい
適当に伏せても強い
それが規制の答えなんだと思います
遅いという理由で伏せるタイプの罠が殲滅される中、手札から投げられる、伏せても墓地効果・利用の封殺で罠と同レベルに強い、手札誘発のメタ(先行有利)
ちょっと速攻魔法にしてはやり過ぎかなと
うららと増Gが他の誘発の中で突出して強すぎるので、墓穴が対抗策となっていたわけですが、墓穴が規制なら、他のうららとGも同様の規制(準制限)がよろしいかと思います。
ただ、フリーでしかやらないのであまり関係はないのですが、墓穴がワイトやラーのメタにもなっていたので、規制されたのは嬉しかったりします。
うららや増Gでさえ規制経験があるのだから、このカードが規制というのもあまり意外には思いませんでした。せっかく作った屋敷わらしを使ってね、って事なのでしょうか。いつかは規制がかかると思っていましたが、今なのかぁ、はぁ、って感じです。
墓穴規制するなら他の手札誘発もバランス良く規制ってのが持論、最初に言うと過剰サーチやSSに爆アドテーマは規制するしかない
墓穴と手札誘発のバランスをしっかり決めた上で新規テーマのアド取り具合を決めないと噛み合わなくなったらテーマバラけてるだけのクソゲーになるからね
G通して数枚持ってかれたら大体負けフラグだけどそれを抑制出来る墓穴は同時に他の墓地で発動するカードにも刺さる強さと言う
これはうららほどじゃなくても範囲が広すぎ問題
でも墓穴だけ規制は手札誘発握りゲーに押し潰される問題もある
結局遊戯王ってゲームをどんなゲームにしたいかってことかな、その1つの回答が海外のG禁止で日本ではどうなっていくか
初出ノーマルレアという表記ミスがありました。修正しておきます。失礼しました。
墓穴の登場のきっかけはおそらく増Gやうららの対策でしょうから先行の展開サポートだったのでしょうけど伏せて後攻1ターン目の墓地を除外できてしまうのはサポートの域を出すぎたかなと思います。本文に書かれている通り三戦の才や抹殺等あるので規制に踏み切った感じかなと思いました。墓穴も自分のターン限定にすれば丁度いいカードだと思うんですけどね。
うららG墓穴は全部準制限でいい
予想外で驚きはしましたが、不当だとは思いませんでした。
あと記事内でも言われてる様に、ここからの環境の反応を見て、やっぱ制限解除なり続いて他の手札誘発等にもメスを入れていくなりするのかなとも。
どれだけ頭回した所で、実際にこの環境で回してみないと見えてこない物もあるかも知れませんし。
「常識で考えて~」って言われるその常識がただの思い込み決め付けってのは往々にしてある物ですから。
まあ結局はその常識通りの結果が出るだけかも知れませんけどね。
墓地利用するタイプのデッキを多く使うので
手札誘発メタよりこちらの展開が止められてしまうことが多かったので少し助かる、かな?
カウンター罠の「見切りの極意」が好きで入れているので
自分で使う分には影響は余り無さそうです
(汎用パーツに関して)こんな雑な規制じゃなくて、
指名者 制限、増G 禁止or制限、うらら 準or無制限、ニビル 無制限or準or制限
くらいで、しっかりバランス調整してほしかった
前提として、「先攻ゲーの抑制として手札誘発が生まれ、それに対する回答として生まれたのが指名者」という事象があることを踏まえたうえで聞いてほしいんだけど、指名者誕生前の時点で未だ先攻の圧倒的優位性は変わらなかったのに、そこに誘発メタが出来た時点で色々瓦解してるんだよね
ましてや、相手ターンまで残ると、蘇生札や墓地発動・同名さえ落ちていればフィールド効果すら締め上げてくるほどの万能性まで備えてるんだから、以前よりさらに先攻ゲーが加速したわけ
そう考えると、準でさえ生ぬるいんだよね
将来的には禁止にして、自分ターン限定にエラッタするか、発動条件が「手札から捨てて発動されるモンスター効果が発動した時」に変更された調整版速攻魔法を出してほしい
増g禁止は意味わかりませんわ……
海外では増Gも禁止(他の汎用ドローも規制)なので、一度、日本でもやってもいいかもしれませんね。駄目なら戻すでしょうし。
相手の度重なるデッキ展開に対応するために、うららが必要
枯渇する手札を回復させたいので、増Gが必要
上記2種の抑制に加えて墓地活用のモンスターメタに、墓穴を入れる
さらに上3種を妨害するために、抹殺の指名者が参入。
なんかもうわかんぇな、これ
先行展開デッキが環境に増えてきている以上当然の規制かと
このカードバカが使ってもクソ強いから嫌い
汎用で強いのも知ってるが、
純テーマデッキ殺すマンである事も忘れないで。
墓穴のついでに増G、うらら規制論上がってるけど、割りと別物じゃない?
墓穴が先行ゲーを増長させる要因のあるカードだとしても、Gうららは少なくとも先行1ターン目は腐るし、相手の展開を妨害する意味では 後攻の手札誘発→先行の手札誘発 とほぼ確実に双方に機会が回ってくる
並大抵のテーマでは1枚で詰んでしまうパワカであることは事実だけど、現行のテーマ群がそれだけ地力持ってるのもまた事実だし
増G禁止の結果、海外環境が先行制圧テーマの台頭→規制のループになってしまってるわけだし