OCGに先駆けて『マスターデュエル』に先行実装された【ミミグル】を実際に使ってみたので、このテーマの魅力と思えたポイントを6つほどご紹介していきます!
相手にモンスターを送り付けてリバースを狙うという、正直、かなり回りくどい事をするテーマなんですが、テーマとしての導線はしっかりしているので、意外とすんなり受け入れる事ができました。
送り付けギミックならではのコンボも色々狙える為、ガチャガチャ構築やルートを検討するのが好きな人にはかなりオススメ出来るテーマだと思います。
―――では、早速見て行きましょう!
ここが凄いよミミグルデッキ!魅力を6つ紹介
■送り付けギミックが面白い
■ミミグルチャームとかいう激オモロカードの存在
■普段使わないEXを上手く使える
■混ぜ物ギミックの選定が楽しい
■裂け目等、除外系メタカードとも相性が良い
相手の場にモンスターを送り付けるギミックが面白い!
相手の場にモンスターを送り付けた上でモンスター効果を強制発動させるという性質上、《三戦の才》,《三戦の号》等の条件付きカードとの相性は抜群!
相手がトリガーとなる行動をしてくれなかったとしても、自作自演(能動的に送り付け)によって確実に《三戦の才》を発動しに行けるのは大きな強みです。
他にも、相手の場にモンスターを送り付ける事で《無限泡影》の手札発動を阻害したり、相手の場にモンスターがいないと発動できないカード等と組み合わせるのも◎
対面次第では送り付け自体が妨害になる場合もあるので、かなり面白いデッキです。
ミミグル・ダンジョンによる制圧が面白い
そんな送り付けギミックが面白い【ミミグル】の軸となるのがこのカード!
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このターンに召喚・特殊召喚されていない
自分フィールドの「ミミグル」モンスターの攻撃力は、自身の元々の守備力分アップする。
(2):お互いはそれぞれ、自身のフィールドに裏側表示モンスターが存在する限り、
モンスターを召喚できず、このターンに特殊召喚されたモンスターでは攻撃宣言できない。
(3):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ミミグル」モンスター1体を手札に加える。
送り付けギミックとこちらの②効果を併用する事で、相手の召喚や攻撃を阻害し、相手の動きを鈍化した所に①で打点を高めた「ミミグル」達で雪崩込むのがリーサルパターン。
③効果によるサーチは毎ターン使える上に、デッキ・墓地対応なので枯渇の心配も無し!
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札・デッキから「ミミグル」モンスター1体を選び、
自分フィールドに特殊召喚するか相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する。
その後、フィールドの表側表示モンスター1体を裏側守備表示にできる。
(2):墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの「ミミグル」カードを任意の数だけ対象として発動できる。
そのカードを手札に戻す。
相手ターン中に《ミミグル・ルーム》でモンスターを送り付ければ、そのターン中は自由に表示形式を変更する事も出来ないので、相手は召喚(NS)で動く事ができなくなります。
まぁ、一滴とかディアベルスターのコストとか、色々裏目はあるんですけど、結構困ってくれる対面は多い印象でした。【青眼】とか割と困るはずですからねぇ…。
ミミグル・チャームとかいう激オモロカードの存在
このカード名の(1)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):相手フィールドの「ミミグル」モンスターがメインフェイズにリバースした場合に発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
相手のEXデッキの裏側のカードをランダムに1枚選ぶ。
そのカードが特殊召喚可能なモンスターだった場合、そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
違った場合、または特殊召喚できない場合、そのカードを除外する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
上振れと言えば上振れなので、ガチ目線だとあんまり採用されないらしいんですけど、この《ミミグル・チャーム》ってカードが滅茶苦茶面白いのはガチです。
相手のEXデッキをランダムに選び、特殊召喚可能なら特殊召喚しちゃう激オモロカード!
しかも1ターンに2度まで使えちゃうので、相手のエクストラデッキを破壊しつつ自分の場を相手のモンスターで埋めちゃうことだって可能なのだ……( *´艸`)オモシロスギィ
ヴァレルガード等、普段あまり使わないEXを使えるのが楽しい
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000
【リンクマーカー:上/右/下/右下】
効果モンスター3体以上
(1):このカードは効果では破壊されない。
(2):1ターンに1度、自分の魔法&罠ゾーンのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
このターンに破壊され自分または相手の墓地へ送られたモンスター1体を選び、
効果を無効にして自分フィールドに特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側守備表示にする。
この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
《ヴァレルガード・ドラゴン》や《No.13 ケインズ・デビル》等の、ちょっとニッチなエクストラデッキのモンスター達を上手く使えるのも良いですね。
特に、このデッキにおける《ヴァレルガード・ドラゴン》の強さはガチで、毎ターン安定して「ミミグル」の効果を狙いに行けるのは相当強いです(ちょっと重いけど)。
管理人は【炎王】対面で《ヴァレルガード・ドラゴン》を使ったんですが、効果破壊耐性も相まってかなり活躍してくれました(……まぁ、試合には負けたんですけど)。
ランク1/闇属性/悪魔族/攻 500/守 500
レベル1モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターは、表側攻撃表示になり、
このターン攻撃可能な場合にはこのカードを攻撃しなければならない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):自分フィールドに「No.31 アベルズ・デビル」が存在する限り、このカードは以下の効果を得る。
●X素材を持っているこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
●このカードへの攻撃で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
▲表側攻撃表示にする効果で「ミミグル」モンスターの効果発動をサポート
混ぜ物の選定が楽しい
スロットに割と余裕があるテーマなので、サブギミックを色々入れられるのも魅力!
【デモンスミス】【アザミナ】【ピュアリィ】【P.U.N.K.】【クシャトリラ】辺りが主流って感じですが、召喚権を過剰に圧迫しない限りは割と何とでも共存できる印象ですね。
個人的に【ジャックナイツ】と相性が良いと思っているので、ここに関してはちょっと研究してみようかなーって考えています(送り付けで縦列作れるからね)。
メタビっぽい動きも出来て面白い
《次元の裂け目》,《マクロコスモス》等、墓地除外系メタ札とも相性が良いです。
《ミミグル・メーカー》,《ミミグル・ルーム》等、一部カードには墓地効果もあるにはあるんですが、これは別に使えなくても割と何とかなる範疇なので全然OK!
展開じゃなくてこういうメタ札に寄せた構築に走れるのも魅力の一つだと思います。
環境目線なら《ディメンション・アトラクター》が入れられるのは大きな強みだぜ!
実は結構お安く組めるデッキだぜ!

【デモンスミス】を使ってるので総合的に見ると中々のUR数になっていますが、実は【ミミグル】だけで見るとUR4枚しか使っていません。《ミミグル・ダンジョン》は流石に3枚だろうけど、マスターは1枚で良いのがお財布に優しいですね!意外と安く組めるので、気になる人は触ってみてね!
コメント
初めて知ったけど、面白そうですね。
千年と並んでMD初心者にお勧めしたいデッキですね
言われる通りまず安い!次元軸ならさらに安くて簡単で現環境普通に強い!
サーチ札の多さで誤魔化しが効く!テクい感出せる!
そして何より癖のない可愛さで老若男女対象を取らない!
愛着の持てる良テーマです