『エクストラパック2019』のシークレット枠が全て出揃った！
新規カード枠が”エクシーズモンスター”と”魔法カード”というイレギュラーこそありましたが、出揃ってみれば妥当なラインナップって感じですね。
ウルトラ枠のカードにシークレットも存在する仕様は、ユーザー的に吉なのか凶なのか…。
新規カード枠のシークレット2種
来日新規枠は《激動の未界域》と《クロノダイバー・パーペチュア》の2種。例年なら新規リンクモンスターをお出迎えする流れでしたが、今年からは少し流れが変わったようです。
激動の未界域
| 《激動の未界域》 フィールド魔法 このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。 (1)：自分の「未界域」モンスターが相手モンスターとの戦闘で破壊された時に発動できる。その相手モンスターを破壊する。 (2)：自分の墓地から「未界域」魔法・罠カード３種類を１枚ずつ除外して発動できる。フィールドのカードを全て破壊する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「未界域」モンスターしか特殊召喚できない。 |
良いカードだけど「未界域」に必要なのかどうか…
道連れ破壊＆リセット効果内蔵のフィールド魔法ってだけで優秀なカードではありますが、果たして「未界域」はこのカードを必要としているのかどうか…。
ぶん回してリンクを経由して制圧または突破するデッキってイメージしかないので、「未界域」モンスターで相手モンスターと戦闘して破壊されるというビジョンが見えません。
②効果も従来までのカードと比べるとコストが軽いですが、「未界域」魔法・罠カード3種というのが「未界域」的に結構難しいとの事です。
需要自体はそこまで高くないと思うので、シングル価格は落ち着くと予想しています。
クロノダイバー・パーペチュア
| 《クロノダイバー・パーペチュア》 エクシーズ・効果モンスター ランク４/闇属性/サイキック族/攻1900/守2500 レベル４モンスター×２ このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。 (1)：自分・相手のスタンバイフェイズにこのカードのＸ素材を１つ取り除き、「クロノダイバー・パーペチュア」以外の自分の墓地の「クロノダイバー」モンスター１体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 (2)：このカード以外の自分フィールドのＸモンスター１体を対象として発動できる。デッキから「クロノダイバー」カード１枚を選び、対象のモンスターの下に重ねてＸ素材とする。この効果は相手ターンでも発動できる。 |
「クロノダイバー」必須カード！これは欲しい！
「クロノダイバー」はリンクを立てなくても戦えるテーマですし、新規カードがエクシーズだったのは個人的に良かったと思っています。
各種「クロノダイバー」カードと密接なシナジーを持つカードだけに、必須度が爆上がりしている印象です。
①効果だけなら《クロノダイバー・リダン》と《クロノダイバー・パーペチュア》の2体だけで出張させる事も可能ですし、「汎用として持っておこう…」という考えの人もそれなりにいそうです。
ウルトラとシークレットが存在するカード3種
ウルトラだけでなくシークレットでも収録されるカードが3種類のみ存在します。汎用枠3種をこの枠にしてくるのは…「分かっているな…」としか言いようがありませんね。
ディメンション・アトラクター
| 《ディメンション・アトラクター/Dimension Shifter》 効果モンスター 星６/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2200 (1)：自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。 |
汎用3種の中では一番扱い辛い印象
発動条件・効果範囲等々、汎用3種の中では一番使い辛いと思われます。
しかし、刺さるデッキには超絶刺さるカードであり、使われる可能性は十分に秘めているカードです。
お呼びがかかるかどうか次第な為、シークレットの初動自体は落ち着いていると予想。
原始生命態ニビル
| 《原始生命態ニビル/Nibiru, the Primal Being》 効果モンスター 星１１/光属性/岩石族/攻3000/守 600 このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。 (1)：相手が５体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに発動できる。自分・相手フィールドの表側表示モンスターを全てリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。 その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」（岩石族・光・星１１・攻？／守？）１体を特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。 |
ウルトラでも3000円超えそう((+_+))
注目度・ボックス収録枚数等々、あらゆる要素がこのカードの高騰を助長しています。
ウルトラレアバージョンでも3000円を超えてきそうなのに、シークレットとかどうなっちゃうんだい！？
出たら万々歳！…3枚シングル買いするのは辛そうなので素引きしたい((+_+))
冥王結界波
| 《冥王結界波/Dark Ruler No More》 通常魔法 このカードの発動に対してモンスターの効果は発動できない。 (1)：相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは０になる。 |
サイド用でどれくらい流行るかにかかってます
効果自体は文句なしですが、ダメージ0になるデメリットが個人的に大きいと考えています。
後攻ワンキルに採用し辛いとなると、採用できるデッキは相当絞られてきますからねぇ…。
後攻用サイドとしてどれくらい注目されるか次第で評価が前後するカードって所でしょうか。
管理人の相場予想はコチラ
|
とりあえず《ニビル》と《パーペチュア》が価格を吸い取って2強になると予想。
《激動の未界域》の順位が少し難しいですが、入っても4番目って所だと思います。
まぁ、汎用3種はウルトラでも当たる所が救いですね。
 遊戯王OCG デュエルモンスターズ EXTRA PACK 2019 BOX posted with amazlet at 19.08.12 コナミデジタルエンタテインメント(Konami Digital Entertainment) (2019-09-14) 売り上げランキング: 157 |
コメント
自分は二ビル一強だと思います
パーペチュアはクロノダイバーでも現状入れて１枚だし
汎用として使うには枠が余るようなデッキじゃないと厳しいのでは
クロノダイバー組みたいから、パーペチュアにはお安くなっていただきたいです…
ニビル結界波の2強だと思いますね
最近のテーマ専用系は何だかんだ安めになりやすいのと、EXで必要枚数も少なめになりやすいのでパーペチュアが伸びないと予想できます
〇〇と〇〇で出張！みたいなのは発売してみると、あっ別に要らないっすね・・・のパターンでリダンと合わせてまでわざわざ使わないって可能性高いですし