本日は、2025年10月25日(土)発売『THE CHRONICLES DECK 白の物語』に収録される新カード《聖痕喰らいし竜》に注目してみました。
《アルバスの落胤》を指定する新たな融合モンスターなんですが、3体素材要求だけど、指定自体は+光・闇属性モンスター+効果モンスターとかなり緩めな1枚。
墓地・除外に干渉できる効果はシンプルに便利そうですが、やはり注目は「ドラグマ」or「トライブリゲード」カードサーチになりそうですかねぇ……。
「聖痕喰らいし竜」効果考察
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Vジャンプ10月特大号掲載記事:第7回『THE CHRONICLES DECK 白の物語』の収録カードを公開!#遊戯王 #OCGhttps://t.co/5HfioXGz94 pic.twitter.com/KCW3FGQMCO— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) August 16, 2025
星8/闇属性/獣族/攻3000/守2500
「アルバスの落胤」+光・闇属性モンスター+効果モンスター
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分・相手の墓地・除外状態のカードを合計2枚までデッキに戻す。
(2):自分か相手のフィールドか墓地に「エクレシア」モンスターが存在する限り、
このカードは攻撃力が500アップし、このカード以外の効果を受けない。
(3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「ドラグマ」、「トライブリゲード」カード1枚を手札に加える。
墓地対やリカバリに使える墓地・除外干渉効果
自分・相手の墓地・除外状態のカードを合計2枚までデッキに戻す。
状況に応じて相手の墓地対策・自分のデッキリカバリに使える便利効果。
墓地・除外にしか干渉できないのはちょっと地味に見えますが、最近は墓地効果を持つカードも多いですし、烙印なら割とリカバリし得なので腐る事は無さそうです。
自分の墓地(除外)から1枚、相手の墓地(除外)から1枚といった具合に分割して選ぶことも出来るので、柔軟性はかなり高そうですね。

地味だけど悪くない効果って感じ。
攻撃力3500の完全耐性持ち(条件有り)
このカードは攻撃力が500アップし、このカード以外の効果を受けない。
②は「エクレシア」モンスターを参照する事により打点と耐性を高める永続効果。
打点アップも含めると3500の完全耐性持ちになるので、硬さに関しては中々のもの。
ただ、参照する「エクレシア」を失うと耐性も消えてしまう為、先にそこを狙われる可能性はかなり高く、守る術も特に持っていないので実質ノーガードです。絵的には「エクレシア」を守っている風ですが、実は逆に守られているってのが良いよねぇ(しみじみ)。
とりあえず結構堅いので、メインウェポンとして活躍してくれそうではありますね。
時間差による「ドラグマ」「トライブリゲード」カードサーチ効果
デッキから「ドラグマ」、「トライブリゲード」カード1枚を手札に加える。
③は時間差で「ドラグマ」「トライブリゲード」カードをサーチする効果。
処理自体はエンドフェイズと遅めですが、サーチ範囲は2カテゴリ跨ぎと中々に広めで、直接墓地に落としても使えるので比較的使い易い部類のカードではあります。
ただ、別にこのカードじゃないと駄目な理由もそこまで無いってのが本音で、更に時間差まであるとなると、サーチ目的だけで採用するのは若干パンチ不足な印象は受けます。
逆に【烙印】で使う分にはかなり強い効果なので、無難に《鉄獣鳥 メルクーリエ》や《導きの聖女クエム》のサーチとして使うと良さそうですね。
「烙印融合」1枚での展開は出来ないので要注意!

優先度はそこまで高くないかもしれませんが、割と器用に立ち回れるナイスカードと言った印象です。強いて言うなら《烙印融合》1枚で展開できないのがネックですけど、シチュエーション的にそこまで困る事は無さそうなので些細と言えば些細な問題かな?どちらかと言うと《アルバスの落胤》の効果が強化された点の方が大きそうだもんねぇ…(ドンドン吸おう)。
コメント
教導の聖女エクレシアは使うとEXデッキからモンスター出せなくなるし白の聖女エクレシアはせっかくの墓地からの回収効果を破棄せざるを得ないし墓穴もあるし耐性維持難しいな