今日の朝記事は、2022年9月10日発売『WORLD PREMIERE PACK|ワールドプレミアパック 2022 』に収録される新カード《聖菓使(パティシエル)クーベル》をご紹介!
《簡易融合》で展開できる唯一のペンデュラムモンスターッ!
効果自体はかなりシンプルですが、上で述べたような唯一性やペンデュラム効果をうまく使えるのであれば、これは化ける可能が十分にある1枚です。イラストも可愛いし人気でそー(*^^)v
「聖菓使(パティシエル)クーベル」効果考察
星5/闇属性/天使族/攻1700/守 700
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体を選んで自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
Pモンスター×2
(1):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。
〇簡易融合(インスタント・フュージョン)で出力できる唯一のペンデュラムモンスター
〇スケール値は1なので非常に使いやすい(P効果で貼るなら高スケール)
〇Pモンスター×2というPデッキなら緩めの素材指定
ペンデュラムデッキなら扱いやすい素材指定
Pモンスター×2というペンデュラム的にはかなり緩い素材指定なので、融合ギミックを持つペンデュラムデッキなら手軽に導入できるカードになりそうです。(例:捕食植物等)。
【捕食植物(プレデター・プランツ)】目線で更に考えるのであれば、《聖菓使(パティシエル)クーベル》の属性が闇属性なのも結果的には嬉しい点かもしれませんね。※捕食は闇属性指定がある。
「簡易融合」(インスタント・フュージョン)で出せる唯一のペンデュラムモンスター
《聖菓使クーベル》を語る際に、切っても切れないのが《簡易融合》の存在ッ!
《聖菓使クーベル》は、レベル5の融合・ペンデュラムモンスターなので、《簡易融合》で展開する事が出来てしまうんですね。しかも、現プールでは《簡易融合》で展開できる唯一のペンデュラムモンスターという事で、実はかなり特異な存在だったりします。
《簡易融合》でペンデュラムモンスターを出力できる利点としては、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》《軌跡の魔術師》のリンク素材・《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》の展開補助などが挙げられますが、破壊を介して《聖菓使クーベル》自身の効果を活かすプランもとれると思います。
リンク2/炎属性/サイキック族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
Pモンスター2体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからPモンスター1体を選び、EXデッキに表側表示で加える。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体を手札に加える。
(3):自分のPゾーンのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
リンク2/闇属性/魔法使い族/攻1200
【リンクマーカー:左下/右下】
Pモンスターを含む効果モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがEXモンスターゾーンにリンク召喚された場合、1200LPを払って発動できる。
デッキからPモンスター1体を手札に加える。
このターン自分はP召喚に成功しない限り、
モンスターの効果を発動できず、自分のPゾーンのカードの効果は無効化される。
(2):このカードのリンク先に元々のレベルが異なるモンスター2体が同時にP召喚された場合、
フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
闇属性Pモンスター×2
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの上記カードをリリースした場合に
EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):1ターンに1度、このカード以外の
自分または相手のフィールド・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同じ、
元々のカード名・効果を得る。
このターン、自分のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
融合素材に使用したPモンスターをPスケールとして再利用できる設計
▲場のカードを破壊しながらPモンスターをサーチできる天空の虹彩とは非常に相性が良い
ペンデュラム効果は、EXデッキの表側ペンデュラムモンスターをPゾーンに置く効果。
《簡易融合》で展開した場合は例外ですが、Pモンスターを融合素材指定している関係上、融合素材としたPモンスターをPスケールとして再利用できる設計…って感じですね。
クーベル自身をPゾーンに置くのはちょっと手間ですが、そこはモンスター効果で補助する形で補完しています。※自分フィールドのカードを能動的に破壊するカードと相性良し。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキからPモンスター1体を選び、EXデッキに表側表示で加える。
また、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》や《ペンデュラム・トレジャー》の効果で、任意のペンデュラムモンスターをEXデッキに表側で送っても面白いと思います。
モンスター効果⇒P効果の順番で使いきれれば完璧!
クーベルを採用する以上、モンスター効果による破壊⇒Pゾーン行き・EXからPを貼るP効果の両方を活用できることが前提になると思うので、ゴリゴリのペンデュラムデッキ用って感じは否めませんね。一応、相手の場のPモンスターだけで超融合!みたいなプランも無しではないですが、展開の最終盤面でPが場に残るテーマってそこまで多くないので、これ自体は一発芸って感じですかねぇ……。
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