『マグナム・ザ・リリーバー』はコストが課題!パッチワークとは相性良さそう

今日の夜記事は、2023年4月23日発売『DUELIST NEXUS|デュエリスト・ネクサス』に収録される新カード《マグナム・ザ・リリーバー》を大特集!

ドロー&除去という王道中の王道効果の2段構えで、打点も面構えも悪くないという魅力あふれる1枚。課題を挙げるなら、やっぱり「融合」「フュージョン」カードの確保問題だよなぁ……。

―――という事で、相性の良いカードを選定しつつ、そこら辺について考えてみました!

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マグナム・ザ・リリーバー

融合・効果モンスター
星8/光属性/悪魔族/攻2800/守2000
EXデッキから特殊召喚されたモンスター+手札のモンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の、「融合」魔法カードか「フュージョン」魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードをデッキの一番下に戻す。その後、自分は1枚ドローする。
(2):他のカードの効果が発動した時、自分の墓地から「融合」魔法カードか「フュージョン」魔法カード1枚を除外し、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

収録:【DUELIST NEXUS|デュエリスト・ネクサス】

■《超融合》や《アルバスの落胤》では逆立ちしても出せない融合指定
■墓地の「融合」「フュージョン」魔法カードの確保が重要となる①②効果
■①②をちゃんと両方活用出来たら流石に強そう?

超融合では出せない融合指定

EXデッキから特殊召喚されたモンスター+手札のモンスターという絶妙な指定!

この指定により、《超融合》はおろか、《アルバスの落胤》の様な、自身を素材として含む融合を行うメインデッキのモンスター効果による展開はほぼ不可能になっています。

―――まぁ、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを指定している以上、《超融合》は意識せざるを得ないですし、調整段階でこういう形に落ち着いたんじゃないでしょうか?

次項でも触れますが、やっぱり「融合」「フュージョン」カードから使用デッキを逆算した方が早そうなカードではありますね。

融合、フュージョンカードの確保が課題!?

《マグナム・ザ・リリーバー》の展開手段にも関わってきますが、①②効果それぞれに「融合」「フュージョン」魔法カードを指定している為、とにかくここの噛み合いが滅茶苦茶重要!

このカードを使用する時点で①②効果の両活用が大前提になると思うので、①でデッキに戻すカード、②で除外するカードを如何に円滑に確保できるかが運用の課題になってくるはずです。

こうなって来ると、次に重要なのは活用し易いデッキの選定ですが……

真っ先に思い浮かんだのは《デストーイ・パッチワーク》採用型の【烙印デスピア】でした!

このデッキなら《融合》と《烙印融合》の2種採用だけでなく、《超融合》や《融合派兵》等、「融合」「フュージョン」カードの嵩増しも余裕ですし、デッキから枯渇し易い《融合》や《烙印融合》のリカバリも可能という絶妙なシナジーを形成してくれています。

―――ただ、これにも少し問題があって、《融合》はともかく《烙印融合》は墓地に置いておいた方が都合が良い事も多い為、一概に相性が良いとも言い切れない所がネックな印象です。

まぁでも、展開自体も《烙印融合》からで楽々ですし、相性が良い事には違いは無いかな?

マグナム・ザ・リリーバーと相性の良いカード

きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

―――という事で相性の良いカードを色々チョイスしてみたので、検討してみてください。

赫の聖女カルテシア

チューナー・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のフィールドまたは墓地に「アルバスの落胤」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):お互いのメインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
この手の効果では珍しく、自身を含めずに融合召喚できるのがポイント。ただし、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターは別途用意する必要がある為、そこは工夫が必要。《簡易融合》や《簡素融合》で供給するのは一つの手かな?

融合派兵

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記されている
融合素材モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。
このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
融合カードなのでリリーバーの①②と噛み合いが良い
上で紹介した《赫の聖女カルテシア》の展開手段として優秀。ただし、このカードを使うと融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できなくなる為、リンク召喚等で簡単に『EXデッキから特殊召喚されたモンスター』を供給できなくなるのが玉に傷。

烙印融合

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):自分の手札・デッキ・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター2体を墓地へ送り、
「アルバスの落胤」を融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
融合カードなのでリリーバーの①②と噛み合いが良い
《烙印竜アルビオン》を展開し、手札のモンスターと自身を素材にするだけで展開可能。《マグナム・ザ・リリーバー》と【烙印デスピア】の相性自体は良さそうですが、入るかどうかは構築次第って印象です。

簡易融合(インスタントフュージョン)

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
レベル5以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
融合カードなのでリリーバーの①②と噛み合いが良い
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを場に供給しつつ墓地に「融合」カードを確保できる。制限カードなのでデッキに戻して再利用する旨味も強いですし、何なら雑に除外しても気にならないのもGOOD!

簡素融合(レトルトフュージョン)

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
効果モンスターを除くレベル6以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
融合カードなのでリリーバーの①②と噛み合いが良い
こちらも《簡易融合》とほぼ同じ。

魔玩具補綴(デストーイ・パッチワーク)

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「融合」1枚と「エッジインプ」モンスター1体を手札に加える。
パッチワーク⇒融合&エッジインプ・チェーン⇒パッチワークというループ構造がマジで強い。パッチワーク採用型はデッキ内の「融合」が枯渇する事も多いですし、リカバリー的な側面でもシナジーが濃いです。リリーバーとの親和性はかなり高いと思ってます。

融合賢者

通常魔法
自分のデッキから「融合」魔法カード1枚を手札に加える。
1枚で2枚分の「融合」カードを確保できる。教えてもらうまで忘れてました。盲点!

強そうだけど活躍の場は意外と狭いかも?

きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

汎用素材かつドロー&除去という構造は滅茶苦茶好みですし、実際使うといぶし銀の強さを発揮してくれそうな感じはするんですが、活躍の場自体は結構限られるんじゃないかなぁ?という印象。それこそ《ガーディアン・キマイラ》とか比較対象もいるので、EX枠と相談しながらになりそうですね。いやでも、使ってはみたい!

 

 

コメント

  1. 匿名 より:

    手間のかかるガーディアンキマイラと言う印象
    ガーディアンキマイラより素材数が少ないのと墓地の融合カードかフュージョンカードを回収出来るのは強みと言えば強みだけど、効果の割りに素材の縛りがキツすぎる

  2. 匿名 より:

    融合賢者の2枚分になるのはシンプルにメリットな感じいいですね

  3. 匿名 より:

    魔法だけなのが残念、融合→融合複製→マグナム(融合複製を対象)とか出来れば良かったのに

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