マイナーカード紹介記事第6回!
《ダーク・アサシン》からバトンタッチされる6枚目のカードは、今から約20年前に登場したカウンター罠カード《呪術抹消》をご紹介!
《マジック・ジャマー》の亜種って感じの性能で、《封魔の呪印》とは比較対象として作られてそうなカードなんですが、あちらと比べるとかなりマイナー寄りな1枚。
同名の魔法カードを連打しまくるテーマ相手だと結構強そうな性能なんですけどねぇ……。
呪術抹消【マイナーカード紹介】
手札からカードを2枚捨てる。魔法カードの発動を無効にし、それを破壊する。さらに相手の手札とデッキを確認し、破壊した魔法カードと同名のカードがあった場合全て墓地へ送る。
封魔の呪印と比較しよう!
カウンター罠
手札から魔法カードを1枚捨てる。
魔法カードの発動と効果を無効にし、それを破壊する。
相手はこのデュエル中、この効果で破壊された魔法カード及び
同名カードを発動する事ができない。
《呪術抹消》を語るに際し、《封魔の呪印》との比較は不可欠だと思うので、先ずはそちらから。登場自体も2か月程度の差しかないし、開発段階から比較関係にあったと思うんだよなぁ……。
呪術抹消
封魔の呪印
発動コスト
■カードの種類を問わない
■2枚要求される
発動コスト
■魔法カードの指定がある
■枚数自体は1枚要求
効果
■魔法カードの発動を無効にして破壊する
■手札・デッキを確認して同名カード全てを墓地へ送る
■手札・デッキを確認できる情報アド
効果
■魔法カードの発動を無効にして破壊する
■無効にした同名カードの発動をデュエル中封じる
こうやって比較すると、コスト・効果ともに絶妙な関係にある事が分かりますね。コスト指定なし、手札を確認できるオマケ付き等、《呪術抹消》じゃないと成立しない要素もあるので、一概に《封魔の呪印》でOKとは言い難いですが、やはり通った際の拘束力は《封魔の呪印》の方が圧倒的って印象。甲乙付け難い。
ピーピング部分をうまく活用するのもアリ
(1):2000LPを払い、モンスターカード名を1つ宣言して発動できる。
相手は自身のデッキを確認し、宣言されたモンスターがあった場合、
その内の1体をお互いに確認し以下の効果から1つを選択して適用する。
●確認したカードを、このカードを発動したプレイヤーの手札に加える。
●確認したカードを、このカードを発動したプレイヤーのフィールドに召喚条件を無視して攻撃表示で特殊召喚する。
手札・デッキを確認する挙動を有効活用するのも当然あり!
相手の手札・デッキを把握した上で《マインドクラッシュ》や《天声の服従》等のカード名宣言系カードと組み合わせるのも面白いです。これなら《封魔の呪印》との差別化も出来て一石二鳥だぜ!
そもそも「封魔の呪印」自体がかなり尖ったカード
そもそもの話、《封魔の呪印》自体がかなり尖ったカードで、採用する際は明確な仮想敵が存在する場合がほとんどです。そう考えると、より確実に相手の要所を不能にできる《封魔の呪印》の方が優先されるのも納得ではありますねぇ(抹消の呪術の場合は墓地から再利用される可能性もある為)。
まぁでも、何でもコストに出来るって点はかなり良いですよね。《ヴォルカニック・バレット》等の名誉コスト枠のモンスターと組み合わせるとかなり面白い事が出来そうではあります。
マイナーだけど決まるとかなり強い!
効果自体は真面目に強いので、噛み合うデッキ・環境次第ではワンチャンあるカードだと思うんですよね。現状は間違いなくマイナー寄りなカードではありますが、もしかしたらそうじゃなくなる未来もあるかもしれませんねぇ……。
コメント
まだ続くのかよこのシリーズwしかもガチで書いてる!
この魔法妨害を語ると、11期最初の頃に出てきた緑リブートと呼ばれる結局誰も使わなかった
カードがあります:ブリザード(速攻魔法)
コスト無しと速攻性を考えると、決して悪い選択肢ではないはずだがね
呪術抹消、青眼カオスMAXデッキでフリー対戦したときに、相手が使ってきたカードです。そのカードを知らず、よくわからないまま、相手にデッキをとられ、魔法を墓地に落とされるのは今でも嫌な思い出です。(べとべと何度もデッキを確認のため、さわられたので)
もう使われたくないですね。
途中から「呪術抹消」から「抹消の呪術」にカード名変わってない?
封魔の呪印は昔、リチュア使いに儀水鏡メタでぶち込んで地獄見せた思い出…
コストが重いので暗黒界みたいなデッキじゃないとちょっと採用しにくいな、ウィッチクラフトでも使えそうだけどあっちは封魔の呪印の方が合いそうだしこっちがいいってデッキはなかなか難しそう
封魔の呪印は勇者が出た辺りでメタカードとして少し話題になったな
結局対策としては遅いし魔法しか止められないしでフェードアウトとしていったけど
マイクラとかピーピングできたやつ裁定変更されてできなくなってませんでしたっけ?
相手がないと言い張れば通っちゃう裁定だった覚えが
問題無く出来ますよ
マインドクラッシュが裁定変更になったのは「相手の手札を確認するテキストが無いカード」だったからで、相手の手札とデッキを確認するテキストを持つ呪術抹消は効果としてピーピング可能、この場合は逆に公開拒否ったらルール違反でジャッジキルです
これこのテキストだとあえて自分のを無効にして相手のデッキと手札ピーピング出来ない?
こういう相手にデッキを全部みせるのとか、相手のみデッキトップを見せて並び替えるとか、ディスコードだと大変なんだよね。あまり使われたくないな。