今日の夜記事は、2023年1月14日(土)発売『CYBERSTORM ACCESS』に収録される新カード《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》の特集です。
『技術的特異点』を意味する『シンギュラリティ』を名に冠した新たなファイアウォールと言った感じのモンスターですが、確かに、相互リンクの数の参照とフィールドに存在する限り1度だけの縛りを撤廃した《ファイアウォール・ドラゴン》って考えると、これは革新な特異点ですわ……。
重さに見合った効果だとは思いますが、維持されたら毎ターンバウンス!これはきつい!
「ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ」効果考察
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Vジャンプ1月特大号掲載記事:第5回 『CYBERSTORM ACCESS』の収録カードを公開!!#遊戯王 #OCGhttps://t.co/6LzyC8Xo5Q pic.twitter.com/nqSvIsmVDk— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) November 15, 2022
リンク6/闇属性/サイバース族/攻3500
【リンクマーカー:左上/上/右上/左/右/下】
効果モンスター3体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、自分のフィールド・墓地のモンスターの種類(儀式・融合・S・X)の数まで、
相手のフィールド・墓地のカードを対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
このカードの攻撃力は戻した数×500アップする。
(2):このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合、
自分の墓地のサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
最大4枚バウンス!しかし、最大を狙う必要はそこまで無いかも?
リンク4/光属性/サイバース族/攻2500
【リンクマーカー:上/左/右/下】
モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
このカードの相互リンク先のモンスターの数まで、
自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードのリンク先のモンスターが、
戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。
手札からサイバース族モンスター1体を特殊召喚する。
▲オリジナルを意識したバウンス効果。フィールドに存在する限り1度だけの一文が消えてるのがとにかくでけぇ!
自分のフィールド・墓地のモンスターの種類(儀式・融合・S・X)を参照して、その数まで相手フィールド・墓地のカードを対象にとってバウンスという事で、最大枚数は4枚!
1撃で4枚のカードを戻されるのは流石に大打撃って感じですが、小分けに発動できる訳ではないし、必ずしも最大を狙いに行く必要はない気がしますね。
それこそ、コンスタントに2枚バウンス位で運用するだけでも滅茶苦茶強いと思うので、個人的には1~2種類参照できれば十分だと考えています。
これ、欲を言うなら自分のカードも対象に取りたかったですね……(って流石に強すぎか)。
使い易い蘇生効果。リンクやシンクロの素材にしても発動できる!
ランク4/闇属性/サイバース族/攻2500/守2000
レベル4モンスター×2体以上
(1):X召喚したこのカードの攻撃力は、
このカードとリンク状態になっているリンクモンスターのリンクマーカーの数×500アップする。
(2):このカードのX素材を2つ取り除き、
自分の墓地のリンク4のサイバース族リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードとリンク状態となるように自分フィールドに特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できず、直接攻撃できない。
▲エクシーズとの相性は若干悪いか?
②効果は、シンギュラリティのリンク先のモンスターが戦闘で破壊されたり、墓地へ送られたりすると発動できる蘇生効果!
……これ、戦闘破壊のオマケみたいに書かれていますが、墓地へ送られたらって条件緩すぎでしょ!
リンク先のモンスターが墓地に送られた場合……って事はですよ、リンクやシンクロや各種リリースなんかに使っても発動できちゃうって事で、滅茶苦茶緩い!緩々です。
まぁ、ファイアウォールの②効果の墓地版って事ですが、流石にインパクトあるなぁ( ゚Д゚)
星7/闇属性/サイバース族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):自分フィールドにリンクモンスターが存在する限り、
相手はこのカード以外の自分フィールドのモンスターを、
攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
(2):1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。
この効果を発動した場合、このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
戦闘をトリガーとする場合は、《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》が先に突破されない様に、リンク先に《サイバース・クアンタム・ドラゴン》を配置しておくと強そうです。
3体でエクストラリンクが可能になる逸材
リンク4/闇属性/サイバース族/攻3000
【リンクマーカー:左上/右上/左下/右下】
効果モンスター2体以上
自分はこのカードのリンク先となるEXモンスターゾーンにモンスターを出せない。
(1):このカードの攻撃力は除外されているカードの数×200アップする。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
このカード以外のモンスターがリンクモンスターのリンク先に特殊召喚された場合に発動する。
フィールドのカードを全て除外する。
(3):このカードが自身の効果で除外された場合、
次のターンのスタンバイフェイズに発動する。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
▲前方V字方向は今まで徹底的に警戒されてきていたのだ
あと、地味に忘れちゃいけないのがリンクマーカーの方向!
前方に向かってV字のリンクマーカーを持つリンクモンスターって、基本的に”このカードのリンク先にモンスターを出せない”ってテキストを持っていたんですが、《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》には、その手のテキストは一切書かれていません。
これによって何ができる様になるかと言うと……( ゚Д゚)
―――そう、たった三体によるエクストラリンクが可能になるんですね!ヒューーー!
リンクマーカーが「ジ・アライバル」と逆になっているのが感慨深い
リンク6/闇属性/サイバース族/攻 0
【リンクマーカー:上/左/右/左下/下/右下】
属性が異なるモンスター3体以上
(1):「ジ・アライバル・サイバース@イグニスター」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードの元々の攻撃力は、このカードのリンク素材としたモンスターの数×1000になる。
(3):このカードは他のカードの効果を受けない。
(4):1ターンに1度、このカード以外のフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、このカードのリンク先となる自分フィールドに
「@イグニスタートークン」(サイバース族・闇・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
個人的には《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》とリンクマーカーが真逆になっているってのが最高に上がるポイントだと思っています。
強さのベクトルは違うけど、どちらも最強のリンク6ってのが良いよなぁ……。
コメント
Lモンスターの設計上、誰もが思ったであろうL8の存在がいよいよ現実味を帯びてきたかしらん。FWDっぽいL2が2体?いて、L4のFWD、L5、L6のFWD名義ときた、少なくとも偶数で考えると遊戯王30周年までにはL8のFWDの最上位個体もあり得るのかもしれない。
高Lとして攻撃は最大の防御を体現していて、何気に①のおまけのパワーアップは1回の上限こそあれ、累積と時間制限が無いのですね。もっとも、こいつを除去できずに3回目の①を使わせる状況はカジュアル(ネタ)でも限られるだろうけど。
個人的には、ここ数年のアルティメットレアには思うことがあるが、これはLマーカーの関係もあって、その枠までゴリゴリの加工がより映えそうでアルティメットレアで欲しいや。
強いけど耐性がないから妨害としては不安
なのでガッチリを横に置いたり墓地に送ったりで何とかして耐性を持たせてあげたい
妨害の質としては手札バウンスだからそこまで高くないにしても、サイバネット・サーキットでカードを送り付けて自分から回収するコンボでアドを稼げるから一長一短だぜ
同じ弾のカードだしデザイナーズコンボとして狙っていそう
リンク先に関するのはバグだと思ってたけど本当に3枚でEXリンク出来そうなのね…
ジャンフェスにて攻撃名が「ウルティマ・テンペスト」という事が分かりましたね。
これもジアライバルの「ウルティマ・アトリビューション」と対をなしていますね。
召喚口上に「力の壁」と・X・と同じワードもありますし。