今日は、7月22日発売『AGE OF OVERLORD|エイジ・オブ・オーバーロード』に収録される【超越竜】新規モンスター《超越竜エグザラプトル》に注目ッ!
展開・ドロー・自己蘇生持ちの攻撃力3000!
―――という事で、器用さと力強さを兼ね備えたモンスターって印象なんですが、レベル6以上の恐竜族モンスターを指定するリンク3となると、流石に素材指定はかなり重め……。
【超越竜】なら問題ないでしょうけど、それ以外の恐竜族デッキへの出張は少し工夫が必要かもしれませんね。……でも、機能したら便利そうな1枚です。
超越竜エグザラプトル|効果考察
リンク3/闇属性/恐竜族/攻3000
【リンクマーカー:上/左/右】
レベル6以上のモンスターを含む恐竜族モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
手札から恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードのリンク先の表側表示の恐竜族モンスターが、
戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
(3):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体をデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
収録:【AGE OF OVERLORD|エイジ・オブ・オーバーロード】
レベル6以上の恐竜族モンスターの供給が課題
【超越竜】で運用する場合は《ゼノ・メテオロス》等を活用すればどうにでもなりそうですが、それ以外の恐竜族テーマ・デッキで使うとなると少し工夫が必要になりそうな素材指定ですね。
《プチラノドン》によるリクルート効果などを展開に絡めるのも一つの手ではありますが、恐竜族の高レベルモンスターって、パンクラ等、そのままで強い奴が多いので中々悩ましい所。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
効果モンスターを除くレベル6以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
手軽に導入できるものとなると《簡素融合》からレベル6以上の恐竜族モンスターを展開するとかですが、それも噛み合いとしてはちょっと弱い気がしますね。
【ビーステッド】等の展開し易い高レベルモンスター出張を採用している場合は、《リプロドクス》で種族を恐竜族に変換してやるとそのまま展開できるので、1枚採用しておくと面白そうです。
何にせよ、レベル6以上の恐竜族の供給が課題になる事は間違いないと思うので、構築段階からそこんところは強く意識しておいた方が良いでしょうね。まぁ【超越竜】で使う分には問題なさそう。
更なる展開に繋げる特殊召喚効果!
①効果は手札からの恐竜族モンスターの特殊召喚効果!
表示形式・レベル等の指定も無い為、様々な恐竜族モンスターを手札から特殊召喚可能です。
ただ、《超越竜エグザラプトル》を展開している時点でそれ相応のリソースを消耗している事を考えると、もしかしたら満足に機能させられない可能性は十分にあります。
星12/地属性/恐竜族/攻3800/守2000
恐竜族モンスター+通常モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
このカードが墓地から特殊召喚されていた場合、
さらに自分の手札・フィールドのカード1枚と相手フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。
(2):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
しかし、②効果や③効果との噛み合いも良い効果ですし、【超越竜】には《超越竜ギガントザウラー》等の蘇生効果持ちもいるので、恒久的に活用していく事も恐らく可能だと思います。
恐竜族デッキでロングゲームを見据えることに若干の違和感はありますが、先攻1ターン目で無駄なく機能させておいて、2ターン目以降も蘇生から気軽に活用できるのであれば強いはず!?
【超越竜】って破壊されても蘇る粘り強さ……みたいなのが売りの一つになっていると思うので、テーマイメージにマッチした効果ではあると思いますね。
②効果によるドローは条件緩め!しかしマーカーに要注意!
▲①でオヴィラプターを展開して卵割りでドローできると理想だけど、展開ルート的に難易度高そう
②は、リンク先の表側表示の恐竜族モンスターが戦闘破壊or墓地に送られると1ドローできる効果。
効果・コスト等の指定が一切ない為、融合・リンク・儀式・シンクロ等の展開リソースとしてフィールドから使用しても逃さずドローできるのが良いですね。
ただ、【上・左・右】ってマーカーなので、エクストラモンスターゾーンに展開した場合は相手のモンスター(上)を、メインモンスターゾーンに展開した場合は自分のモンスター(左・右)をドローのトリガーとして使い分ける必要があります。
―――しかし、恐竜族の指定がある為、相手フィールドのモンスターを戦闘破壊してドローできるかどうかは微妙な所。……送り付け等を駆使すればワンチャン?って所でしょうか?
自分のモンスターをドローの糧とする場合は、③効果による自己蘇生や《超越竜ギガントザウラー》の蘇生効果を活用してやると捗りそうです。
【超越竜】は通常モンスターが超重要!
そして③効果は【超越竜】お馴染みの自己蘇生効果!
③の自己蘇生で素材指定の重さを軽減したり、①や②効果を恒久的に使えるとかなり良い感じ!
素材の重さを考慮するなら、①②③全ての効果を丸ッと使えてようやく満足できる水準に至るって感じ?2ターン、3ターンと尻上がりに強くなっていく大器晩成タイプって印象もありますね。
元ネタは恐竜博2023のオリジナルモンスターって事で良いのかな?
そう言えば、他の【超越竜】には明確な元ネタバニラモンスターがいましたけど、《超越竜エグザラプトル》って何が元ネタなのか定かじゃないっぽいっぽいですね。タイミング的には恐竜博の2体がそれっぽいですけど、どうなんでしょうね?
コメント
超越に必要なのはフィニッシャーじゃなくて初動サーチ札と相手ターン妨害できるやつなんや
手札か場の恐竜族破壊して効果無効できるやつが欲しい
恐竜的に考えるとヘルホーンドザウルスがいるので超越展開しなくても出しやすくなった
けどその場合もっと優先したいモンスターがいるのよね…
1の効果に『召喚条件を無視して』の1文でも有ればまだ採用したかもなんだけどね。
せめて上向きマーカーが下に向いてたらな…それならリンク先に出した恐竜族を破壊して展開しつつ更にドロー、って感じになれただろうし
他の超越竜と同じく自己蘇生してからが本領発揮ってしたかったのは分かるけど、それやるにはリンク3は重いから蘇生させなくてもある程度は機能させて欲しかった
効果はそこそこだがマーカーの向きとリンク数がゴミすぎる
せめて蘇生は自作自演させてくれよ
リプロドクス+ラブラドライドラゴンでのLSを考えてます。カーボネドンが恐竜、通常を用意してくれる他、リプロドクスは相手モンスターも恐竜にすることもできるので上向のリンクマーカーもワンチャンありますよね