本日の夜記事は、4月26日発売の最新弾『デュエリスト・アドバンス』での収録が決定している新カード《正義の伝説カイバーマン》に注目してみました。
【青眼デッキ】における《青眼の白龍》3積み構築を肯定・賛美するかの様な1枚!
確かに、最近の定番構築だと《青眼の白龍》は2枚採用が圧倒的に多い印象ですが、このカードを使うのであれば、3枚構築する他ありません!
戦士族モンスターであることが個人的にかなり引っ掛かってはいますが、周囲の都合だけでカイバーマンの種族が魔法使い族やドラゴン族になるのもおかしな話なので、それは一旦飲み込んだ上で効果をチェックしていきましょう!
「正義の伝説カイバーマン」効果考察
星1/光属性/戦士族/攻 200/守 700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・フィールド(表側表示)・墓地の「青眼の白龍」3枚を選び、お互いに確認する。
その後、自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分が「青眼の白龍」を特殊召喚した場合、このカードを除外して発動できる。デッキから「ブルーアイズ」モンスター1体を手札に加える。

デッキに《青眼の白龍》を3枚採用する事を条件に真の力を発揮する1枚。
個人的に手札・デッキ・フィールド・墓地だけじゃなくて除外にも対応してくれてると除外に対するリカバリになれたのになぁ……って思ったりもしなくも無いですが、このカード自体はイラスト含め結構好みです。
一般的な原石青眼にはちょっと入れにくいかもですが、マギア軸とかなら②効果も含め結構うまく使えるんじゃないでしょうか?
青眼の白龍3枚採用!全然良いと思う!
①効果を使う為にはデッキに《青眼の白龍》を3枚採用するのが必至ッ!
確かに、最近の構築だと2枚に抑えている人が多い印象ですが、《正義の伝説カイバーマン》を使いたいのであれば、別に3枚採用する事自体はそんなに問題ではないと考えます。
《原石の穿光》との兼ね合い的に、素引きしていた方が都合がいい事もあるので、スロット的な問題がクリアできるのであれば、後はプレイヤー次第って感じです。
―――というか、最大の問題は《正義の伝説カイバーマン》が戦士族って事なんですよね。
戦士族なので《青き眼の精霊》をリンク召喚出来ない!
《青き眼の賢士》や《原石竜アナザー・ベリル》の場合は、召喚して効果を無効にされたとしても、二の矢として《青き眼の精霊》のリンク召喚に繋げられますが、《正義の伝説カイバーマン》は戦士族なのでそのルートをとる事ができません。
リンク1/光属性/ドラゴン族/攻 300
【リンクマーカー:左下】
レベル4以下のドラゴン族・魔法使い族モンスター1体
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがL召喚した場合に発動できる。
デッキから「光の霊堂」1枚を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
(3):このカードをリリースして発動できる。
自分の手札・墓地から「ブルーアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で墓地から特殊召喚した効果モンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
―――これ、結構大きな問題で、純粋に相手の妨害を踏める数が減ってるんですよね。
相手に妨害が無いなら何の問題も無いんですけど、そんなこと無いので、やっぱりコレは結構大きな差を生む要素になってますね。
そう考えると、やっぱりアナザーベリルや賢士ほど信頼できる一手では無さそうです。
サーチ効果は何をもって来るかが重要になりますね
しかし、《正義の伝説カイバーマン》には②効果によるサーチがあります!
《原石竜アナザー・ベリル》との差を埋める為には、ここを上手く使う他ありません。
手堅く運用するのであれば《ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン》をサーチする事になりそうですけど、これは直接特殊召喚したり埋葬したりする術が元々あるので、どうせなら《正義の伝説カイバーマン》じゃないとできない事を目指したいですよね。
―――という事で、オススメしたいのがコチラ!
そう、《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》のサーチですね。
まぁ、これも他のサーチや埋葬手段が無い訳ではないんですけど、優先度を考えるとついでに持って来るカードとしては良い塩梅なんじゃないでしょうか?こっちは墓地効果なので《青き眼の祈り》のコストとかで墓地に送っても機能するので、ギリギリ共存できそう?
星12/光属性/ドラゴン族/攻5000/守4000
「青眼の究極竜」(または「ブルーアイズ」モンスター×3)+「カオス」儀式モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):相手が効果を発動した時に発動できる
(このカード名のこの効果は魔法・罠・モンスターの効果に対してそれぞれ1ターンに1度しか発動できない)。
その発動を無効にし破壊する。
(2):表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
自分のEXデッキ・墓地から「ブルーアイズ」モンスターか「カオス」儀式モンスター1体を特殊召喚する。
そして、「カオス」儀式モンスターをサーチしてやる事と言えばやっぱりコレです。
実際、マギアの展開を狙う構築なら選択肢としてはアリじゃないでしょうか?
動き自体がコンパクトなのは良い

召喚するだけでレベル9シンクロが成立するコンパクトさはかなり良いと思っていて、墓地に乙女が落ちていたらそれだけでバロネス展開も狙えるんですよね。汎用シンクロで貫通を目指すシーンとかなら結構悪くなさそう。
コメント
後ろにブルーアイズ居るし、今からでもいいからドラゴン族申請してくれないかな?w
トーナメントシーンで活躍することだけがカードの魅力ではない。カイバーマンはそれを教えてくれているのです。
強いデッキが欲しいんじゃない、好きなデッキで遊びたいんだ!な人には良いカードに映っているはず
賢士のサーチと光の霊堂の追加召喚に対応してはいるので、賢士初動時の上振れ札としても使えそうですね。
使うなら見せつけるブルーアイズのチョイスもセンス問われそう
ドイツ語、中国語、英語で見せたいけど、ドイツ語が石板のイラストなんだ…
採用率を上げるとなるとそれこそ青眼3枚が不可欠なインチキレベルのカードを生み出すしかなさそうかもな・・・