『刀皇-都牟羽沓薙』(トウオウーツムハクツナギ)の使い方を考えてみる|相手ターンに使いたいね!

今日の夜記事は、2023年1月14日発売『サイバストーム・アクセス』に収録される新カード《『刀皇-都牟羽沓薙』(トウオウーツムハクツナギ)》の特集です。

お互いのフィールド・墓地・除外されているカードを全てデッキに戻すという超豪快な効果を持つ1枚ですが、スピリットである事や、召喚・リバースさせるという性質上、なんとも言えない難しさが漂っているカードでもあります。機能したら滅茶苦茶強いだろうし、うまく使ってみたいけども…。

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『刀皇-都牟羽沓薙』(トウオウーツムハクツナギ)の使い方を考える

スピリット・効果モンスター
星11/風属性/戦士族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
このカードは通常召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
(1):このカードが召喚・リバースした場合に発動する。
相手は自身のフィールドのカードを任意の数だけ選んで墓地へ送る事ができる。
その場合、その数だけお互いにドローする。
この効果を発動したターンのエンドフェイズに、
お互いのフィールド・墓地のカード及び除外されているカードを全て持ち主のデッキに戻す。
(2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

収録:【CYBERSTORM ACCESS|サイバーストーム・アクセス】

効果を簡単に整理してみる!


▲お互いにドローするというのがポイント!基本的にはこっちが得をする作り

テキストを読んだだけではイマイチ理解できない人もいると思うので、このカードの①効果を使った際に起こる事を、簡略化して解説。

【条件】
●召喚またはリバースした場合
【効果処理】
■処理1⃣:相手は自身のフィールドのカードを任意の数だけ選んで墓地へ送る事ができる。その場合、その数だけお互いにドローする。
■処理2⃣:この効果を発動したエンドフェイズにお互いのフィールド・墓地のカード及び除外されているカードを全て持ち主のデッキに戻す。
きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

この通り、2段階に分けて効果を処理する性質上ちょっと分かり辛くなっていますが、簡単に言えば、相手の判断次第でドローを伴う強制リセット札って感じです。
盤面もリセットされるので、当然自分の場にも影響が出てくるのですが、《刀皇-都牟羽沓薙》はスピリットモンスターの為、自身の効果(②効果)で手札に戻ってこれるって寸法。こう考えると、やはりスピリットデッキで使いたいですね。

召喚するだけなら《和魂》で楽々可能

スピリット・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻 800/守1800
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・リバースしたターン、
自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにスピリットモンスター1体を召喚できる。
(2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
この効果は自分フィールドにスピリットモンスターが存在する場合に発動と処理を行う。

”通常召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる”ってテキストを持っているので、召喚自体は《和魂|ニギダマ》を使えば楽々達成できます。それどころか、③効果でドローのおまけつきですからね!これは「一緒に使え!」と言われている様なもんです。

自分ターンに使うのは超危険?使うなら断然相手ターン!

《刀皇-都牟羽沓薙》の効果は、エンドフェイズにフィールド・墓地・除外の3ヵ所をリセットする効果なので、自分のターンに発動した場合、当然リセットされた状態でターンを返す事になります。

まぁ、スピリット自体がフィールドにモンスターを維持し辛い機構を持つデッキではあるので、フィールドレスで返すこと自体は何とでもなりそうと言えばなりそうですが、出来るならば相手ターンに使って、相手にその劣勢を押し付けたい気持ちは大きいです。

―――なので、ここでは相手ターンに召喚・リバースする手段について少し考えてみましょう!

通常罠
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
モンスター1体を通常召喚する。

▲通常罠なので《トラップ・トリック》等で比較的安定供給可能

永続罠
(1):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにこの効果を発動できる。
モンスター1体をアドバンス召喚する。

▲帝王カードなので《帝王の深怨》等での供給が模索できる

後は、自分のターンにアドバンスセットしておいて、相手ターンに何らかの方法でリバースさせる方法でしょうか?

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分及び相手フィールドのモンスターを1体ずつ対象として発動できる。
そのモンスターそれぞれに、その表示形式によって以下の効果を適用する。
●表側表示:裏側守備表示にする。
●裏側表示:表側守備表示にする。

これは《サン・アンド・ムーン》とか使えば妨害兼コンボとして成立するかもしれませんね!

サーチ手段は意外と多いステータス

スピリット・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻 800/守1800
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・リバースした時に発動できる。
デッキから「荒魂」以外のスピリットモンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

《荒魂》によるサーチの他に、戦士族なので《聖騎士の追想イゾルデ》によるサーチも可能。

リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
戦士族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。
このターン自分は、この効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、
そのモンスター効果も発動できない。
(2):デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。

イゾルデの①効果でサーチしたモンスターは、そのターン中の通常召喚・特殊召喚・効果の発動に縛りが発生しますが、そこは相手ターンに召喚するというプランで何とでもなりそうです。

「都牟羽沓薙」は「草薙の剣」の別名らしいです

 

きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

これはコメント欄で教えてもらった事なんですが、カード名の元ネタになっている「都牟羽大刀」は、「草薙剣」の別名らしいですね。―――となって来ると、TPに収録される《八俣大蛇|ヤマタノドラゴン》の再録にも、自然と理由が見い出せますね!

 

 

コメント

  1. 匿名 より:

    ややこしいんですけど、結局「相手が戻す&お互いドローの効果が成立しないとリセットは適用されない」のか、「召喚成功時に効果発動宣言=リセット適用(相手の手札に戻す&お互いドローはその効果処理に含めてもいい)」なのか、よく分からないんですが実際どうなんでしょうか?

    TPはわざわざ2枚もスピリットに枠割いてくれたのはこいつの為だけじゃなくてスピリットというカテゴリへのテコ入れをしてくれる新規が入っているからであって欲しい…

    御巫強化も含めて1月らしい正月パックであってくれー!(ついでに天照大神の強化を…)

    • 匿名 より:

      相手が墓地に送ってドローする効果処理をしてもしなくてもリセット効果は処理されます。

  2. 匿名 より:

    マクロコスモスはったら墓地送れないけど発動はできるんかな?

    • 匿名 より:

      「墓地へ送ることができる」ゆえに相手からすれば「墓地へ送る権利を放棄します、そもそもマクロあるし」となるだけで普通にテキストに反しないから問題なく発動できる

      • 匿名 より:

        というかこれ効果で墓地送りだからマクロあっても関係なかったわ
        除外に置き換わるだけ

  3. 匿名 より:

    連撃の帝王と言ったら、個人的に帝王の烈旋も使いたくなります。この手のモンスターに限らず、帝を元にした上級以上の救済的なデザイナーズコンボではありますが好きな使い方です。

    相手ターンに使うと、すぐ除去をしないため相手にタイムアタック?のような別のゲームに仕様変更できるのは面白そうですね。理想は攻防を何とかしのいで時間切れにしてお互いリセットになると楽しそうだけど、面白みはないが強力な防御罠なりでやり過ごすのが盤石か。

  4. 匿名 より:

    スピリット専用の血の代償が欲しい

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