「儀式魔人リリーサー」 結構勘違いされがちな、効果について。


意外と間違えやすい『儀式魔人』の効果処理。

《ネクロス》で使用頻度も増えてきているので、再確認しておこう!

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儀式魔人リリーサー

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効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1200/守2000
(1):儀式召喚を行う場合、その儀式召喚に必要なレベル分のモンスター1体として、 墓地のこのカードを除外できる。
(2):このカードを使用して儀式召喚したプレイヤーから見て相手は、 儀式召喚したそのモンスターがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、 モンスターを特殊召喚できない。

最新フォーマットだとこういう表記になっているのですが、【アドバンスド・トーナメントパック2014 Vol.2】で再録した為、持っていない人も多いので再確認。

墓地から除外せずとも、手札からでも(2)の効果は適応される。

通常通りに手札から儀式召喚のリリースに使用しても、(2)の効果は適応される!

レベル分のモンスター1体は、あくまで自身のレベル

除外して儀式召喚に必要なレベル分のモンスター1体というのは「儀式魔人リリーサー」のレベルである、稀にだが、この部分を好きなレベル分肩代わりできると勘違いしている人がいるので注意しよう!確かにちょっと分かり難い書き方かもしれない…。

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”影霊衣(ネクロス)の術士シュリット”はきちんと「このカード1枚で儀式召喚に必要なレベル分のリリースとして使用できる。」と表記されています。

スキルドレイン下でも効果は適応される

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あくまで「リリーサー」の効果であって、儀式召喚された『儀式モンスター』がこの効果を持っているわけではないので、「スキルドレイン」などの効果無効系カードでは無効化できない。

コントロールが変わったとしても、特殊召喚出来ないプレイヤーは変わらない。

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ここで昔の「リリーサー」のテキストを見てもらいたい。

儀式モンスターの儀式召喚を行う場合、その儀式召喚に必要なレベル分のモンスター一体として、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事ができる。このカードを儀式召喚に使用した儀式モンスターがフィールド上に表側で存在する限り、相手はモンスターを特殊召喚する事ができない。

この書き方だと、コントロール奪取された時に特殊召喚制限を受けるプレイヤーが変更されそうじゃありませんか?
最新フォーマット版だと「儀式召喚したプレイヤーから見て相手」と明確化されているのでずいぶん分かりやすくなりました。

まとめ

使われると非常に厄介ですが、【儀式デッキ】を使用する際には非常に強力な武器になります。相手に与えるプレッシャーも大きいカードなので、使用する際には丁寧に相手に説明できるように、あらかじめ理解度を上げておくのは大切な事です。(楽しくデュエルする為にもね..。)

最近だと《ネクロス》で使用される為、対処方法として「皆既日食の書」や「月の書」などの裏返す系のカードが多く採用されているみたいですね~。

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