本日は、『バトル・オブ・カオス』に収録された新カード《真血公ヴァンパイア》をご紹介!
近年の「ヴァンパイア」エクシーズの特徴であるレベル逆指定効果を埋蔵しつつ、墓地肥やしと墓地蘇生を同時にこなす汎用ランク8エクシーズ!
墓地以外から特殊召喚されたモンスターに滅法強い攻撃力3000は結構頼もしいぜ!
真血公ヴァンパイア(ジ・アンデット)効果考察
ランク8/闇属性/アンデット族/攻3000/守2800
レベル8モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、
そのレベルを8として扱う。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは墓地以外から特殊召喚されたモンスターの効果の対象にならない。
(2):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。お互いのデッキの上からカードを4枚墓地へ送る。この効果でモンスターが自分・相手の墓地へ送られた場合、さらに自分は墓地へ送られたそのモンスター1体を選んで自分フィールドに特殊召喚できる。
☆墓地肥やしと蘇生が得意
☆墓地以外から特殊召喚されたモンスターのモンスター効果に耐性あり
☆相手モンスターを素材とする場合、レベルを逆指定する事が可能
ヴァンパイアデッキでの活躍について
リンク3/闇属性/アンデット族/攻2400
【リンクマーカー:上/左下/右下】
アンデット族モンスターを含むモンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、
相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
このターン、自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分フィールドの「ヴァンパイア」モンスター1体をリリースし、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
【ヴァンパイアデッキ】的には、『元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材となる場合、そのレベルを8として扱う。』のテキストが、《ヴァンパイア・スカージレッド》や《ヴァンパイア・ファシネイター》達のコントロール奪取蘇生と噛み合っています。
また、《真血公ヴァンパイア》の効果で相手のモンスターを蘇生する事で、更なる《真血公ヴァンパイア》や《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》に繋げられるのも面白いですね。
星8/闇属性/アンデット族/攻2800/守2100
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した場合、
相手の墓地のモンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
(2):モンスターの効果が発動した時、
その同名モンスターが自分・相手の墓地に存在する場合に発動できる。
その発動を無効にする。
(3):相手の墓地からモンスターが特殊召喚された場合、
自分フィールドのモンスター2体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
《竜血公ヴァンパイア》との相性も勿論良いですし、新生ヴァンパイアデッキの中核を成すカードである事は間違いないでしょう!
あと、カードイラストが滅茶苦茶カッコイイので、その点も強くオススメしたいです。
墓地肥やし&蘇生!汎用ランク8エクシーズの新星
ヴァンパイアの名を冠するモンスターではありますが、効果だけ見ると単なる汎用札!
相手の墓地も同時に肥やしてしまうのはデッキによっては考え物ですが、合計8枚も墓地に送ったら1体位余裕で蘇生できるはずなので、蘇生効果の方もかなり信頼できる精度だと思います。
注意点を挙げるとすれば、対面次第では相手に塩を送る事になる事でしょうか?
これは実際にあった事なんですが、対面が【月光】だったので、泣く泣く《真血公ヴァンパイア》を諦めた……って事がつい最近あったので、皆さんも運用は計画的に!
なお、墓地以外から特殊召喚されたモンスターのモンスター効果の対象にならない3000打点なので、場持ちも性能も中々の物を持っています。
カオス・ルーラーから繋げる事で合計9枚もの墓地肥やしが可能
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中から光・闇属性モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードは墓地へ送る。
(2):このカード以外の光・闇属性モンスターを1体ずつ、
自分の手札・墓地から除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
個人的にオススメしたいのが、《混沌魔龍カオス・ルーラー》と併用した墓地コンボ!
《混沌魔龍カオス・ルーラー》の段階でコチラは5枚墓地を肥やせるので、そこから《真血公ヴァンパイア》に繋ぐと合計9枚の墓地肥やしが可能になります。
《真血公ヴァンパイア》を展開する為には更にレベル8を並べる必要がありますが、ルーラーを展開するデッキはそもそもレベル8を並べる術に長けている事が多いので問題はないはず!
実際に試してはいませんが、《トップ・シェア》で積み込んで任意のカードを墓地に送りつつ、相手のトップ操作を誤魔化すなんて動きも面白そうですね。
墓地リソースで戦うデッキの新兵器ですね!
管理人は、【ヴァレット】で《混沌魔龍カオス・ルーラー》を組んで《ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン》や《カオス・ネフティス》で戦うデッキに組み込んでみたんですが、かなり強力でした!
相手の墓地も同時に肥やしてしまうのは玉に瑕ですが、ルーラーから動くだけで合計9枚も墓地に叩き込めるのはやっぱり破格!
ランク8エクシーズを立てられる墓地リソース系デッキなら気軽に採用できるカードだと思うので、手持ちのデッキに心当たりがある人は是非検討してみて下さい!
コメント
ライトロードや溟界に入れましたけどめちゃくちゃ便利ですね…
自身の効果で呼び出した闇属性モンスターと自己蘇生したカオスルーラーでキュリオス、みたいなことも出来るのが偉い
精神操作や大捕物の出番ですね
方界で使えないか検討します!
うまくいけば、クリムゾンノヴァと一緒に並びそうです!