7月17日発売『バースト・オブ・デスティニー』収録カード《擬態する人喰い虫》の特集記事です。
あのエラーカード版《人喰い虫》の秘密が、約20年の時を経て明かされる!?
《人喰い虫》に擬態という新要素を盛り込む事で、過去に起こったミスすらもネタとして昇華しようとする貪欲さに感服…(笑)。
もしかしたら、あの※《人喰い虫》(戦士族)の正体も《擬態した人喰い虫》だったのかもしれませんねぇ……(遠い目)。※《人喰い虫》には、種族が戦士族になっているエラーカードが存在していて、恐らく今回の新規は、それをネタとして逆輸入したものと考えている人が多いようです。
擬態する人喰い虫について考える・効果考察
リバース・効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻 450/守 600
(1):このカードがリバースした場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを破壊し、その元々の攻撃力分このカードの攻撃力をアップする。
その後、このカードの種族を破壊したモンスターの元々の種族と同じにできる。
(2):フィールドのこのカードは、戦闘では破壊されず、このカードと同じ種族のモンスターの効果でも破壊されない。
令和の人喰い虫は自爆を克服している!
まずは元祖《人喰い虫》のテキストを確認してもらいたいんですが…
リバース・効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 450/守 600
(1):このカードがリバースした場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを破壊する。
ご覧の通り、強制効果かつ自分の場も対象にとれるテキストなので、フィールドにこのモンスターしか存在しない場合、残念ながら自分自身を対象として破壊を遂行する他ありませんでした(笑)。
まぁ、それはそれでちょっぴりお茶目で可愛くもあるんですが、「令和」の人喰い虫である《擬態する人喰い虫》は一味違います。な、なんと……②効果の耐性で破壊されませーん!(凄い)!
これならうっかり自分を破壊してしまう心配もないですし、何なら自分フィールドのモンスターも破壊できるという点で他の破壊効果持ちと差別化を図る事すら見えてきます。
……いやぁ、しばらく見ないうちに腕を上げましたなぁ……(;^ω^)
DNA改造手術でコンボするのも面白い
耐性が種族依存なら、外部カードで種族をコントロールすればいいじゃない…
…という事で、月並みですが《DNA改造手術》をご紹介!
種族を1つ宣言して発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは宣言した種族になる。
自身の効果でカバーしきるのには限界があると思うので、全力でエンジョイするなら《DNA改造手術》でフィールドのモンスターの種族を統一するのも手かも?
まぁ、除外やバウンスに対してはノーガードなので、過信し過ぎるのもあれですけどね(;^ω^)
セットアッパーでリクルートセットするのもアリ
あと、リクルート手段としてオススメしたいのがコチラ!
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
そのモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つモンスター1体を
手札・デッキから裏側守備表示で特殊召喚する。
《セットアッパー》ならリバースした場合の効果もしっかりと活かせるので安心です!
最後に…
過去に発生したミスすらもネタに昇華する貪欲な姿勢。
…マジで凄いですねぇ……(*’▽’)
効果もそこそこイケてる上に、ネタとしても面白い!これは色んな意味でおいしいなぁ……。
コメント
スクラップコングより面白いあれは元々滑ってたか
ただ、こいつ単体でフィールドに存在する時に意図せずリバースしてしまう場合ってどんな時だろう?
↑今じゃほとんど見ないが光の護封剣使われたりとかかね。昔の人食い虫の自爆の大半がそれだった記憶。
ゼットアッパーって必殺技みたいな名前だな(誤字
今度出るペンギンと一緒に使ってくれってことなのだろうか…?