【遊戯王.JP】にて「エクストリーム・フォース」に収録される新カード《異次元の探求者》が公開されました。
自分のモンスターを能動的に除外して場を空ける、いわば生きてる《亜空間物質転送装置》。
色々と便利そうだが課題も山盛り!
新たなサイキック族モンスターの実力を見てみましょう。
ソース:【遊戯王.JP】
©高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS ©Konami Digital Entertainment
異次元の探求者
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— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) 2017年10月6日
効果モンスター
星3/闇属性/サイキック族/攻1500/守800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを次のターンのエンドフェイズまで除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。
収録:【エクストリーム・フォース】
自分フィールドの表側表示モンスターを能動的に除外できる誘発即時効果。
フィールドを離れる・除外される事で効果を誘発するカードとの併用、エクストラモンスターゾーンに存在するモンスターに使用してEXゾーンを空ける等、使い方は多岐に渡りそう…。
ただ少し戻って来るのが遅いのが難点。
便利そうだが戻って来るのが超遅い!
《亜空間物質転送装置》 通常罠 (1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その自分の表側表示モンスターをエンドフェイズまで除外する。 |
《亜空間物質転送装置》を挙げると、このカードのゆっくり感が良く分かります。
《亜空間物質転送装置》は、対象をエンドフェイズまで除外しますが、《異次元の探求者》は、次のターンのエンドフェイズまで…です。自分のターンに発動したら次の相手ターンのエンドフェイズ、相手ターンに発動したら次の自分のターンのエンドフェイズとなります。
これ系のカードは、基本的に発動ターンのエンドフェイズor自分スタンバイフェイズに戻って来るのがスタンダードなので、《異次元の探求者》はかなり遅いご帰還と言えます。
探求者って名前だけあって色々見て回ってるのかもしれませんね…(笑)
帰還の遅さに旨味を見い出す事ができれば良いのですが、基本的にこれはマイナス要素です。
エクストラモンスターゾーンのモンスターに使用して場を空ける
これは【遊戯王.JP】の記事内にも書かれていましたが、エクストラモンスターゾーンのモンスターに効果を使用してやれば、即座にEXゾーンを解放する事ができます。
効果によって除外されたモンスターはメインモンスターゾーンに戻せるのでかなりのお得感があります。
《PSYフレームロード・Ω》が自ら行っている反復アクション、《亜空間物質転送装置》や《サイバネット・バックドア》と似た回避兼ゾーン運用が可能になるって感じですね!
相手ターンにも発動できる。の一文が光ります。
ただ、上で説明した通り、戻ってくるのは次のターンのエンドフェイズとかなり遅めです。
緊急テレポート対応!自分を対象にとる事もできる。
《緊急テレポート》 速攻魔法 (1):手札・デッキからレベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンのエンドフェイズに除外される。 |
《緊急テレポート》対応のサイキック族である事は大きな強みです。
ただし、肝心の《緊急テレポート》が制限カードである以上、過信し過ぎるのは禁物でしょう。
また、自分自身を対象にとり回避できる事も忘れてはいけませんね!
《ゼンマイラビット》 効果モンスター 星3/地属性/獣戦士族/攻1400/守 600 自分フィールド上の「ゼンマイ」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターを次の自分のスタンバイフェイズ時までゲームから除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。また、この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。 |
一応、《ゼンマイラビット》の様に自身を対象にして出し入れする事も可能です。
…戻って来るのがやっぱり超遅いですけどね…。
フィールドを離れる・除外される事で効果を誘発するカードとの併用
能動的にフィールドを離れさせれる・除外できる…って事で、それらが誘発トリガーとなるカードとの併用は誰もが通るポイント。
管理人的には「不知火」カード達が真っ先に思い浮かびますが、やっぱり戻って来るのが遅すぎてやや物足りない印象…。
ただ、「不知火」には、除外されると除外されている「不知火」を特殊召喚できる《不知火の隠者》がいるので、遅さを克服する事がもしかすると可能かもしれません。
まぁ、《隠者》の2体特殊召喚ボーナス狙いなら《不知火流-輪廻の陣》でもいいですけど(笑)
無理やり評価するなら、自身を能動的に外せるので《不知火流-転生の陣》最大の弱点である”モンスターが存在しない場合”をケア出来る可能性はあります。
《サウザンド・アイズ・サクリファイス》と併用するのは意外と強いかも?
《簡易融合》で展開し、相手モンスターを装備した《サウザンド・アイズ・サクリファイス》を除外するってのはどうだろう?
他のカードだと戻って来るのが早いので、装備無しの《サウサク》を晒してしまう事になりますが…
《異次元の探求者》ならば戻って来るのが遅いので無防備な《サウサク》を晒す心配がありません。
…こ、これだ!!
《リンクリボー》になった方が消費も少ないし無駄もないって意見もあるでしょうけど、選択肢の一つとして覚えておくと良い事あるかもですw
面白便利だが遅さがやはり遅さがネックです
この他だとサイキック族である事を活かすとかになってきますかねぇ~
《マックス・テレポーター》で二体リクルートとかもド派手で面白そう…。
単純に強い!ってカードではないですが、活用方法を考えるのは面白い一枚だと思います。
皆さんも色々考えてみてくださいまし~
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コメント
帰還に時間がかかることを利用して、ヴァレルロード等でコントロール奪取したモンスターを除外して再利用しづらくすると言うのはどうでしょうか?
異次元転送と同じでスキドレ↓のあっても効果発動できたりと使いかたにかなりの可能性を感じますね
虚無魔神みたいな制圧モンスターを相手エンドに飛ばし続ければ自分が動くときにはいないので結構強いかも?
裁定待ちですが、自分ターンにネクロフェイスを、相手ターンに自身を除外し続けるのも面白そうですね
メタファイズなら次のターンのスタンバイに効果を使うかエンドフェイズに帰ってくるかを選択できて面白そうだと思います
伏せた次のターンに使う亜空間物質転送装置と帰ってくるタイミングは同じと考えればモンスターと罠の違いやサポートの存在から考えて妥当な調整な気もするようなしないような
初めに見たときはイラストがレクターPにしか見えなかったのに加え、サイキックの新規カード最近多かったのでジャックナイツ関係で復活したのかと思いました
どうやら的外れみたいでしたが
ユベルデッキで刻剣の魔術師とセットでありがたく使わせていただこうと思います