今日の夜記事は、2023年10月28日発売『ファントム・ナイトメア』に収録された幻想魔族の新モンスター《ジョングルグールの幻想師》をご紹介!
幻想魔族初の通常モンスターというだけでもレアなのに、枠の中にもう一つ枠は作るわ、枠からはみ出して来ようとするわ、縦読みは仕込むわ……のやりたい放題!
警告文に見せかけた脅迫文。……滅茶苦茶お洒落じゃねーか……。
©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
ジョングルグールの幻術師|効果考察
通常モンスター
星4/闇属性/幻想魔族/攻2000/守 0
もりあげじょうずなだいどうげいにん
うたやおどりでゆだんをさそい
おかしなじゅつでこうげきしてくる
そのめがまわればきけんなあいず
いそいでにげよう!
星4/闇属性/幻想魔族/攻2000/守 0
もりあげじょうずなだいどうげいにん
うたやおどりでゆだんをさそい
おかしなじゅつでこうげきしてくる
そのめがまわればきけんなあいず
いそいでにげよう!
警告文に見せかけた脅迫文?
もりあげじょうずなだいどうげいにん
うたやおどりでゆだんをさそい
おかしなじゅつでこうげきしてくる
そのめがまわればきけんなあいず
いそいでにげよう!
うたやおどりでゆだんをさそい
おかしなじゅつでこうげきしてくる
そのめがまわればきけんなあいず
いそいでにげよう!
一見、ジョングルグールの危険性を知らせる警告文にも見えるフレーバーテキストですが、テキストの頭を縦読みすると『もうおそい』という脅迫文が完成するという恐ろしい仕掛け!
ここに縦読みが存在するという事は、このフレーバー自体もジョングルグール自身による自己紹介である可能性が高く、色んな意味でカードという枠に捉われないメタ的なモンスターと言えそうです。
カードの中に枠を作り、その枠から抜け出さんとする破天荒な姿。パース利きまくりの構図から突き出された大きな指が指し示すのは、紛れもなく、カードを手に取っている私たちです。
枠からはみ出してるのゲームボーイ味がありますね
白い枠の中からイラストがはみ出してる感じ、これはまさしくDMシリーズ(ゲームボーイ)!
カード化されている幻想魔族のほとんどがDMシリーズからの逆輸入である事を考えると、この枠の存在はある意味必然と言えるかもしれませんね。
でも他の幻想魔族モンスターには枠が存在していないので、そういう面でもジョングルグールはイレギュラーな存在と言えそうです。
性能面での評価
《予想GUY》でフィールドに展開出来る幻想魔族という点では唯一性はありますが、幻想魔族自体に通常モンスターをサポートギミックは存在しない為、種族としての噛み合いは微妙な印象。
【キマイラ】とかなら《幻獣王ガゼル》と選択できるって強みは多少あるかもしれませんね。
速攻魔法
(1):自分フィールドに幻想魔族か魔法使い族のモンスターが存在する場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このターン中、自分の幻想魔族・魔法使い族モンスターは戦闘では破壊されない。
●相手ターンに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
●相手モンスターの攻撃宣言時に、
攻撃モンスター以外の相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。
(1):自分フィールドに幻想魔族か魔法使い族のモンスターが存在する場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このターン中、自分の幻想魔族・魔法使い族モンスターは戦闘では破壊されない。
●相手ターンに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
●相手モンスターの攻撃宣言時に、
攻撃モンスター以外の相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。
あとは、展開し易さを武器に《幻惑の眼》を活用するデッキを組むとか、通常モンスターである事に重きを置いて【魔鍵】に出張させるとか、現状だとその程度って感じでしょうか?
初期にいそうな不気味さが堪らないモンスターです
きゃすと(管理人)
最新のカードなのに、「実は初期からいたんじゃないか?」と思わせるような不気味な雰囲気がとても素敵な1枚でした。こういう感じの『第四の壁』を突破してくる系カードだけで構成されたテーマとか出ないかなぁ?
コメント
○○は危険だ、という文体が初期のフレーバーテキストっぽくて良いですね
しかも縦読みをフレーバーテキストに加えると
「もりあげじょうずなだいどうげいにん
うたやおどりでゆだんをさそい
おかしなじゅつでこうげきしてくる
そのめがまわればきけんなあいず
いそいでにげよう!『もうおそい』」
って1行毎の長さのバランスが取れて読みやすくなるし、紹介中に割り込んでくると言うホラー演出にもなると言う秀逸な表現