《ダイナレスラー・コエロフィシラッド》の汎用性について考える：セルフ特殊召喚可能なレベル2チューナー

昨日、『ダーク・ネオストーム』のノーマルカードを整理していたんですが、その時に、ふと《ダイナレスラー・コエロフィシラッド》が目に留まりました。

『リンク召喚に使用する場合、「ダイナレスラー」リンクモンスターにしか使用できない』という明らかなる「ハリファイバー」制限を施されているカードですが、セルフSS出来るレベル2チューナーである事を考えると、軽視できない存在な気がしてきました。

「ダイナレスラー」モンスターを侮ってはいけない！（ダイナレスラー・パンクラトプスで得た教訓）。

ダイナレスラー・コエロフィシラッド

《ダイナレスラー・コエロフィシラット》 チューナー・効果モンスター 星２/地属性/恐竜族/攻 100/守 800 このカード名の(1)の方法による特殊召喚はデュエル中に１度しかできない。 (1)：自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この方法で特殊召喚したこのカードをリンク召喚の素材とする場合、「ダイナレスラー」モンスターのリンク召喚にしか使用できない。

ハリファイバー防止の為に設けられた「ダイナレスラー」縛り

「ダイナレスラー」モンスターのリンク召喚以外に使用できないの一文は、主に《ハリファイバー》除けとして設けられたテキストと見て間違いなさそうですね（笑）。

デュエル中に1度とは言え、サーチ手段豊富なセルフSSチューナーは有能ですもんね。

…一応、①の方法でSSしない限りは「ダイナレスラー」以外のリンクにも使えるという点は覚えておいた方が良さそうです。

▲最近ますます有能になってる

また、ハリファイバー防止に関しても、《武力の軍曹》（レベル3）を中継する事が出来るならば無視する事ができます。

シンクロ召喚に関する縛りは一切持っていない！

▲イヴを使うって手もありますね

リンク召喚に関しては程よく縛られている《コエロシラット》ですが、ことシンクロ召喚に関しては一切の縛りを持っていません。

上の項目で《武力の軍曹》を挙げたような「ダイナレスラー」リンクオンリーの束縛を逃れるルートもある為、シンクロを経由したリンクという可能性も十分に秘めています。

勿論、レベル7やレベル8の強力なシンクロモンスターで戦線を作るのも大いにありです。

《ギガ・スピノサバット》を併用するという選択もある

《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》  シンクロ・効果モンスター 星８/地属性/恐竜族/攻3000/守 0 恐竜族チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上 (1)：このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。 (2)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。 (3)：１ターンに１度、相手フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。 (4)：このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドのカード１枚を破壊できる。

ご覧の通り、素材指定以外は完全なる汎用カードです。

レベル6のモンスターが簡単に供給できるデッキならば、《コエロシラット》と共に《ギガ・スピノサバット》を併用するのも一つの手かもしれませんね。

制圧能力は持っていませんが、攻める時には持って来いの効果を2つも有しており、守り面でも＋αがあれば活躍できる性能だと思います。

あと何より名前がカッコイイと思いません？「ギガ・スピノサバット」って語呂最高でしょ！

恐竜出張などで《化石調査》採用しているならありかも？

▲オヴィラプター効果とはアンマッチ

個人的に結構有能なカードだとは思いますが、デュエル中1回の効果である事を考えると過信は禁物です。

元々恐竜を出張させている（化石調査要採用）デッキにピンで採用するとかは普通にアリな気がしますが、それ以外となると結構厳しいものがあるかもですね。

…レベルが1だったら《ジュラック・アウロ》の代用になれたんですけどねぇ…（惜しい）。