そこまで頻繁に見かける訳ではありませんが、最近ちょくちょく《リンクスレイヤー》をメイン又はサイドに採用している構築を見かける事が増えて来た気がします。
…何故このタイミングで《リンクスレイヤー》が再評価される流れになったのでしょうか?
スターターデッキ二年連続収録の実績。《リンクスレイヤー》の動向を追います。
リンクスレイヤーってどんなカード?
《リンクスレイヤー/Linkslayer》 効果モンスター 星5/地属性/サイバース族/攻2000/守 600 (1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。 (2):1ターンに1度、手札を2枚まで捨て、捨てた数だけフィールドの魔法・罠カードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。 |
フォトスラ条件の召喚ルール効果を持つ上級モンスター!
コストこそかかりますが、最大2枚までのカードを捨てる事でフィールドの魔法・罠を破壊できる効果は普通に有用です。
状況・デッキ次第では種族・属性にも旨味を見出せる出来る奴。それこそが《リンクスレイヤー》なのだ!
「オルフェゴール」なら手札コストをメリットに変えられる
「オルフェゴール」と言えば《ベイゴマ》《終末の騎士》《ダークグレファー》の三巨塔ってイメージが強いですが、第四の顔として採用されている事が稀にあります。
確かに「オルフェゴール」ならば大喰らいな手札コストもメリットに転じる事ができますし、最悪セルフSSで初動展開のリンク素材になってくれるので無駄がありません。
破壊ターゲットは《幻影霧剣》
《リンクスレイヤー》の主な効果ターゲットは《幻影霧剣》と《サラマングレイト・ロアー》の二種。
相手の先手展開を崩す一矢としてセットカードの地雷原に飛び込んで行くのが《リンクスレイヤー》の役割のようですね。
《ロアー》の場合は破壊されてしまいますが、《霧剣》の場合は無効にされた後にリソース転用できるからお得ですね!
確かに「幻影オルフェゴール」「転生炎獣」は大流行中ですし、活躍の機会は多そうです。
《フォーマッド・スキッパー》搭載型だとサーチも可能
《フォーマッド・スキッパー》から《トロイメア・マーメイド》を経由する構築の場合、《フォーマッド・スキッパー》の②効果で《リンクスレイヤー》をサーチするという強みもあるようです。
「フォーマッド・スキッパー」を搭載した「幻影オルフェゴール」を使った事が無いので何とも言えませんが、素引きしても問題ないサーチ先が採用できるのは無駄が無さそうですね。
墓地効果が強い「幻影オルフェゴール」ならではって感じ!
スレイヤー入りの「幻影オルフェゴール」との対戦経験は1,2度ありますが、流れの中にバック除去とハンドトラッシュが自然に含まれているのは便利そうでしたね。
墓地効果が強い「幻影オルフェゴール」だからこそ許される大胆で贅沢な運用方法に感じます。
コメント
フォーマッドスキッパーの解説のところ「トロイメア・マーメイド」「オルフェゴール・マーメイド」になってますよ。
あと主観ですけどグレファーよりスレイヤーの方が優先される印象が強いですね。
名前修正しておきました。ご指摘あざーす。
極論、グレファーで出来ることは終末でも出来ますからね。大会でもバックを剥がせるスレイヤーの方をよく見かけますね
リンクスプレイヤーとオルフェゴールに何の関係があるんだと思ってしまったw
実際弱くないですよね~・・・ フォトンスレイヤーのSS効果に 手札捨てての魔法・罠破壊 これで使われないほどのインフレ・・・くぅ