明日発売という事で、今日は『ストラクチャーデッキ-リバース・オブ・シャドール』の話題濃い目で進行予定。まず最初は「シャドール」リンクモンスターである《シャドール・ネフィリム》に注目。
『リンク・ヴレインズ・パック1』に収録されながらも、その扱い辛い素材指定ゆえに中々日の目をみなかった存在ですが、遂に今回の新規で脚光を浴びる(?)事になるかも?
リバースモンスター2体の縛りをクリアする救世主!その名も 《影霊の翼ウェンディ》。
シャドール・ネフィリムは救済されるのか?
効果自体(融合装置&セルフ蘇生)は中々に優秀ですが、如何せん素材指定が厳しすぎて「シャドール」では中々展開する事が出来ませんでした。しかし、新規カード《影霊の翼ウェンディ》の登場でその問題はほんの少しだけ緩和される!…はず。
新生「シャドール」デッキにおいて如何に《シャドール・ネフィリム》を展開するのか?そこん所を少し考えてみました。
影霊の翼ウェンディ(リーシャドール)は強い!
《影霊の翼ウェンディ》 リバース・効果モンスター 星3/風属性/サイキック族/攻1500/守1000 このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 ①:このカードがリバースした場合に発動できる。デッキから「影霊の翼ウェンディ」以外の「シャドール」モンスター1体を表側守備表示または裏側守備表示で特殊召喚する。 ②:このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「影霊の翼ウェンディ」以外の「シャドール」モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。 |
2種類の展開効果で「シャドール」デッキの展開力を熱烈サポート!
特に①効果は直線的で、これが通るだけで《シャドール・ネフィリム》のリンク召喚が成立します。
②効果は裏側守備表示でのリクルートなので一捻り必要にはなりますが、融合素材としては使えるので《シャドール・ネフィリム》と十分絡められるはずです(影光の聖選士を使って能動的に動かすのもアリ)。
…まぁでも、リバース効果を算段に入れてる時点で遅すぎるって意見はごもっともで、これで《シャドール・ネフィリム》が救済されたかと言うと…答えはNOだと思います。…では一体何が重要なのか?
影霊の翼ウェンディはサイキック族!すなわち緊テレ対応なのだ!
《シャドール・ネフィリム》を救済するという意味において、これ以上の要素は恐らくありません。
…そう、《影霊の翼ウェンディ》は《緊急テレポート》でリクルート出来るリバースモンスターなのです!!
※ちなみに緊テレでリクルート出来るリバースモンスターは 《ガスタの希望 カムイ》に続いて2体目との事です。
適当な「シャドール」モンスター(リバース)を展開し、《影霊の翼ウェンディ》を緊テレするだけで《シャドール・ネフィリム》をリンク召喚できる(ヤッタネ!!)。
ひたすら地味に感じるかもしれませんが、テーマ内での補完が困難だった「シャドール」にとって、これは大きな進歩と言えます。
惜しむらくは《緊急テレポート》が準制限カードに指定されている事ですが、これは1月の改訂に期待って事でヨロシク!
結果どんな動きが可能になるのか?
上記ルートで《シャドール・ネフィリム》をリンク召喚するとどんな動きが可能になるのでしょうか?簡単にですが少しだけ解説。
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《シャドール・ネフィリム》は、一度正規召喚しておけばその後墓地から何度でも蘇生できますし、効果で「シャドール」カードを墓地に送れる点も便利だと思うんですよね。
まぁ…、「これでどれくらい強化されるの?」って問われると具体的に説明は出来ませんが、今まで持て余してたカードが多少扱い易くなったのは事実ではないでしょうか?
《シャドール・ネフィリム》の救済…個人的にはここが一番の注目ポイントだと思ってます。…期待!
コメント
ウェンディのおかげで影依融合、禁テレからのネフィリム、アナコンダと初手での融合へのアクセスに幅ができるようになったのがめっちゃ大きいですよね
他のサイトではボロクソ言われてますがフリーで決闘する分では充分な強化を貰えたのではと思ってます
占術姫シャドールを使ってますが明らかに初動でやれることが増えたと実感しました
寝フィリムは一度リンク出来れば、リソース切れするまで安定して融合ギミックが使える(うららや勅命を無視出来るため)ので、それを成立させやすくなった点はかなり評価が高いです。
また、新規のアプカローネはやれる事が多い為、実質的に寝フィリムを一旦立てておく意義を見出しやすいですね(先行ミドラ立てから相手ターンにアプカローネの方が強い気がするのは内緒)。