《トポロジック・ゼロヴォロス》と《サイキック・ブロッカー》にまつわる野望と疑問。
《サイキック・ブロッカー》で適用不可に出来るのは「この効果は無効化されない。」テキストを持つ効果…効果外テキストは適用不可状態にはならないので注意です。
トポロジック・ゼロヴォロスでEXリンクするという野望
《トポロジック・ゼロヴォロス》が持つ「自分はこのカードのリンク先となるEXモンスターゾーンにモンスターを出せない。」という効果外テキストを、《サイキック・ブロッカー》によるプレイ封じで無効化したいという野望や疑問が当サイトのコメント欄にも届いていました。
《サイキック・ブロッカー》に関しては以前少し記事でも触れましたが、このカードが持つ”プレイ”というテキストは非常に分かりにくいことで有名ですよね。でもこの難解さを正確に解説・理解できている人は稀だと思います(管理人もwiki見ないと記事にはできないw)。
併用する機会はそこまで多くないと思いますが、念の為に覚えておきましょう!
プレイに該当する行為
《サイキック・ブロッカー/Psi-Blocker》 効果モンスター 星4/風属性/サイキック族/攻1200/守 300 1ターンに1度、カード名を1つ宣言して発動する。次の相手ターン終了時まで、お互いに宣言されたカードをプレイする事はできない。 |
「カードのプレイ」とは以下の行動を指す |
引用:遊戯王OCG パーフェクトルールブック2017 |
今回の例だと赤字の部分が効果外テキストである「自分はこのカードのリンク先となるEXモンスターゾーンにモンスターを出せない。」を無視できない事を表しています。
効果外テキストを適用不可に出来ると勘違いしてしまう人が多いのは、「この効果は無効化されない。」効果を適用不可にする事は出来るからだと思われます。
……あっちは効果テキストだから出来るんですけど…まぁややこしいわな(;^ω^)
サイキック・ブロッカーも再録されればテキスト修正されるでしょう
《禁止令》の例があるので《サイキック・ブロッカー》も再録されるタイミングがあればテキストが修正されるでしょうね。
でもオンリーワンな存在だし、このまま放置してくれても別に良い気もする…(笑)。
でも分かり難いのは事実だしなぁ…(悩ましい)。
コメント
効果外テキストは要するに「そのカードを使うに当たっての特別ルール」であり、カードの持つ能力ではない、と見た方がいいですかね。
召喚条件とか①②はそれぞれ〜みたいなもの一緒ですね
①があるおかげでどこまでが効果外テキストか分かりやすくなった
効果外テキストは効果では無い
種族、属性みたいな元々あるものの一つ
ダムルグとかでも、効果無効にしても元々の種族属性は消えないじゃん?
つまり(現時点では存在しないけど)「効果外テキストを変更する」効果が出ない限り無視出来ない
効果外テキストに干渉する例外として「召喚条件を無視して」はあるから、それについては蘇生制限と一緒に調べておくと良いと思う
MTGもどのカードゲームも裁定でもめるのは一緒ですから試行錯誤したり調べたりするのも楽しみの一つかなと思います。
今だと効果外テキストは①と書かれる前の文章がそれに当たるので分かり易くなってきたと思います。
まあ効果無効化して送り付ければ良いだけなんですけどね
ゼロヴォロス送りつけてガラテア&オーケストリオン出せば一応EXリンクできちゃうけど、一度ゼロヴォロスを効果無効にして中央のゾーンに固定しないといけないので難易度高め
しかも送ったトポロゼロ除去られると相手メインモンスターゾーンにマーカー向いちゃってるっていう…
あまりこのカードを使ってエクストラリンク狙ってもあまり意味は無さそうですね。