関連記事: 【星遺物を巡る戦いは優秀な汎用カードです】
《星遺物を巡る戦い》が超便利な汎用札である事は先日の記事に書いた通りですが、相性の良いテーマやデッキについて語り足りなかったので少し補足をば!
タイトルにバッチリ書いちゃってる通り、本日は「RR(レイド・ラプターズ)」デッキと《星遺物を巡る戦い》のシナジーについてです。
新たな「RR」デッキ模索の鍵は《星遺物を巡る戦い》にある。(かもしれません)。
※:《星遺物を巡る戦い》の優秀さ具合については関連記事でご確認ください。
※:タイトルと記事内容に少し問題があったので修正しました。
星遺物を巡る戦い
速攻魔法
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体をエンドフェイズまで除外し、 相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その相手モンスターの攻撃力・守備力は、 このカードを発動するために除外したモンスターのそれぞれの元々の数値分ダウンする。
エクストラモンスターゾーンを能動的に空けられる
これは「RR(レイド・ラプターズ)」に限った話ではない上に前回の記事でも散々書きましたが、能動的にエクストラモンスターゾーンを空けられるというのがまず一つ。
除外するとエクシーズ素材が弾かれてしまいますが、「RR」ならばランクアップの種に使う等の別用途も考えられるので悪くはないはずです。
小型の「RR」に使っても旨味が薄いので基本的には大型に使用して行きたい所です。
《ラスト・ストリクス》から出した《アルティメット・ファルコン》をフィールドに固着させる事が可能
《ラスト・ストリクス》の効果でエクストラデッキから特殊召喚したモンスターはエンドフェイズにエクストラデッキに戻ってしまいます。しかし、《星遺物を巡る戦い》で一時的に除外する事でデッキに戻るという制約から解放する事が可能です。
これを利用すれば《RR-アルティメット・ファルコン》をフィールドに固着させる事が容易にでき、「RUM」が引けないから強固な盤面を築けないし攻めにも行けないという現在の「RR(レイド・ラプターズ)」が抱える課題の一つを多少ケアする事ができます。
また、《RR-アルティメット・ファルコン》は素材が無くとも”他のカード効果を受けない”効果は適用されるので素材が無い事はそこまで大きな問題にはなりません。
《烏合無象》でも同じ事が出来るので、今まで以上に《RR-アルティメット・ファルコン》へのアクセスが容易になる事は間違いないでしょう。
しかし、《ラスト・ストリクス》で出した場合は一時的に除外するとは言え戻ってくるのは守備表示。
守備力2000のアルティメットファルコンが相手ターンを生き抜けるかどうかは非常に怪しいです。《RR-レディネス》で守る事も出来ないのでそれ以外の防御札が必要になります。
《烏合無象》なら守備以外で展開できるので・・・どちらかというとコチラとの相性の方がいいですね・・・。
《ラスト・ストリクス》で出す場合は守備力が高い《エアレイド》や《ファイナルフォートレス》を出した方が硬くていいかもしれません。
【注意点】相手の場にモンスターがいないと使えないので要注意!
凄く便利な《星遺物を巡る戦い》ではありますが、自分フィールドのモンスターの攻守を参照して相手モンスターの攻守を下げるという効果の性質ゆえに相手フィールドにモンスターがいないと発動不可能である注意点が存在します。
基本的に先行1ターン目には《ラスト・ストリクス》効果からの《星遺物を巡る戦い》コンボは不可能なのでお気を付けください。
ただし、《烏合無象》は速攻魔法なので上手くやれば先行でセッティングして相手ターンに《RR-アルティメット・ファルコン》を登場させて次のターンに備える面白ムーブが可能だったりします。
展開要因かつ戦闘補助に成り得る点が優秀
《RR-トリビュート・レイニアス》のやや隠された効果である「RUM」速攻魔法サーチを通す為の戦闘補助に成り得るってのも注目ポイントの一つです。
どちらか一方だけだと微妙なんですが、一枚で両方を兼ねるってのは素晴らしい!!
管理人が現在使用している【リンク搭載型RR】は、ラウンチ以外の「RUM」速攻魔法を一枚も採用していない構築なので、もし《星遺物を巡る戦い》を使うのであれば採用する必要がでてきそうです。
関連記事:【リンク搭載型RR(レイド・ラプターズ)デッキレシピ】アーセナルから究極デコードトーカーの構え!
さいごに:実際に使用してみた感想
回避しながら相手の打点を下げたり、究極隼の展開へと繋げられたりと良い所はたくさんあるものの、やはり先行一ターン目で使えないってのががなり気になります。
あと、《ラスト・ストリクス》で展開した場合、守備で晒してしまうってのも見逃せない問題点です。
後攻をとるような構築を意識してより使い易くチューンしてやれば印象も変わるかもしれませんが、結局の所、便利だけど劇的な変化をもたらす一枚ではない。というのが現状の結論です。
まぁ、そんなに簡単に改善できたら苦労はしないよねぇ~( ˘ω˘ )
しかし、考え方の方向性自体は悪くないと感じたので、これからも少しずつ採用型については考えて行くつもりです。
「RR」記事になると饒舌になるけど文体が硬くなる管理人がお送りしました。
Amazon:【 3枚セット 】遊戯王 日本語版 CIBR-JP058 星遺物を巡る戦い (ノーマル)
コメント
究極隼の3の弱体orバーン効果はRRモンスターが素材に無いと使えないですよ(´・ω・`)
ぐふぇ 失礼しました。修正しておきます((+_+))
毎回このサイトのRRの項目は欠かさず読んでいるRR使いです。
新カードは汎用系しか見ておらず、このカードは完全に見落としてました。除外から戻ってくる効果をそのように使えばいいのか…
自分もちょっとデッキを改造しつつこのカードが使えるか判断していきます
アルティメットの弱体化 or バーンの効果はRRを素材にしているときのみ適用される、と思います。
また、ストリクスで出した場合は、守備表示で特殊召喚なので、1体は星杯で弱体化しているとはいえ、現環境だと守備力2000はどうしても心許ないですね。
守備で晒すって部分を書き忘れてました。これかなりでかいので追記しておきます。ご指摘感謝です。
そういった点で言えば
レボリューションファルコンとか
どうでしょう?
耐性はないけど守備3000で
特殊召喚されたモンスターは
戦闘ではまず突破出来ませんし
これは、面白いですね。
自分は、やり過ぎた埋葬で特殊召喚されたモンスターのリリースコスト(時械巫女・スタダは確認済み)の効果が使える1点のみでラストストリクスを使えないか考えてましたがこれは試してみたいかなぁと思いま。
剛鬼のリンクモンスターみたいに下矢印3つのRRリンクモンスターでないかなー
RRとは関係ないけど巡る戦い使うなら霹靂ズシンの定着に使う方が楽しそう
RRなら、ラストリアルティメットしたあと、アルティメットに シン・キー・ロウ を打って、3500のトークン数体作ったあとアルティメットをセブンスシンズにしてトークン破壊デメリットの心配を無くすとか面白いですよ。4000のシンズ、3500のトークン確か3でかなりパワフルな盤面に(トークンは直接攻撃不可ですが)
エクストラ枠の問題を常に抱えているRRにリンク以外の打開策はとても面白いと思いました
アルティメット軸以外の構築も楽しみにしています(レヴォファルでワンキル等)
RUM幻影騎士団ラウンチ「」
自分はRUMを積みまくって強引に引く方向で落ち着きました
ラウンチ素撃ちデフォなんで速攻であること忘れてました~(サーセン) まぁ管理人も今のアーセナル型かなり気に入ってはいますw
《RUM―スキップ・フォース》が無くても《RRーアルティメット・ファルコン》にアクセス&定着できるのは魅力的で非常に面白いと思いますが、蘇生制限を満たさないのが痛いですね……
「簡単に蘇生できる完全耐性の大型」ってのがアルティメットの魅力だと(個人的に)思っているので、そこを潰してまでアルティメットを展開する価値はあるのかなぁ……と。除外によるX素材の破棄も相まって、どちらかというと連続シンクロ型に使えそうなカードな気がします。
RRは後攻ワンキルが強いし、アルティメット置いてどうこうってのは正直微妙だよね
アーセナルがマジで強いし
RRの攻撃面は究極か進化隼が1番強いと思ってるから、それに特化させてるの俺だけ?
全くRRとは関係無いですが、俺は「星遺物を巡る戦い」を不知火に搭載してます。惜しくも引く前に決着がついてばかりですけどねw
とても面白いアイデアだと思います。ただ、相手ターンに使うとコンバット・トリックに使えず、自分ターンだと肝心の究極で攻めるのが遅くなる使いづらさがありますね。
RRエクシーズモンスターは戦闘面で補助をあまり必要としない鳥が多いので、トリビュートの速攻RUMに活かせるとおいしいですね