「シンクロ・オーバートップ」効果考察｜1枚で大量蘇生！自爆特攻で「赤き竜」にアクセス！？

今日の夜記事は、4月22日発売『DUELIST NEXUS｜デュエリスト・ネクサス』に収録される新カード《シンクロ・オーバートップ》の特集記事です。

最大5体の蘇生が1枚で行える爆アド効果なんですが、対象にとれる条件や蘇生後の状況が影響して、ちょっと使い辛さが目立つ仕上がりの1枚でもあります。

個人的には、今回のサポート魔法・罠の中では唯一能動的に《赤き竜》をリクルートできるテキストを持っている事を高く評価しているので、今回はそこら辺に注目していきたいです。

シンクロ・オーバートップ｜効果考察・使い方

シンクロ・オーバートップ｜効果考察・使い方

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分の墓地のレベル７・８のドラゴン族Ｓモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは１になり、効果は無効化される。このターン、自分はＳモンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
(2)：自分のＳモンスターが戦闘で破壊された時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
ＥＸデッキから「赤き竜」１体を特殊召喚する。

収録：【DUELIST NEXUS｜デュエリスト・ネクサス】

シンクロ・オーバートップ特徴
■最大5枚蘇生！しかし運用ハードルは結構高め
■自爆特攻対応の《赤き竜》展開効果
■《シンクロ・ワールド》等、シナジーの模索自体は割とできそう？

大量蘇生可能！しかし、そのハードルは非常に高い

▲効果無効なのが非常に惜しい

１枚のカードで任意の数だけ蘇生って部分だけを切り取ると相当強い効果なんですが、対象がレベル７・８のドラゴン族シンクロモンスター限定である事や、レベルの変動・効果の無効等、うまく活用する為のハードルが非常に高いカードである事は間違いないです。

特に、初手で引いてしまうとシンプルに事故るので、複数枚採用する事がそもそも厳しく、《赤き竜》からのサーチ前提のカードというのが現実だと思います。

―――まぁその分、《赤き竜》を特殊召喚できる②効果が戦闘破壊対応していて、他の二枚よりも能動的に狙える（自爆特攻）ようになっているのがポイントですね。

▲シンクロ・ワールド、くず鉄の神像は相手の効果による破壊がトリガーなので完全に相手依存ですが、シンクロ・オーバートップは自爆特攻すれば能動的な発動も狙えます。

レベル1で効果無効！ならば《シンクロ・ゾーン》はどうだ！？

シンクロ・ゾーン永続罠
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、お互いにＳモンスターでしか攻撃できない。
(2)：チューナー以外のＳモンスターが自分の墓地へ送られた場合、そのモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはチューナーとして扱う。
(3)：相手メインフェイズに、魔法＆罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分フィールドのモンスターをＳ素材としてＳ召喚する。

レベル1で効果無効って言われると、もうそれだけでかなり使い辛そうなんですけど、「この大量蘇生を何とか有効活用できないか？」って考えた結果、結局これに行きつきました。

《シンクロ・ゾーン》を展開している状態で大量のシンクロモンスターを横並びにできれば、効果やレベルのリフレッシュは勿論、チューナーを供給する事による更なる展開も見えてきそうです。

―――まぁ、管理人が単純に《シンクロ・ゾーン》好き過ぎるってのもありますけどね……（笑）