今日の夜記事は、2023年10月28日発売『PHANTOM NIGHTMARE|ファントム・ナイトメア』に収録される新規カード《王墓の石壁》に注目してみました!
カード名を《王の棺》として扱う永続効果を持ったフィールド魔法で、アドこそ稼がないけど「ホルス」モンスターに安定アクセスできるサーチ効果!
新カード《ホルスの黒炎神》と併用すればお得になる優しい効果(1ドロー)のオマケ付きだぜ!
©Konami Digital Entertainment
王墓の石壁|効果考察
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはフィールドゾーンに存在する限り、カード名を「王の棺」として扱う。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「ホルス」モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。
(3):自分が「ホルスの黒炎神」の効果を発動した場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
収録:【PHANTOM NIGHTMARE|ファントム・ナイトメア】
第二の棺、保険としてかなり優秀
このカード名の(2)の効果は1ターンに4度まで使用できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「ホルス」モンスターは、自身を対象としないカードの効果では破壊されない。
(2):手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「ホルス」モンスター1体を墓地へ送る。
(3):1ターンに1度、自分の「ホルス」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを墓地へ送る。
①効果はフィールドゾーンに存在する限り「王の棺」として扱う永続効果。
既に《王の棺》がフィールドに存在するならあまり影響は無さそうですが、第二の「王の棺」という保険が場に残り続けているという事実自体が相手からしたら相当なプレッシャーになります。
《王墓の石壁》自体が、恒久的に「ホルス」モンスターにアクセスしたり、《ホルスの黒炎神》の効果をトリガーとしてドローしたり等、維持して美味しいカードなのも実に噛み合っています。
フィールド魔法でサーチがし易いってのも偉いよなぁ……。
イムセティをサーチせよ!ホルスの黒炎神も良いぞ!
②効果は、毎自分メインフェイズに発動できる「ホルス」モンスターサーチ効果。
サーチ後に手札を1枚デッキの下に戻す為、アドバンテージ自体は稼いでいませんが、サーチ先の質の高さを考えれば妥当ですし、何なら不要牌をデッキに戻す事でメリットにする事もできます。
本来なら腐るであろう2枚目の《王墓の石壁》をデッキに戻しても良い為、《王墓の石壁》やフィールド魔法カードへのアクセス札を多めに採用しても不具合が発生し難いのも良いですね。
サーチ先候補は《ホルスの栄光イムセティ》が筆頭になるとは思いますが、新カード《ホルスの黒炎神》も手札に持っておきたいカードなので要チェック!
効果モンスター
星8/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「ホルス」モンスター及び「王の棺」が存在する場合、手札のこのカードを相手に見せ、自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
フィールドのカード1枚を墓地へ送る。
(2):「ホルスの黒炎神」以外の自分フィールドの表側表示の、「ホルス」モンスターか「王の棺」が相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、フィールドの他のモンスターを全て墓地へ送る事ができる。
ホルスの黒炎神の消費はドロー効果でカバー
なお、消費の激しさは③によるドロー効果でしっかりカバーする模様。
全部そろった状態でホルスの墓地送り効果が機能し出したら流石にヤベェ……ってなりそうですね。
イムセティをサーチ出来るだけも相当有用に見えます
ただでさえ滅茶苦茶強いギミックなのに、更にここから安定感が増すってマジ?
《救いの架け橋》とか含めたら既に相当初動厚そうだなぁ……。
コメント
石碑自体が棺扱いになってサーチ札でもあるのが厄介
石碑でサーチされたイムセティをうららで止めてもイムセティは蘇生してくるし
石碑のサーチにうさぎ食らっても黒炎神が手札にいたら出せる
ヴォルカニック・バレットを採用して、毎ターンサーチして戻す効果の戻すカードに充てれば墓地にバレット落ちてる限り500ライフで実質ハンド戻しせずに使い続けられるのコスパ良さそう。
一枚一番下に戻す効果とドラゴン族を見ると運命の裏ドラが頭をよぎる…
分かってはいるんだけど「第二の棺」って言われるとどうしても某アレがよぎってしまう…
そのうちホルスたちの真のボスとしてリメイクされるかもしれませんぞ?