今日の夜記事は、2023年6月10日発売『ANIMATION CHRONICLE｜アニメーションクロニクル2023』に収録される新規カード《異界共鳴－シンクロ・フュージョン》の特集です。
アニメ『遊戯王アークファイブ』でセルゲイが使用した魔法カードで、その名の通り、シンクロと融合を同時に行ってしまうという超トンデモカード！
滅茶苦茶派手な効果なので思わず使ってみたくはなりますが、これ実は意外な弱点もあるカードなので、そこら辺を中心に効果を解説していきます。
異界共鳴－シンクロ・フュージョン
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は融合・ＳモンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
(1)：自分フィールドの表側表示の、チューナーとチューナー以外のモンスターを１体ずつ墓地へ送って発動できる。
以下のモンスターを１体ずつＥＸデッキから特殊召喚する。
●墓地のそのモンスター２体を素材としてＳ召喚可能なＳモンスター
●墓地のそのモンスター２体を素材として融合召喚可能な融合モンスター
収録：【ANIMATION CHRONICLE｜アニメーション クロニクル 2023】
■融合・シンクロ召喚扱いじゃなくなってる！？
■超越融合という強力なライバルの存在あり！
■テーマ内でサーチ出来るのが最大の強み？
■そういえばヴァン・ダーリ・ズーマは何処！？
「異界共鳴」の落とし穴！融合・シンクロ扱いに非ず！
注意①：融合・シンクロ召喚扱いのテキストを持っていない！
個人的に一番引っかかったのがここで、《異界共鳴－シンクロ・フュージョン》の①効果による特殊召喚って、融合・シンクロ扱いってテキストが存在しないんですよね。
まぁ別に、蘇生制限を満たす必要が無いモンスターやEXデッキからの展開に制限の無いモンスターを展開する分には全く問題ないんですが、実はテーマ内にしっかり存在しているという……。
星１０/闇属性/悪魔族/攻3000/守1800
「地縛」融合モンスター＋「地縛」Ｓモンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
そのモンスターの攻撃力・守備力を０にする。
(2)：相手モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
(3)：表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキ・ＥＸデッキから「地縛」モンスター１体を特殊召喚する。
まぁこれに関しても、《異界共鳴－シンクロ・フュージョン》で展開した《地縛戒隷ジオグレムリン》を経由して出せって事だし、そもそも《ジオグラシャ=ボラス》の素材指定的に使うのはかなりムズイ為、別に問題ないと言えば問題ないんですが、アニメだと融合・シンクロ召喚するってテキストだっただけにちょっと引っかかるポイントです。
「超越融合」なら融合召喚・シンクロ召喚展開が可能！
このカードの発動に対してカードの効果は発動できない。
(1)：２０００ＬＰを払って発動できる。
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター２体を自分フィールドから墓地へ送り、
その融合モンスター１体をＥＸデッキから融合召喚する。
(2)：墓地のこのカードを除外し、このカードの効果で融合召喚したモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターの融合召喚に使用した融合素材モンスター一組を自分の墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は０になり、効果は無効化される。
あと、似た挙動をするカードとして《超越融合》が存在している事もポイント！
展開成功までの手数・喰らう可能性のある妨害の質等に多少の差はありますが、作れる最終盤面は基本的に同じですし、何なら《超越融合》なら融合召喚・シンクロ召喚で展開する事が可能です。
2000という安くないLPコストは存在しますが、《超越融合》の方が都合の良いデッキは少なくないはずなので、そこは要選択って感じになりそうです。
だが、「異界共鳴シンクロ・フュージョン」はサーチが容易
星３/闇属性/悪魔族/攻 800/守1100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「地縛牢」か「異界共鳴－シンクロ・フュージョン」１枚を手札に加える。
(2)：自分フィールドにレベル６以上の「地縛」モンスターが存在する場合、墓地のこのカードを除外し、
ＥＸデッキから特殊召喚された相手フィールドの効果モンスター１体を対象として発動できる。
その効果モンスターをデッキに戻す。
その後、相手はその同名モンスター１体を自身のＥＸデッキから特殊召喚できる。
だが、《異界共鳴－シンクロ・フュージョン》はテーマ内でサーチが可能！
―――もうこれだけで《超越融合》としっかりと差別化できていると言えるので一安心！
何なら両方採用するのもアリだと思うので、そこはデッキの枠と要相談ですね。
そういえばヴァン・ダーリ・ズーマはカード化されないんですね
セルゲイと言えばこっちのイメージも強いんですが、こっちはまた次の機会までお預けって感じですかね？まぁ、出そうとするとヴァン・ダーリ・ズーマも出さないといけないし、今回のパックだけでそれだけの枠は確保できないもんなぁ……。
コメント
素材に融合強兵などでEXデッキから特殊召喚したカードを使うなどした場合
超越融合だと蘇生制限に引っかかるが異界共鳴－シンクロ・フュージョンは同時召喚が可能などの利点はありますし使い分けしていけば良いと思うのですが
肝心の超越融合自体がデッキを選ぶ諸々があったりして
でもシンクロと融合を2体並べるとかロマンはあるので、今後のカードプールの変化なども見据えて両方ともに機会があれば使っていきたいカードではありますね
そもそもグレムリーナいないの確定してるのにヴァンダーリズーマなんて出るわけない
蘇生制限を満たす必要が無いとかよりシンクロ召喚成功時の効果が使えないことのほうが遥かに問題
出しても意味ないシンクロかなり多い
白エクと黒衣龍でこいつ使って、真炎龍とルルワリリス並べる激エモムーブ思いついたけど、多分実用性皆無
レベル5特殊召喚可能モンスターとグランドキーパーでドロドロゴンシンクロから異界共鳴でグラファ等とレベル9
ラインウォーカーと神碑魔法でラインウォーカーとスレイプニルで異界共鳴でドラゴスタペリアとレベル12シンクロ
愚かな埋葬や竜の霊廊と異界共鳴でヴァレルロードFドラゴンとレベル8シンクロ