十数年の時を経て、あのバグロスが蘇る！
……という事で、『バグロスの軌跡』と題して、《陸戦型バグロス》から連なる”バグロス”達の歴史を振り返ってみました！
《マハー・ヴァイロ》⇒《守護者スフィンクス》⇒《アクア・マドール》⇒《人喰い虫》と来て、1回お休みを挟みつつ《水陸両用バグロス》とは……。ホント予想外過ぎますねw
バグロスの軌跡
「陸戦型バグロス」
通常モンスター
星４/地属性/機械族/攻1500/守1000
陸上戦闘ロボット。今はダメだが、海でも使えたらしい。
星４/地属性/機械族/攻1500/守1000
陸上戦闘ロボット。今はダメだが、海でも使えたらしい。
Vol4収録：1999年7月22日発売
初期の通常モンスターにありがちなゆるくてテキトーな感じのナイスフレーバーテキストですが、これ冷静に考えてみると、色々とドラマが感じられる一文ですね。
「今はダメだが、海でも使えたらしい……。」
……って事は要するに、過去に一度は海で運用した事があるって事ですよね？
元々陸戦用として作られた機体を海で運用したって事は、もうそれはヒューマンエラーな訳で、その結果で故障（弱体化）してしまったと考えると中々に闇が深い。フィールド魔法《海》の弱体化効果を考慮するなら、実は《陸戦型バグロス》の元々の攻守は1700/1200だった説……あると思います！
「水陸両用バグロス」
融合モンスター
星５/水属性/水族/攻1850/守1300
「陸戦型 バグロス」＋「海を守る戦士」
星５/水属性/水族/攻1850/守1300
「陸戦型 バグロス」＋「海を守る戦士」
booster6収録：1999年12月1日発売
《陸戦型バグロス》を水中運用できるように改造したのがこちらの《水陸両用バグロス》って事ですが、素材に一部ナマモノを使っているのがなんとも不穏ですね（まぁ、初期の融合体アルアル）。
OCGのカードには残念ながらフレーバーテキストがありませんが、コナミのゲーム作品に登場した際には、「陸戦型 バグロスを改造して水中でも使えるようにしたもの」ってフレーバーテキストがあったり、使用キャラが「赤い塗装は伊達ではない、性能は通常の３倍、最高速度は時速１万２千キロ」等のセリフを言っていたらしいので、まぁ色々裏設定画用意されていたようですね。
通常モンスター
星４/水属性/水族/攻1300/守1000
海を汚す奴等を徹底的に攻撃する、マーマン戦士。
星４/水属性/水族/攻1300/守1000
海を汚す奴等を徹底的に攻撃する、マーマン戦士。
ちなみに、もう片方の素材として指定されている《海を守る戦士》もBOOSTER6収録されています。その後、『Booster R3』で1度再録されてはいますが、数自体はかなり少ないです。恐らく、今回紹介するカードの中で一番レアなのは《海を守る戦士》と思われます（古参勢は探してみよう）！
「水陸両用バグロスMk－3」
効果モンスター
星４/水属性/機械族/攻1500/守1300
「海」がフィールド上に存在する限り、このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
星４/水属性/機械族/攻1500/守1300
「海」がフィールド上に存在する限り、このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
暗黒の侵略者収録：2003年7月17日発売
《海》があると直接攻撃可能になるけど、《海》があると弱体化するというチグハグな所がなんとも魅力的な1枚。恐らくですが、バグロスの中で一番有名なのはこのカードなのではないでしょうか？
これ、「なんでMk-2をすっ飛ばしてMk-3になってんのかなぁ？」って長年疑問に思ってましたけど、その理由が約20年越しに明らかになるとは思いもよりませんでしたよね……。
まさかMk-3の3が第〇期を表していたとは……(;^ω^)
まぁ、これに関しては後付けって可能性も十分にありますけど、陸戦型が1期産である事を考えると、ちょっと説得力ありますよね。
「水陸両用型バグロスMk－11」
効果モンスター
星５/水属性/機械族/攻1850/守1500
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：フィールドに「海」が存在しない場合、このカードの攻撃力は７００アップし、このカードは直接攻撃できない。
(2)：フィールドに「海」が存在する場合、水属性以外の表側表示モンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
星５/水属性/機械族/攻1850/守1500
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：フィールドに「海」が存在しない場合、このカードの攻撃力は７００アップし、このカードは直接攻撃できない。
(2)：フィールドに「海」が存在する場合、水属性以外の表側表示モンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
ディメンション・フォース：2022年1月15日発売
《水陸両用バグロスMk－3》が出たのが2003年7月17日発売の『暗黒の侵略者』って事は、もう19年前とかですからね。いやぁ……、流石に『遊戯王』の歴史の深さを実感しますね。
効果に関しても、「海」があると強くなったり弱くなったりする部分が実にバグロスらしくって、これには往年のバグロスファンもニッコリなのではないでしょうか？
まぁ、上級なのは《伝説の都アトランティス》と併用すれば良いだけですし、『デュエリストパック－深淵のデュエリスト編－』で強化された部分をうまく使えって事でしょうね！
以上、バグロスの軌跡でした！
19年の時を経て後継機がお披露目されるってなんか感慨深いものがありますね。
まぁ今のデュエルシーンで見かける事はほとんど無くなっちゃいましたけど、《水陸両用バグロスMk-3》は、昔は結構使用者も多くて、人気のカードの1つでしたよね(∩´∀｀)∩
厳しいとは思いますが、空白の時の中で埋もれて行ったバグロス達もいつか見れたら良いなぁ……。
コメント
暗黒大要塞鯱とぶつかって、引き揚げ作業中に落ちてしまったこともありましたね。