【メタファイズ・エグゼキューターの正体を追う】ティエラの翼・セイクリッドを思わせる意匠・下半身は神星樹？

『サーキット・ブレイク』収録カードの中で一際異彩を放つ存在《メタファイズ・エグゼキューター》

「メタファイズ」と言えば、過去のモンスター達が元々の種族を捨て、幻竜族へと転身した姿・テーマですが、《メタファイズ・エグゼキューター》に関してはその元となるモンスターが分かりません。

こいつは一体何者なんだ！？

この記事は《メタファイズ・エグゼキューター》の正体を突き止めるべく、一日半という悠久の時を費やした管理人の物語である。（訳：エグゼキューターに関する妄想）

メタファイズ・エグゼキューター

特殊召喚・効果モンスター
星１０/光属性/幻竜族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。 自分の墓地及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、 「メタファイズ」カード５種類を１枚ずつ除外した場合のみ特殊召喚できる。
(1)：フィールドのこのカードは効果では破壊されず、効果では除外できない。
(2)：相手フィールドのカードの数が自分フィールドのカードより多い場合、 １ターンに１度、除外されている自分の「メタファイズ」モンスター１体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに除外される。

今回は正体の考察記事なので効果に関してはあっさり目

墓地orフィールドの「メタファイズ」カード５種を除外しないと特殊種召喚不可という超ヘビーな条件を持つ大型モンスターです。

効果破壊＆除外耐性を持つ攻撃力3000守備力2500モンスターってだけでもかなり強力ですが、②効果による「メタファイズ」モンスターの特殊召喚は除外もセットになっているのでテーマとの噛合いも良いと思います。ただ、やっぱり召喚条件が重すぎるので難しいのは間違いなさそうです。

「メタファイズ」モンスターではなく「メタファイズ」カードでOKってのが救いですね（ありがてぇ）。

【検証１】ステータスからネタ元を洗い出す

「メタファイズ」モンスターは元となるモンスターと同じ攻守を持っている傾向にあるので、それを元にネタ元を洗い出す事からとりあえず始めてみました。

結果から先に言うと該当モンスター無し！！

攻撃力3000守備力2500のモンスターって意外と少なくて、作業自体はすぐ終わりましたが、結果的には成果なし。該当するモンスターはいませんでした！（進撃感）

攻撃力3000/守備力2500のモンスター一覧

※：とりあえずこんな所だと思います。（漏れがありました匿名さん助言サンキューです）

【検証２】イラストから色々と読み取る

DTストーリーモンスターをイメージさせる意匠の数々

同じ人が描いているだけって可能性も高いですが、右腕のドラゴンの部分は白地に金でどことなく「セイクリッド」や「テラナイト」を彷彿とさせます。

ドラゴンの額とサイドに付いた珠は「マスターダイヤの剣」や「セフィラの神託」等をイメージさせる配色と個数になってます。（細かいのを混ぜると一致はしません。）

あと、ドラゴンの顔のベースは「ドラグニティ」をイメージさせ、特に《ドラグニティナイト－ゲイボルグ》や《ドラグニティアームズ－レヴァティン》がデザイン的には近いってのが管理人の見解です。

額の三角形は「竜星」がルーツ！？

【追記】美味しそうなお名前「つくね」さんから情報

〈胸の△が答えだ！〉

「管理人さんの見解にプラスさせていただくと、右手のドラゴンや奥の人型の額のマークが竜星モンスターに見られた三角マークにかなり似ているかと思います！」

ナルホドナルホド！あの既視感は「竜星」のものでしたか・・・情報感謝です。

人型モンスターの背中にティエラ（tierra）の翼

右手のドラゴンに目が行きがちですが、奥にはキッチリ人型のモンスターが存在します。

その人型の背中にはどことなく見慣れた翼が・・・

枚数がティエラ（Tierra）時代の5枚から4枚に減少している上に細かい部分が違うので確信はありませんが、かなり似ているのではないでしょうか？

樹木の根っこ・・・《ナチュルの神聖樹》？？？

『サーキット・ブレイク』ガイドブックによると大樹と化した足元とあるので、ビジュアル通り、このモンスターの下半身は樹木の根っこ的なもので間違いなさそうです。

樹木の根っこねぇ・・・《ナチュルの神聖樹》《セフィラの神託》を思い出すね～

【検証３】DTストーリーのラストから読み取る

第二次DTストーリーのラストは、千日千夜戦い続けた《創星神 ｔｉｅｒｒａ》と《智天の神星龍》が、千日目の夜明けと共に消失し、そこには燃え尽きた「新星樹」の残骸と《ジェムナイト・クリスタ》《ジェムナイト・ラピス》の姿だけが残された。とあります。

輪廻転生システムの権利者候補であった「創星神 ｓｏｐｈｉａ」と「創星神 ｔｉｅｒｒａ」が存在しなくなった今、その座は空席。

残された「神星樹」の残骸・・・。

「神星樹」から湧き出るエネルギーによって大地は生命を育み、そして、死したあとは再び大地を伝わって「神星樹」へと還る循環こそが「輪廻転生システム」の本質。ならば、死した《創星神 ｔｉｅｒｒａ》と《智天の神星龍》が「神星樹」の残骸に還ったとしても不思議ではありません。

これは、輪廻転生システム自体が自我を持ち動き出したと考えられるのではないでしょうか？

また、樹木になっている珠は”別の次元を映し出している果実”らしいので、DT世界の外に干渉（ダイダロスやネフティスなど他のOCG次元）できるのも不思議ではありませんし、名前的に「エグゼキューター（執行者・遂行者・実行者）」、「メタファイズの執行者」「メタファイズを施す者」「メタファイズを促す者」と捉える事もできます。

ってな妄想ショーでございました

結局正体は分かりませんでしたが、以上、管理人による妄想ショーでございました。

久々に妄想力がフル稼働した気がするよ・・・

そして、「メタファイズ」に興味が出てきました。（沼）

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※：第二次デュエルターミナルストーリーについてはコチラを参考にしました。