【業神－不知火（わざがみしらぬい） 効果考察】《スケープ・ゴースト》とコンボしろって事なのかい？

『デュエリスト通信』にて新規「不知火」シンクロ《業神－不知火》の効果が公開されました。

逆らえぬ歳月によってすっかり衰えてしまった《刀神－不知火》。

レベル・攻撃力共に若かりし頃程の勢いはない。しかし、大物に一矢報いる匠の技（表示形式変更）はいまだ健在。力ではなく技の剣技の神髄がここにある。

業神－不知火（わざがみ　しらぬい）

《伝承の陣》や《妖刀－不知火》と噛み合う効果ではあるが

表示形式変更効果については後で触れるとして、先ずは除外された場合のトークン生成について考えたい。

要するに《伝承の陣》や《妖刀－不知火》等で除外した際にボードの頭数を増やしたりそのままにしたりする効果な訳ですが、フィールドから除外する場合は折角出したレベル5シンクロを除外する勿体なさが頭を過ります。

基本的に《妖刀－不知火》と《業神－不知火》で《妖神－不知火》を特殊召喚する為のカードという認識で間違いないかと…。（…刀神もシンクロの中継だったことを考えると感慨深い…）

この流れなら生成したトークンを《妖神－不知火》のコストに使い、自分フィールドのモンスター全体攻撃力300up（アンデット族）、魔法・罠破壊（炎属性）を適用する事が可能です。

《妖刀－不知火》と混ぜるなら動き的に悪くないですが、《不知火の隠者》巻き込みムーブの方が基本的に強いので、奇数シンクロを墓地リソースで出したい際に活用する感じですかね？

《スケープ・ゴースト》を無理やり起こすカードだったりする？

《業神－不知火》の表示形式変更効果は、倒せない相手を守備にしたり、超火力による超過ダメージを与える為に守備を攻撃表示にする為に使える事を考えると「不知火」的にマッチしていない訳ではありません。

しかし、表示形式変更は【リンクモンスター】に通用しなかったりと、現代だと評価を落とす一因である事を我々は重々承知しています。

このタイミングでこの効果が「不知火」にもたらされた理由を考えてみた所、管理人は一つの答えへと辿り付きました。

…これは恐らく《スケープ・ゴースト》をリバースするのに使えって事だ（名推理）！

この答えに至った理由としては、リバースと表示形式変更効果との相性の良さ、《スケープ・ゴート》がアンデチューナーである事。そして、TP（トーナメントパック）の収録内容の3つが挙げられます。

相性の良い効果ではあるが、動線で結ぶのは難しい一枚

《動的な構造構築は難しいけど…カード的に悪くはないよ》

何だかやたら叩かれているお爺ちゃんシンクロモンスター《業神－不知火》を救いたい！

色々と考えてはみましたが、「不知火」的な観点だとやっぱり評価するのは難しい一枚かもしれませんね。（効果よりもレベルがちょっと厳しい）。

ただ、墓地蘇生でも表示形式変更効果を使える点・リバースとの相性などを考えると、何か出来そうな一枚である事は事実です。

…不知火にリバース効果があれば分かり易いんですけどね…。

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