今日の夜記事は、2023年4月22日発売『DUELIST NEXUS|デュエリスト・ネクサス』に収録される新カード《くず鉄の神像》の特集です。
《くず鉄のかかし》から始まった「くず鉄」シリーズも、《くず鉄の像》、《くず鉄のシグナル》と来て、今回の《くず鉄の神像》で計4種類目で、いつの間にやら大所帯になってきました。
発動後に再セットされる個性はそのままに、今回はレベル7・8のSドラゴンを蘇生するみたいです。
くず鉄の神像|効果考察
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地・除外状態のレベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズにEXデッキに戻る。発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
(2):セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。EXデッキから「赤き竜」1体を特殊召喚する。
使い減りしない蘇生&帰還札。ただしエンドフェイズにEXデッキに戻る
エンドフェイズにEXデッキに戻ってはしまいますが、墓地・除外状態のレベル7・8のドラゴン族シンクロモンスターを恒久的に特殊召喚できるのはかなり便利そうですよね。特に、除外状態のモンスターに対応してるのはマジで偉い!自身の効果で除外されたカオスルーラーとか帰還できるぜ!
星0/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
ルール上、このカードのレベルは12として扱う。
このカードはS召喚できず、自分フィールドの表側表示のレベル5以上で同じレベルの、
チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分フィールドに魔法・罠カードがセットされた時に発動できる。
「パワー・ツール」Sモンスターまたは
レベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
(2):フィールドのこのカードは、他の自分のSモンスターが存在する限り、
攻撃対象及び、効果の対象にならない。
なお、再セットされるので勿論《アルティマヤ・ツィオルキン》との相性は抜群(定番)。
シンクロ召喚伴わなくてもフル機能するモンスターは意外と少ない?
星7/光属性/ドラゴン族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが特殊召喚に成功した時、
または相手フィールド上にレベル5以上のモンスターが特殊召喚された時に発動する。
相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。
「月華竜 ブラック・ローズ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
効果が無効になったりはしませんが、シンクロモンスターってS召喚に成功した場合に〇〇ってテキストを持ってる事がかなり多いので、フル活用できるモンスターそれなりに限られてきますね。
―――まぁ、月華竜みたいに普通に機能してくれるモンスターもそれなりにいるので、悲観する程では無いんですけどね。
《シューティング・ライザー・ドラゴン》による蘇生からの相手ターンシンクロや、《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》による一時的な制圧等は普通に実用的だと思うのでオススメ!
後は、最近エラッタで解禁された《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》等も良いかも?
「光来する奇跡」と併用するとちょっと面白い
(1):このカードの発動時の効果処理として、
手札・デッキからドラゴン族・レベル1モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。
(2):お互いにフィールドの「スターダスト・ドラゴン」及び
そのカード名が記されたSモンスターをEXデッキに戻す事はできない。
(3):Sモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
以下の効果から1つを選んで適用する。
このターン、自分の「光来する奇跡」の効果で同じ効果を適用できない。
●自分はデッキから1枚ドローする。
●手札からチューナー1体を特殊召喚する。
エンドフェイズにEXデッキに戻ってしまう《くず鉄の神像》ですが、同じくスタダのサポートカード(正確には遊星関連カード)である《光来する奇跡》が場にあると、②効果でEXデッキへの強制帰還を防いでくれる等、絶妙なシナジーがあって面白いです。
③効果の発動トリガーを満たす事も出来るし、元々意識された設計になってるんでしょうね。
「赤き竜」の特殊召喚は相手依存なのでオマケ位に捉えておいた方が良さげ
星12/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「赤き竜」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分・相手ターンに、「赤き竜」を除く、フィールドのレベル7以上のSモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをEXデッキに戻し、対象のモンスターと同じレベルのドラゴン族Sモンスター1体をS召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
②効果による《赤き竜》を特殊召喚する効果も勿論強力ですが、相手依存なのであくまでオマケ程度に捉えておいた方が良さげ。ただ、《くず鉄の神像》がセットされている限り、相手は軽率に《ハーピィの羽根帚》等を発動できなくなるはずなので、牽制としてはかなり優秀と言えます。
《くず鉄の神像》以外にも厄介な永続魔法・永続罠等を沢山並べて制圧すれば、相手に苦渋の決断を強いる事もできそうですね。
▲《赤き竜》の関連記事は上記からどうぞ!!
くず鉄シリーズも大所帯になってきました!
冒頭にも書きましたが、「くず鉄」シリーズも、かかし、像、シグナル、神像で合計4種類目。使用率だけで見るとそこまで使われているカードでは無いかもしれませんが、使用後に再セットされる罠ってだけでもかなり個性的ですし、効果自体はどれも強いですからね!まぁ、欲を言うならサーチし易くなると良いかも?
コメント
手間だが輪廻独断と併用すれば基本的に墓地の7・8は全て適用可能になるのか?EXに戻るせいでそこまでして使うかは別だけど
これで色々考えた結果、単にスクラップドラゴンを毎ターン蘇生させて効果使った方が強いと気づいた
ハーピィなどの除去にチェーンして発動すれば墓地か除外のモンスターを出してそのままセット後に除去されるので、赤き竜の特殊召喚に繋がりますね。
アクセルスタダなら本家スタダ呼びつつ墓地に戻れるからもう一回出すって事も出来るな。チューナー余ってるなら序でにバロネス辺りも出せるし
まぁ使い回そうとすると枠の無駄遣いになるからどっちかって言うとアクセルスタダ止められた時の保険的な感じになるけど