今日の朝記事は、2025年1月25日発売『アライアンス・インサイト』にノーマルレアで収録された通常罠カード《アブダクション》に注目してみました。
―――ーこのグレートアンガス、この後死んじゃうだよね……。
という事で、懐かしの罠カード《キャトルミューティレーション》の1コマ前を描いたカードが、20年の時を経てようやく登場しました。20年ぶりの真実という事で、イラスト自体はかなり興味深いですが、正直な所、カードとしてはかなり使い辛いと思います（白目）。
「アブダクション」効果考察
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。
元々の種族と元々の属性と元々のレベル・ランク・リンクが
対象のモンスターと同じモンスター１体をデッキ・ＥＸデッキから除外し、
対象のモンスターのコントロールを得る。
元々のカード名が対象のモンスターと同じモンスターをこの効果で除外した場合、
この効果でコントロールを得たモンスターの効果は無効化される。
安定発動させるのが激ムズ過ぎる！
効果自体は結構強いとは思うんですが、どう考えても条件が厳し過ぎます。
相手が何を出してくるか一切分からない状況で、対象としたモンスターとレベル・属性・種族が一致するモンスターをデッキ・EXデッキから除外するって…エスパーか何かかな？
いや、環境を読んである程度寄せる事は出来るでしょうけど、《アブダクション》を成功させる為だけにデッキ構築を歪ませるのは結構狂気じみてる気がしますね（笑）。
しかも、同名を除外すると効果が無効になるという謎の縛りまで用意されてて、この手のカードの中でも相当厳しい条件を抱えた1枚なんじゃないでしょうか？
(1)：相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターのコントロールを得る。
そのモンスターは自分フィールドに存在する場合、攻撃できず、効果を発動できない。
そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。
コントロール奪取するだけならそれこそ《大捕り物》で十分だろうし、条件が厳しいならその分効果はもっと強くしてくれても良いのになぁ……って思っちゃいますね。
例えば、手札から発動が可能になるとか、同名モンスターを除外した場合は相手のデッキ・手札・墓地から同名モンスターを全て除外するとか、そういうボーナスみたいなのがあっても良かった気がします。…ここまで盛ってもまだまだ全然いけそうですもんなぁ……。
(1)：レベル・ランクの合計が、お互いの手札・フィールドのカードの数と同じになるように、
自分のＥＸデッキからＸモンスター２体（同じランク）と融合モンスター１体を除外する。
その後、以下の効果を適用できる。
●相手フィールドの表側表示モンスター１体を選び、
レベル・ランクの合計がそのモンスターのレベル・ランクと同じになるように、
自分の除外状態の、Ｘモンスター１体と融合モンスター１体をＥＸデッキに戻す。
その後、相手フィールドのカードを全て除外する。
《連慄砲固定式》くらい滅茶苦茶してくれたらロマンもあるんですけどね（こっちは逆に強すぎてロマンを飛び越えてる気もしますが）。
除外もシナジーさせたいが、そう上手くはいかない！
本当は除外部分もうまくシナジーさせていきたい所なんですが、それも結局相手の出方次第なので、流石にそれ込みでデッキを構築する訳にもいきません。
――――本当なら。
▲レベル4の闇属性・アンデット族のコントロールを奪いながらネクロフェイス効果を狙ったり…
▲レベル4の炎属性・アンデット族のコントロールを奪いながら1面除去したり…
▲レべル7の各属性のドラゴン族のコントロールを奪いながら征竜の効果に繋げたり…
あれやこれやと色んなコンボは思い浮かぶものの、それを支えきる事ができない（白目）。
せめて何か一つくらい免除してくれればもう少し使い易かったんですけどねぇ。
せめて名称ターン1は許して欲しかった
構築段階から相当無理難題を強いられるカードなので、せめて名称ターン1は許して欲しかった…。これで重ね引き駄目なのは流石に辛ぇなぁ。
コメント
同名除外で効果無効ってめちゃくちゃメリットじゃないですか？
厳しい条件満たしてもパクって終わりなら使う意味ないです
除外の的に関してもサモンソーサレスで任意のモンスターを送りつけたりといくらでも工夫の余地はありますしこの考察はあんまりな気がします
寄生虫パラサイドのデッキ強化パーツだ！
裁定にも書いてあるのですが、奪っても相手フィールドを昆虫族にする効果は消えない！
・・・やっぱ遠回りだなあw
後はデッキが歪みにくいのは、川中島ギミックかな、罠の遅さをどうするかの問題はあるけど・・・