「貪欲な瓶」ただのドロー効果ではない！魔法や罠もデッキに戻せる貴重なカード

『クロスオーバー・ソウルズ』で加わった新たな入れ物「貪欲な瓶」

あの世界には欲にまみれた入れ物が本当にあふれていますね…。
今回は決して「強欲」にはなれない「貪欲な」入れ物シリーズについて書きたいと思います。

貪欲な瓶

通常罠
「貪欲な瓶」は１ターンに１枚しか発動できない。
①：「貪欲な瓶」以外の自分の墓地のカード５枚を対象として発動できる。 そのカード５枚をデッキに加えてシャッフルする。 その後、自分はデッキから１枚ドローする。

罠カードであり、ドロー枚数も1枚。一見「貪欲な壺」の下位互換カードにも見える。
しかし、デッキに戻す事に関してはとてつもなく高性能だ！

「貪欲な壺」ではモンスターしか戻すことはできないが、「貪欲な瓶」ならば種類を問わずデッキに戻すことができる。種類を問われないという事は、当然発動条件もゆるくなるという事である。

魔法・罠をデッキに戻す手段は意外と少なく、更に５枚という数は破格である。
では、実際にどうやって使用するのか！？少し考えてみましょう！

デッキに残しておく必要があるカードをとにかく戻す。

遺言の仮面
通常魔法
①：このカードをデッキに戻してシャッフルする。
②：このカードが「仮面魔獣デス・ガーディウス」の効果で装備されている場合、 装備モンスターのコントロールを得る。

「仮面魔獣デス・ガーディウス」の効果の関係上、デッキに「遺言の仮面」を置いておく事が絶対条件になる。手札に引いてしまった「遺言の仮面」は自身の効果によってデッキに戻す事ができるのでケアできるが、墓地に落ちてしまったものに関してはそうもいかない。

こういう絶対にデッキに残しておかないと機能しないカードをデッキに採用する場合に「強欲な瓶」は重宝するはずです。

サーチ能力が高い魔法を再利用できる。

「トゥーンのもくじ」や「魔力掌握」などのサーチ能力高め系の魔法カードを再利用することが可能になります。特に「トゥーンのもくじ」はぐるぐる回ってくれそうですね！「貪欲な瓶」を入れる事で事故率が上がるって！？（うーん）

制限カードを使いまわす

「ハーピィの羽根帚」などの強力な制限カードを戻して再利用できる事も魅力のひとつ。ハーピィデッキならば、「ヒステリック・サイン」によってサーチも可能なので、「ハーピィの狩り場」と一緒にデッキに戻してやってもすぐに手札に引き込む事も可能でしょうね。

5枚戻すという行為も圧縮能力の高いデッキならば、そこまで苦にはならないはず！？

決して「貪欲な壺」の下位互換ではない。

やはり[通常魔法]でありドロー枚数も2枚である「貪欲な壺」と比較すれば、少し遅くドロー枚数の少ない「貪欲な瓶」の評価は低くなるかもしれないが、デッキに戻すという行為を目的とするならばこちらの方が良い場面も多いはずです。

「貪欲な壺」と「貪欲な瓶」

デッキに合わせてうまく使い分けていきたいカードですね！
はっ！「貪欲で無欲な壺」の事を忘れてました！

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