スペクターの聖天樹コンボによって手も足も出ない状況のプレイメーカー。
正直、その鉄壁コンボだけでもどうしようもない感じなのに、更に晃お兄様という名の絶対防御壁まで展開されてマジで絶体絶命。
勝利する為には草薙さんのハッキング能力が不可欠。い、急いでくれ…草薙さん!
©高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS ©Konami Digital Entertainment
止まる事を知らないスペクターの鉄壁&猛攻
「聖天樹」モンスターを絡めた鉄壁から放たれる猛攻の数々、素晴らしかったですね。
途中、母なる「聖天樹」を含むフィールドが全壊した際の狂気っぷりは、遊戯王史に残る見事な狂乱だったと思います。
《聖天樹大母神(ドリュアトランティエ)》の美しい桜のイメージも素敵でしたが、《聖天樹の呪精》によって蘇生されたのちのオドロオドロシイイメージも素敵でした。
「母は子の為なら鬼にもなる」とはよく言いますが、そういう母親の優しさや強さのイメージが「聖天樹(サンアバロン)」モンスターは的確に表現できていたと思います。
OCG化は至難の技と思いますが、是非とも頑張っていただきたいですね(ニッコリ)。
晃の覚悟。衝撃の展開。
晃お兄様が人質になった時点で覚悟はしていましたが、やはり自ら死(データ化)を選ぶ選択はあまりにも衝撃的。
遊作との過去のデュエルでは、道を示そうとして失敗した晃さんでしたが、違う意味で今回は遊作の背を押してあげれたのではないでしょうか?
電脳ウイルス柵を除去しようとして失敗した草薙さんの痛み。歪んだ口元と強く握られた拳が印象的でした。
晃の行動がプレイメーカーの迷いを断ち切る
しかし、この晃お兄様の行動が、結果的にプレイメーカーの覚悟を後押ししたのは事実。
「俺は勝つ為のデュエルしかしないと…」
「デュエルはただ勝ち負けを決める為の道具ではない」事を知っている遊作だからこそ、この言葉に重みが出て来るというものです。
《トークバック・ランサー》や《リンク・アトロシティ》等、面白そうなカードは多数登場しましたが、正直カードの内容が入ってこないくらいには緊迫した展開だったと思います。
表情・作画・演技・台詞の総合力がとても高いシーンでした。
聖天樹とともに散るスペクター
「樹木がお母さんなんてありえねぇだろ!」と言ってしまえばそれまでですが、人間の母の愛も強さも知らないスペクターにとっては、この「聖天樹」こそが真の母だったのでしょうね。
最後は母の炎によって焼かれ散ってしまったスペクターでしたが、その表情はどことなく安らかだったのが印象的でした。
とんでもないサイコパスではありますが、ここ数話の間で我々視聴者のハートを完全掌握したスペクターさん。彼にも何かしらの救済の手があって欲しいなぁ…。
コメント
財前は草薙さんが助けてくれるのとばかり思ってました。自らデータ化する晃の顔がすごかったです。
草薙さんが何とかするとばかり思ってたわ
クズで普通に憎める敵だったけど、最後は印象的だった。
これで終わりじゃなくて今後も敵として遊作たちの前に現れてほしいなー
で、鬼塚は誰と戦うの?
スペクター ハノイ編?がおわったあと再登場して プレイメイカーと再デュエルして 財前兄の時みたいに墓地からリンクモンスター戻して仲間に…てきな展開になりそう
知ってるか分からないけど、スペクターは「鉄のラインバレル」の原作に出てきた桐山みたいな立ち位置になりそう。はじめは敵として出て来て、再登場したら改心して味方のために戦いに参加するって感じで。
最愛の相手のために自害はよくあるイメージだけど今回は信頼する知り合いに全てを託す熱いシーンでとてもかっこよかったですね。
コードトーカー蘇生したLv2以下を素材指定するLINKモンスターがでましたね。これは是非ともOCG化希望です
正直、ここで晃が退場するのは完全に予想GUYでした
草薙さんならやってくれる! と思い込んでいたので、失敗からの台パンは見ていて苦しかったですね……
スピード感もあり、迫力もあるいいデュエルだったけど、遊作がドローゴーだったのが唯一気になっちゃいました
どの道戦術の要の聖天樹を破壊する為には、人質抜きにしてもその場しのぎばかりで打つ手がないフリをして攻撃を誘わなといけないので、気になるどころかむしろ見返して感心したくらいだったけどなぁ
今週は終わってみれば終始遊作が盤面の動きをコントロールしてた様に思います