今日の夜記事は、2023年4月22日発売『DUELIST NEXUS(デュエリスト・ネクサス)』に収録される新カード《エヴォルカイザー・ラーズ》の特集です。
【エヴォル】のテーマ強化と共に公開された超強力な汎用ランク6エクシーズで、爬虫類族や恐竜族のテーマに大きな恩恵をもたらす期待の1枚。これ、マジでめっちゃ強いですね……。
エヴォルカイザー・ラーズ|効果考察
ランク6/炎属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
レベル6モンスター×2
(1):相手はX素材を持っているこのカードをモンスターの効果の対象にできない。
(2):相手がカードの効果を発動した時、このカードのX素材を2つ取り除き、相手フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる(このカードが爬虫類族・恐竜族モンスターのみをX素材としている場合、取り除くX素材の数を1つにできる)。そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
収録:【DUELIST NEXUS|デュエリスト・ネクサス】
相手のモンスター効果の対象にならない妨害効果持ちの2500
▲ソルデは素材を持っていると効果破壊されないので、それを意識して耐性が盛られたっぽい?
相手のモンスター効果の対象にならない耐性を持った2500打点のモンスターが、②効果レベルの妨害を持っているってのが相当やばいですよね。まぁ、魔法や罠の対象にはなってしまうんですが、そうなったら②効果で無効にすればいいだけですし、これは相当処理し辛いでしょうね。
確か、ランク6エクシーズの《エヴォルカイザー・ソルデ》も破壊耐性効果を持っていたはずなので、上位ランクの「エヴォルカイザー」は、耐性で強さを表現してるのかもしれませんね。
カードの種類を問わず表側表示カードの効果を何でも無効!
相手の発動した効果に直接チェーンし、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象にして効果をターン終了時まで無効にする効果。相手フィールドの表側表示カードならカードの種類を問わず対象にとれる為、モンスター効果・魔法・罠と、幅広い範囲をカバーすることができます。
また、トリガーとした効果と対象とするカードは必ずしもイコールである必要がないので、状況に応じた臨機応変な対応が可能な効果になっています。※相手が手札や墓地で発動した効果をトリガーとして、相手フィールドの表側表示を対象にとって無効にする……なんて芸当も可能。
爬虫類・恐竜族デッキで出すと更に強力!
既に十分過ぎる強さを持つカードですが、その真価は恐竜族・爬虫類族デッキでこそ発揮!
なんと、爬虫類族・恐竜族モンスターのみをX素材としている《エヴォルカイザー・ラーズ》は、発動の為のX素材が1つでOKになるのだ。そして、ラーズの効果にターン1なんて文字は無い!!
恐竜族・爬虫類族のみで展開したラーズに含まれる妨害数は2回分だぜ!
普通に汎用ランク6として優秀!
ランク6/光属性/戦士族/攻2700/守2000
レベル6モンスター×2
相手フィールド上で効果モンスターの効果が発動した時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果を無効にし、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
コストや止められる範囲で《フォトン・ストリーク・バウンサー》のアイデンティティもギリギリ奪われてないし、これは配慮された良いカード!活躍のメインは恐竜族・爬虫類族デッキになるでしょうけど、汎用としても見所十分です。
コメント
汎用性あって、種族の長所としても十分機能する効果を備えてるのはとても嬉しいんだけど、エヴォルを無視して普通に恐竜族で使われそうなのだけは悲しい
解説見て気づいたけど(2)の効果はだらだら書いて爬虫類族・恐竜族つけて無理やりエヴォルっぽくしてるけど、やってることは劣化アビスだこれ。
まずアビスと違い1ターンに制限なく撃てる時点で劣化は早計かと思います
そして⑵の通し易さに⑴が強く連動するのも見逃せません
なにより特異点という大きな強みを持っていますから「ぽい」でなく立派なエヴォルだと思います