『サーキット・ブレイク』に収録された注目カード《亡龍の戦慄-デストルドー》を【ジャック・リゾネーターシンクロデッキ】で使用してみた印象を簡単にまとめてみました。
《亡龍の戦慄-デストルドー》自体のポテンシャルがかなり高いので試さずともある程度マッチする事は予想していましたが、正直、想像以上の高相性具合でした。
《亡龍の戦慄-デストルドー》によってもたらされた新ルート等々、マルっとお届けします。
亡龍の戦慄-デストルドー
チューナー・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守3000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、 LPを半分払い、自分フィールドのレベル6以下のモンスター1体を対象として発動できる。 このカードを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードは、レベルが対象のモンスターのレベル分だけ下がり、 フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
関連記事:【亡龍の戦慄-デストルドーの効果でレベル7シンクロ】
《終末の騎士》がレベル7シンクロへと化けるスーパーチューナーって事で大注目のカードですが、ライフ半分というコストのデカさから尻込みしている人も意外と多いのではないでしょうか?
しかし、【ジャック・リゾネーターデッキ】ならばそんな重すぎるコストも何のその!!
ライフコストを気にせず《亡龍の戦慄-デストルドー》をフル活用できる相性の良さをご覧あれ。
【注目1】ライフコストの重さは《レッド・リゾネーター》が補ってくれる
チューナー・効果モンスター
星2/炎属性/悪魔族/攻 600/守 200
「レッド・リゾネーター」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。 手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時、 フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力分だけ自分はLPを回復する。
勿論、ライフ半分というコストは恐ろしく重いのですが、《レッド・リゾネーター》のライフゲイン効果のおかげでその負担はかなり軽減できている印象です。
綺麗に回り出した【ジャック・リゾネーターデッキ】ならば4000くらいすぐに取り戻せる数字ですしガンガン支払ってやりましょう。(ゲイン効果までたどり着けない状況ならどうせ負けが濃いので潔く!!)
【注目2】《レッド・リゾネーター》+《終末の騎士》で《えん魔竜レッド・デーモン・アビス》が成立する
シンクロ・効果モンスター
星9/闇属性/ドラゴン族/攻3200/守2500
チューナー+チューナー以外のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体
「えん魔竜 レッド・デーモン・アビス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。 この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、 自分の墓地のチューナー1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
《亡龍の戦慄-デストルドー》を使う最大の利点は《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》へのアクセスルートが増える事にあります。
例①:手札《レッド・リゾネーター》《終末の騎士》の場合
- 《レッド・リゾネーター》召喚効果⇒《終末の騎士》SSから効果で《亡龍の戦慄-デストルドー》を墓地に落とす。
- レゾネ+終末で《レッド・ライジング・ドラゴン》をシンクロ召喚⇒効果でレゾネ釣り上げ&ライフゲイン(LP10100)
- ライジングドラゴンを対象に墓地のデストルドー効果でSS(LP5050・デストルドーレベル1に)
- ライジングとレゾネで《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》シンクロ召喚
- スカーライトとレベル1のデストルドーで《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》
例②:手札同じ(ライフに余裕+レゾネ残すプラン)
- 《レッド・リゾネーター》召喚効果⇒《終末の騎士》SSから効果で《亡龍の戦慄-デストルドー》を墓地に落とす。
- 終末を対象にデストルドー効果でSS(デストルドーレベル3に)
- 終末とレゾネで《レッド・ライジング・ドラゴン》シンクロ召喚、レゾネ効果でライフゲイン(LP6100)
- ライジングとレベル3のデストルドーで《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》
※ちなみに《終末の騎士》で《ダーク・リゾネーター》を墓地に落としても《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》ルートが成立します。管理人は両方ピンで採用して状況に応じて使い分けるようにしています。
【注目3】ルートを変えると《水晶機巧-グリオンガンド》も出せる
シンクロ・効果モンスター
星9/水属性/機械族/攻3000/守3000
チューナー2体以上+チューナー以外のモンスター1体
(1):このカードがS召喚に成功した場合、 そのS素材としたモンスターの数まで相手のフィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。 そのモンスターを除外する。
(2):S召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、 このカード以外の除外されている自分または相手のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
アビス展開ルートのルートを少し変えると《水晶機巧-グリオンガンド》を出す事も可能です。
例:手札《レッド・リゾネーター》《終末の騎士》の場合(グリオンガンドルート)
- 《レッド・リゾネーター》召喚効果⇒《終末の騎士》SSから効果で《亡龍の戦慄-デストルドー》を墓地に落とす。
- 終末の騎士を対象にデストルドー効果でSS(LP4000・デストルドーレベル3に)
- レゾネ(lv2チューナー)+デストルドー(lv3チューナー)+終末(lv4)で《水晶機巧-グリオンガンド》をシンクロ召喚
【注目4】《シンクローン・リゾネーター》+《終末の騎士》で《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》が成立する
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 この効果でモンスターを破壊した場合、 このカードの攻撃力はターン終了時まで、 この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(2):このカードがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。 このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、 戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
本来ならば結構きついはずの手札が《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》に早変わり!
例:手札《シンクローン・リゾネーター》《終末の騎士》の場合
- 《終末の騎士》を召喚⇒効果で《亡龍の戦慄-デストルドー》を墓地に落とす。
- 終末を対象にデストルドー効果でss(lp4000・デストルドーレベル3に)
- 終末とデストルドーでレベル7シンクロ(とりあえずクリアウィング)
- 《シンクローン・リゾネーター》をSSして《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》
ちなみにこのルート・・・とあるシンクロモンスターを出す事も可能です(*´ω`*)
〈やぁ!!〉
《覇王白竜オッドアイズ・ウィング・ドラゴン》
シンクロ・ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
【Pスケール:青10/赤10】
(1):1ターンに1度、自分のモンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。 その自分のモンスターの攻撃力はそのダメージステップ終了時まで、 その相手モンスターの攻撃力分アップする。
【モンスター効果】
闇属性チューナー+チューナー以外の「クリアウィング」モンスター1体
このカード名の(1)(2)のモンスター効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):S召喚したこのカードが存在する場合、お互いのバトルフェイズに発動できる。 相手フィールドのレベル5以上のモンスターを全て破壊する。
(3):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。 このカードを自分のPゾーンに置く。
ちなみに《シンクロコール》でも出せる闇属性ドラゴン族です。
《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を押しのけてまで採用するカードではないですが、格好良い上に他の人とあんまり被らないって点が最大の強み。あと、出ると流石に強いです。
《デストルドー》の登場で《終末の騎士》を混ぜる旨味が増しました!
《亡龍の戦慄-デストルドー》が優秀なのは勿論ですが、それをサポートする《終末の騎士》の有能さがヤバイ(語彙力低下)。
《黒き森のウィッチ》も準制限だし、「ジャック・リゾネーターデッキ」に追い風来てるでぇぇ!!
近日中にデッキレシピを公開予定なので、お楽しみに(*´ω`*)b
コメント
マスマティシャンで落とせるモンスターは星4なので、デストルドーでは落とせませんね
モンスターだとダーク・グレファー、創世の竜騎士、クローラー・デンドライトが使えます
マスマティシャンの効果を間違うのはこれでなんどめだろう…本当によく間違えるんです。スイマセン( ;∀;)
デストルドーと終末のセットいいですよね。
自分はジャックデッキ以外でもペンデュラムデッキでメテオバーストドラゴンを召喚してスケールのレベル7呼び出してギャラクシートマホークに繋げたりしています。
《レッド・リゾネーター》召喚効果⇒《終末の騎士》SSから効果で《亡龍の戦慄-デストルドー》を墓地に落とす。
終末の騎士を対象に墓地のデストルドー効果でSS(LP4000・デストルドーレベル3に)
レゾネ+終末で《レッド・ライジング・ドラゴン》をシンクロ召喚⇒効果でレゾネ釣り上げ&ライフゲイン(LP6100)
ライジングとデストルドーで《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》シンクロ召喚
これで場にレゾネが残るのとライフが多めに残ると思うんですが、どうでしょうか。
ですね!その方がライフもレゾネもお得で良いっすね。 ただスカーライトを墓地に置いておきたいという可能性もあるので両方記載しておきます。(*´ω`*)
なるほど。たしかに蘇生できる状態を作っておくのはいいと思います。
後、動きとしてはよく知られてますが、アビスで戦闘ダメージを与えられる状態であれば、墓地のレゾネを蘇生することでさらにライフが回復できる可能性があるので、レゾネが墓地にいるほうがいい場合もあると思いました。
レッドリゾネーターと終末の騎士が手札にいるなら、
終末でダークリゾネーター落としてライジングで拾った方がライフ使わなくていいと思います。
(デストルドを使うコンボの一つだとは思いますが、アビスに行くならこっちのが良いかと)
こいつ便利ですよね
ヴァレットに1枚入れてるんですが終末の騎士でこいつ落として邪竜星ガイザー出して効果でタツノオトシオヤ出してトークン出してリンクしてって感じで1枚でヴァレルロード出せるんでかなり便利です
絶対載せるだろうなぁって思ってたww
やっぱりレッドデーモンは最高だぜ
涎だらだらの記事ありがとうございます!レモンの人です。
終末の騎士そのものもサモプリでリクルート、増援でサーチ、戦士の生還でサルベージとやり放題出来るのが魅力です。また、リゾネーターを墓地に2枚置けばリゾネーターエンジンでサーチも可能とレベル4との高い互換性を持つのが魅力ですね。
デルトルドーも強力で、終末の騎士一枚で呼び出せるのも魅力の1つ…終末1枚でガイザーに繋げオトシオヤからレモンに繋げる事も出来ます。
派生パターンが多いのが魅力ですよね♪